初日
はつひ
元日の太陽。また、その日の初めの日の光。
景色と、描写のヒント
描ける景色
山や建物の縁から光が出る。空全体より、光が最初に触れた手すりや顔を選ぶこともできます。
書き始める問い
最初の日の光は、身近な何を照らしましたか。
違いを確かめる
初日と初空
初日は元日の太陽や光、初空は新年に見上げる空。光が届く一点を描くか、雲を含む空の広がりを描くかで選べます。
季節の参照:季語一覧 PDF 26–28ページ · 分類・音数の前提
季語 WORDS FOR A SEASON.
最初の光、いつもの椀、新しい一日。見慣れたものを見直す新年を、20の言葉から探します。
言葉の索引
語の中の「景色と、描写のヒント」をひらくと、
観察の問いと似た語との違いが読めます。
新年の20語から探します。 全100語から探す
この集は100語の収録です。言葉を短くするか、音数・景色の条件を広げてみてください。
はつひ
元日の太陽。また、その日の初めの日の光。
山や建物の縁から光が出る。空全体より、光が最初に触れた手すりや顔を選ぶこともできます。
最初の日の光は、身近な何を照らしましたか。
初日は元日の太陽や光、初空は新年に見上げる空。光が届く一点を描くか、雲を含む空の広がりを描くかで選べます。
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はつゆめ
新年に見る最初の夢。どの夜を指すかには習慣の違いがあります。
起きてすぐに話した断片、忘れかける色。夢の吉凶を決めず、覚えている感覚を一つ書き留めます。
夢から起きたとき、一番残っていた感覚は何ですか。
初夢は新年の夢の体験、去年今年は年をまたぐ時間の境。どちらも時間の変化を含みますが、覚えている像か変わらない室内かで材料が違います。
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ぞうに
正月などに食べる、餅を入れた汁物。具や味は地域・家庭で異なります。
椀のふたを取る手、湯気の向こうの餅。一般的な正月の味でなく、その家の具を一つ選びます。
あなたの椀にだけ入っているように感じる具は何ですか。
柚子湯は冬の湯に浮く実、雑煮は新年の椀にある餅。湯気を描く場合も、入浴か食事かで手の動きや匂いが変わります。
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かどまつ
正月、門口などに立てる松や竹の飾り。
いつもの入口に違う高さや緑が加わる。飾りだけでなく、通る人との距離を見ます。
門松のある入口を、いつもと違う歩き方で通りましたか。
門松は門口の松や竹、注連飾は縄や紙を用いた飾り。入口の高さを描くか、扉の近くの素材や揺れを描くかを確かめます。
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がんじつ
一年の最初の日、一月一日。
朝から夜までを指せる語。いつもより静かな道や、遅くまで置かれた朝の椀で一日の違いを描けます。
いつもの一日と、時間の流れが違った場面はどこですか。
元日は一月一日の一日、正月は年の初めの時季を広く指します。ある日の具体的な出来事か、数日にわたる暮らしの違いかで選べます。
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こぞことし
去年と今年が接する、年の変わり目を捉える語。
時計の針が動く間にも、部屋は同じまま。変わる暦と変わらない物を一緒に置くと境目が見えます。
年が変わっても、同じ場所にあった物は何ですか。
初夢は新年の夢の体験、去年今年は年をまたぐ時間の境。どちらも時間の変化を含みますが、覚えている像か変わらない室内かで材料が違います。
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しょうがつ
年の初めを祝う時季。
飾りや食事だけでなく、普段と違う人の集まり方。期間を一点に絞るため、手元の物を選びます。
普段より長く、その場所に置かれていた物は何ですか。
元日は一月一日の一日、正月は年の初めの時季を広く指します。ある日の具体的な出来事か、数日にわたる暮らしの違いかで選べます。
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まつのうち
門松などの正月飾りを置く期間。終わる日は地域で異なります。
飾りがまだある入口と、通常に戻り始めた街。全部を正月の景色とせず、残る物と戻る物を見比べます。
正月の名残があったのは、街のどこでしたか。
松の内は正月飾りの残る期間、仕事始は最初の仕事。街に正月が残る一方で机が通常に戻る、といった時間の違いを考えられます。
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はつぞら
新年、初めて仰ぐ空。
太陽だけに絞らず、雲の形や空の広さを見る。どこから見上げたかを添えると、その人の初空になります。
空の手前には、屋根、枝、窓のどれがありましたか。
鰯雲は空の細かな雲の形、初空は新年に見上げるという時間の意味。雲の種類と、見る日を分けて考える比較です。
初日は元日の太陽や光、初空は新年に見上げる空。光が届く一点を描くか、雲を含む空の広がりを描くかで選べます。
