katonobo

季語 WORDS FOR A SEASON.

秋の言葉を、ひらいてみる。

月明かり、草むらの声、水の透明さ。遠くと近くを見直す秋を、20の言葉から探します。

言葉の索引

語の中の「景色と、描写のヒント」をひらくと、
観察の問いと似た語との違いが読めます。

秋の20語から探します。 全100語から探す

ひらがな・カタカナに対応。空白で区切ると、すべての言葉を含む語を探します。

意味・景色も検索。入力した言葉は送信しません。

言葉を、ひらく。

20語

秋天文2音

月

つき

季節を添えずに詠む月は、俳句では秋の季語として扱うのが一般的です。

景色と、描写のヒント

描ける景色

空の月と、地上にできた影。丸さを説明する以外に、月明かりで見えた物を選ぶ方法もあります。

書き始める問い

月の光だけで、形がわかった物は何でしたか。

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月と天の川

月は一つの明るい天体、天の川は小さな星が帯を作る景色。地面まで届く光を描くのか、暗い場所から空を見上げるのかで選べます。

月と冬の月

冬の月は冬、季節を添えない月は秋に分類します。寒い夜を描きたい場合、冬の月とすると季節の読みを明示できます。

観察の例と練習まで読む

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋天文2音

霧

きり

細かな水滴が空中に漂い、見通しを遮ること。季語としては秋に分類します。

景色と、描写のヒント

描ける景色

橋の途中から先が見えない。ぼんやりした景色より、見える距離の限界を一つ示します。

書き始める問い

霧の向こうから、姿より先に届いたものはありましたか。

違いを確かめる

霧と霞

霧は秋、霞は春の分類を採用します。霧は見通しを遮る水滴、霞は遠景の淡いぼやけを捉える語。単に曇った景色の置き換えにはしません。

観察の例と練習まで読む

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋植物3音

紅葉

もみじ

秋、葉が赤や黄に色づくこと。また色づいた葉。

景色と、描写のヒント

描ける景色

同じ枝の緑と赤、日向と日陰の色。山全体か一枚か、見る大きさを決めると焦点が定まります。

書き始める問い

色が変わりかけの一枚を、見つけられますか。

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紅葉と落葉

紅葉は色づく葉、落葉は散った葉や散る動き。ここでは紅葉は秋、落葉は冬です。枝を見るのか、道に集まった葉を見るのかを確かめます。

観察の例と練習まで読む

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋天文4音

秋風

あきかぜ

秋に吹く風。

景色と、描写のヒント

描ける景色

開いた窓から入る風と、机の紙。寂しさと決めつけず、肌に感じた温度や物の動きから始めます。

書き始める問い

風を受けて、体はどんな小さな動作をしましたか。

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秋風と爽やか

秋風は吹く風、爽やかは澄んだ空気や涼しさを含む感覚。紙が動く具体的な風と、遠くまで見える空気を描き分けます。

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋天文5音

鰯雲

いわしぐも

小さな雲が群れのように空に広がること。

景色と、描写のヒント

描ける景色

細かい雲の模様と、電線の直線。形の違うものを置くと、空の広がりが見えます。

書き始める問い

雲の模様は、空のどこまで続いていましたか。

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鰯雲と初空

鰯雲は空の細かな雲の形、初空は新年に見上げるという時間の意味。雲の種類と、見る日を分けて考える比較です。

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋天文5音

天の川

あまのがわ

夜空に帯のように見える星の集まり。季語としては秋に扱います。

景色と、描写のヒント

描ける景色

灯りの少ない場所へ移って見上げる。星の帯だけでなく、見るために消した明かりも場面になります。

書き始める問い

星を見るために、どんな灯りから離れましたか。

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天の川と月

月は一つの明るい天体、天の川は小さな星が帯を作る景色。地面まで届く光を描くのか、暗い場所から空を見上げるのかで選べます。

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋天文2音

露

つゆ

冷えた草木などに生じる小さな水滴。季語としては秋に扱います。

景色と、描写のヒント

描ける景色

葉先の一滴が光を返す。手や靴で触れたときに粒が崩れる、その直前と直後を見ます。

書き始める問い

露は、どの向きから見ると光っていましたか。

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露と霜

露は水の粒、霜は氷の結晶。秋と冬の分類だけでなく、触れる前の形や、日が当たった後の消え方にも違いがあります。

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋時候3音

夜長

よなが

秋の、長く感じられる夜。

景色と、描写のヒント

描ける景色

本を閉じてもまだ夜が続く。暗さより、夜の中で余った時間や続けた作業を描けます。

書き始める問い

普段なら終えている時刻に、何をしていましたか。

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夜長と短夜

夜長は秋の長い夜、短夜は夏の短い夜。時計の時間を説明するより、まだ続けた作業か、早く白んだ窓かを描けます。

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秋時候4音

爽やか

さわやか

澄んだ空気やほどよい涼しさを表す、秋の季語。

景色と、描写のヒント

描ける景色

窓を開けたときの風、遠くまで見える空。気分だけでなく、そう感じた物理的な手がかりを添えます。

