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切りしろ・刃厚の考え方 CUT WITH A PLAN.

線にも、幅がある。

図面では一本の線でも、切断すると材料が失われます。刃厚と捨て寸を分けて考えると、足りない数ミリを防げます。

鋸身厚と、刃先厚は別の寸法。

カタログでは、鋸の本体の厚さと、刃先の厚さが別項目になっています。材料が失われる幅には刃先の幅が関係します。このツールの「刃厚」は、実際の切断で失われる幅として入力する数値です。

初期値の3mmは入力例で、すべての鋸に共通の推奨値ではありません。使用する刃と機械の仕様や試し切りを確認し、店舗に加工を依頼する場合はその店舗の切りしろへ変更します。

切断回数を、部材数だけで決めない。

1800mm材から600mmを2本取り、残りも分けると600+3+600+3=1206mmを使い、594mmが残ります。900mmと897mmを取る場合は900+3+897=1800mmで、最後の部材は端まで一致し、もう一回の刃厚を引きません。

残りが刃厚より小さいときは、その残り全体を切断損失として数え、負の長さの端材を作りません。板取りでは区画を通し切りする線の長さ×切りしろを面積として数えます。

外周の捨て寸は、片側ずつ。

端の欠けや直角を整えるため、外周を使わない寸法が捨て寸です。片側10mmなら長尺材は長さから20mm、板材は長さと幅の両方から20mmを引きます。

このツールの捨て寸には、外周を落とす切りしろも含めます。端を5mm整え、さらに刃厚3mmが内側へ入る条件なら、その端は8mmを使わない条件として見積もります。四辺ごとの異なる捨て寸は扱わず、左右・上下で共通の値にします。

計算方式と、案の選び方。

長尺材は部材の並べ方3通り、板材は並べ方4通り×分割方向2通りの8候補を比較します。配置できない部材が少ない案、購入本数・枚数が少ない案、購入材の量が少ない案、使用親材が少ない案の順で選びます。

全組み合わせを探索する方式ではないため、最小購入数や最安値は保証しません。単価は選ばれた案の材料費を表示するための値で、最安値を基準に案を選ぶ値ではありません。

部材の重なり、木目・回転制限、親材からのはみ出し、要求した部材数、通し切断による面積の一致を計算後に検証します。木材の強度・欠点・工具の加工可否や作業手順の安全性は判定していません。

方式・参照資料

確認日:2026年10月10日。計算式と具体例は、このツールの入力条件に基づく説明です。