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はつなぎ
新年の、風や波が穏やかに静まった海。
岸につながれた船や、わずかな波の動き。完全な静止でなく、静けさの中の小さな動きを見ます。
静かな水面で、それでも動いていたものは何ですか。
初凪は新年の静かな海、初景色は新年に見る景色を広く指す語。海の風や波を確かめたのか、窓から全体を見たのかで選びます。
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はつけしき
新年、初めて目にする景色。
遠い山だけでなく、家の窓から見える道も景色になる。見慣れた場所の一つの違いを拾います。
見慣れた場所で、最初に目が止まったものは何ですか。
初凪は新年の静かな海、初景色は新年に見る景色を広く指す語。海の風や波を確かめたのか、窓から全体を見たのかで選びます。
初富士は新年に見る富士山に対象を絞り、初景色は場所を限定しません。見えている山が富士か確かでなければ、初景色などで実景を描きます。
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はつふじ
新年に初めて見る富士山。
全景が見えるか、一部だけ見えるか。手前の窓枠や家を置くと、どこから見た富士かが伝わります。
富士の手前に、どんな近景がありましたか。
初富士は新年に見る富士山に対象を絞り、初景色は場所を限定しません。見えている山が富士か確かでなければ、初景色などで実景を描きます。
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はつもうで
新年、初めて神社や寺へ参ること。
列で進む足、鈴の音、手を合わせる直前。願いの内容より、その場の具体的な動作を選べます。
列を待つ間、何を見たり聞いたりしましたか。
初詣は参拝、書初は書く行為。年の初めの決意とまとめず、足の動きや筆の止まり方からその場面を描けます。
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かきぞめ
新年に初めて毛筆で文字を書くこと。
紙を押さえる指、墨の濃淡、筆を離す瞬間。文字の意味と別に、書く手の動きを観察します。
一文字を書く間、筆を止めた場所はどこでしたか。
初詣は参拝、書初は書く行為。年の初めの決意とまとめず、足の動きや筆の止まり方からその場面を描けます。
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おとしだま
正月に贈る金品。ここでは、お年玉を指します。
袋の絵、受け取る手、しまうポケット。金額を書かずにも、贈り受け取る距離を描けます。
渡す前と渡した後で、手の位置はどう変わりましたか。
年玉は人の間で贈り受け取るもの、鏡餅は場所に供えるもの。移る物か置かれた物かという視点で、正月の時間を描き分けます。
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しめかざり
正月などに飾る、注連縄を用いた飾り。
縄のより、紙の白さ、扉を開けるときの揺れ。飾りの全体より、素材の違いを一つ選びます。
扉を開けたとき、どの部分が先に動きましたか。
門松は門口の松や竹、注連飾は縄や紙を用いた飾り。入口の高さを描くか、扉の近くの素材や揺れを描くかを確かめます。
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かがみもち
正月に供える、丸い餅を重ねた飾り。
丸い面に窓の光が当たる。上の実や下の紙を添えると、その家の置き場所が見えます。
鏡餅には、どちら側から光が当たっていますか。
年玉は人の間で贈り受け取るもの、鏡餅は場所に供えるもの。移る物か置かれた物かという視点で、正月の時間を描き分けます。
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とそ
正月に、祝いのために飲む酒。
杯を差し出す手、受け取る順番、置いた盆。味の説明より、杯が人の間を移る小さな動作を見ます。
杯を渡す前と後で、手の位置はどう変わりましたか。
屠蘇は正月に飲む祝いの酒、七種粥は一月七日の粥。杯が人の間を移る手順と、匙で緑をすくう動作では、食卓の場面が変わります。
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ななくさがゆ
一月七日、七種の若菜などを入れて食べる粥。
白い粥に残る緑、椀から出る湯気。草の種類の説明より、ひとさじの見え方を選びます。
すくった匙の中に、緑はいくつ見えましたか。
屠蘇は正月に飲む祝いの酒、七種粥は一月七日の粥。杯が人の間を移る手順と、匙で緑をすくう動作では、食卓の場面が変わります。
季節の参照:季語と歳時記の会「七種」 · 分類・音数の前提
しごとはじめ
新年になって初めて仕事に取りかかること。
机の上を空ける手、最初に鳴った電話。気合いという説明を、始めるための一つの作業に置き換えます。
仕事を始める前、最初に動かした物は何でしたか。
松の内は正月飾りの残る期間、仕事始は最初の仕事。街に正月が残る一方で机が通常に戻る、といった時間の違いを考えられます。
季節の参照:季語一覧 PDF 26–28ページ · 分類・音数の前提