処暑の意味と、読み方。
暑さが次第に収まるころ、という節気。昼と朝夕の差を見つける時期です。
暑さの終わりを保証するものではありません。日中に暑い日が続いても、朝の風や夜の音の変化を観察できます。
処暑は、いつ。
2026年の処暑
8月23日
節入り 11:19(日本標準時)
期間:8月23日〜9月6日
国立天文台・暦要項
年によって日付が変わります。日付検索では、節入りの時刻を含む日を終日その節気として表示します。
処暑の、三つの候。
候の期間は太陽の視黄経を5度ごとに分けた算出目安です。
初候 · 8月23日ごろ〜
綿柎開
わたのはなしべひらく
綿の実を包む部分が開き、白い綿が見えるころ。
花が咲くこととは違います。綿の実や写真を見るなら、硬い殻と柔らかい中身の境目に注目します。
次候 · 8月28日ごろ〜
天地始粛
てんちはじめてさむし
空と地に、涼しさや静けさが増すころ。
毎日の気温が下がり続けるわけではありません。同じ場所で、夕方に聞こえる声の種類や数を比べます。
末候 · 9月2日ごろ〜
禾乃登
こくものすなわちみのる
稲などの穀物が実るころ。
田があれば、穂の角度と色を観察する。田がなければ、食卓の米から収穫と暮らしのつながりを考えます。
暮らしで、見つける。
01 / 光と空
日中の雲と、夕方に見える雲の高さや色を比べる。空全体より、一つの雲の縁を追います。
02 / 身近なもの
同じ道の葉や草が、朝にはどんな触感に見えるか。実際に触れなくても、水滴の光が手がかりになります。
03 / 暮らし
夜に窓を開ける時間が変わったか。暮らしの手順を、先週と一つだけ比べます。
自分の景色を、言葉へ。
書き始める問い
昼と夜のあいだで、役目が変わるものは何?
昼には閉じていた窓を、食後に開けた。机の紙が動くほどではない風が入った。
katonoboの描写例まず、見たものを一つ選びます。例の景色をなぞるより、形・音・光・動きのうち、自分が気づいた違いを一つ書き残してください。
この季節の、言葉を選ぶ。
暦の季節と歳時記の分類には違いがあります。日付だけで季語を選ばず、意味と実際の景色を確かめてください。