歩留まり率の分母を揃える。
歩留まり率=部材の量÷投入した親材の量×100。長尺材を同じ断面で使うなら長さ、同じ厚さの板材なら面積で比較できます。長さと面積、厚さの違う板の面積を混ぜると、同じ意味の割合になりません。
木取り・板取りの結果では、使った親材の外寸を分母とし、配置された部材の切り出し寸法を分子とします。入力した上限数量の全材を投入量には数えません。
差分を、全部「廃棄」とは呼ばない。
投入量から部材量を引いた差分には、刃厚で失った分、端部の捨て寸、まだ使える端材が含まれます。この計算器で出す差分は、それらの合計です。再利用できる量は切断図の残材を別に確認します。
同じ歩留まりでも、細い余りが何本も出る案と、幅のある端材が一枚残る案では次の用途が違います。木取り・板取りでは残る形・寸法と保存する最小寸法を見て判断します。
高い割合だけを目的にしない。
購入数、切断回数、加工のしやすさ、使い残しの形を一緒に見ます。このツールは未配置と購入数を先に比較するため、歩留まり率だけで最良の案を決めていません。
部材へ加工代を足している場合、分子には加工代を含む切り出し寸法が入ります。完成品の寸法を分子にする率とは異なるので、他の案や過去の記録と比較するときは条件を揃えてください。
方式・参照資料
確認日:2026年10月10日。計算式と具体例は、このツールの入力条件に基づく説明です。
- ノダ:合板の取扱製品・寸法
寸法表示と製品ごとのサイズ例。寸法が同じでも用途や等級は別に確認する。
- マキタ:切断工具カタログ・刃物の寸法表
鋸身厚と刃先厚が別項目で表示されることの確認。使用する刃・機械の実値に置き換える。
- このツールの計算方式
katonoboの計算モデル。長尺材は3候補、板材は8候補を比較するヒューリスティック。最小購入数や最安値の証明ではない。