書き始める問い

空気が澄んでいると、何を見てわかりましたか。

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爽やかと秋風

秋風は吹く風、爽やかは澄んだ空気や涼しさを含む感覚。紙が動く具体的な風と、遠くまで見える空気を描き分けます。

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秋時候3音

残暑

ざんしょ

立秋を過ぎても残っている暑さ。

景色と、描写のヒント

描ける景色

暦は秋でも、背中に汗がある。暑さと秋の気配を一つの場面で比べると時季のずれが伝わります。

書き始める問い

暑さが残る中で、秋を感じた小さな変化は何ですか。

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残暑と小春

残暑は秋に残る夏の暑さ、小春は冬の初めの穏やかな暖かさ。同じ暖かい日でも、季節の位置と肌の感覚が異なります。

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋時候5音

秋の暮

あきのくれ

ここでは、秋の日の夕暮れとして扱います。文脈により秋の終わりを指す読みもあります。

景色と、描写のヒント

描ける景色

帰り道で急に窓が明るく見える。日没を説明するより、昼には目立たなかった灯りを置きます。

書き始める問い

日が落ちて、急に目に入ったものは何ですか。

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秋の暮と年の暮

秋の暮はここでは秋の夕方、年の暮は一年の終わり。暮という同じ字でも、一日の時間と年の時季を分けて選びます。

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秋地理4音

水澄む

みずすむ

秋、水が澄んで感じられること。

景色と、描写のヒント

描ける景色

川底の石や沈んだ葉が見える。きれいという評価より、どこまで透けて見えるかを描きます。

書き始める問い

水の下で、形や色までわかったものは何でしたか。

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水澄むと水温む

水澄むは秋の水の見え方、水温むは春の水の温度。底が見えたのか、冷たさが和らいだのか、観察した感覚を分けます。

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秋動物2音

虫

むし

俳句で季節を添えずにいう虫は、主に秋の鳴く虫を指します。

景色と、描写のヒント

描ける景色

姿の見えない草むらから声が届く。一匹の声か重なった声か、音の層を分けて聞きます。

書き始める問い

足を止めると、遠くにもう一つの声が聞こえますか。

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虫と鈴虫

虫は秋の鳴く虫を広く捉え、鈴虫は種類を絞る語。種類が確かでなければ虫とし、聞こえた音の具体性を別の言葉で補えます。

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秋動物4音

鈴虫

すずむし

鈴のような響きで鳴く、秋の虫。

景色と、描写のヒント

描ける景色

一つの音が澄んで続き、また途切れる。虫全般より、耳に入った声の輪郭に寄って描けます。

書き始める問い

一度鳴き終えてから、次に鳴くまで何が聞こえましたか。

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鈴虫と虫

虫は秋の鳴く虫を広く捉え、鈴虫は種類を絞る語。種類が確かでなければ虫とし、聞こえた音の具体性を別の言葉で補えます。

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秋動物5音

赤蜻蛉

あかとんぼ

秋に見られる、赤い体の蜻蛉。

景色と、描写のヒント

描ける景色

竿の先や指ほどの場所に止まる小さな体。止まった場所を一つ選ぶと、赤の小ささが伝わります。

書き始める問い

止まっている物と蜻蛉では、どちらが揺れていましたか。

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赤蜻蛉と燕

赤蜻蛉は秋の止まる姿や短い飛行、燕は春の軒先の速い往復。小さな停留点を見るか、空間を横切る線を見るかで景色が変わります。

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秋植物2音

柿

かき

秋に実る柿。

景色と、描写のヒント

描ける景色

枝に残る実、台所に置いた実。木にあるときと手に持ったときで、重さの感じ方が変わります。

書き始める問い

形、重み、切った面のどれから描きたいですか。

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柿と栗

柿はなめらかな実や切った面、栗はいが・殻・実の層が材料になる語。食べる前の手の作業にもそれぞれ違いがあります。

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秋植物2音

栗

くり

秋に実る栗。

景色と、描写のヒント

描ける景色

いがの鋭さと、殻のつや、むいた実の色。外側から内側へ見ていくと、質感を段階で書けます。

書き始める問い

最初に触れたのは、いが、殻、実のどれでしたか。

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栗と柿

柿はなめらかな実や切った面、栗はいが・殻・実の層が材料になる語。食べる前の手の作業にもそれぞれ違いがあります。

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋植物4音

朝顔

あさがお

朝に花を開く朝顔。季語としては秋に分類します。

景色と、描写のヒント

描ける景色

朝の花と、昼にしぼんだ花を見比べる。夏に咲くこともあるため、実際の観察日と歳時記の分類は分けます。

書き始める問い

花を見た時刻で、形はどう違いましたか。

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朝顔と紫陽花

朝顔は朝の開閉と一輪の形、紫陽花は房の色や重なり。朝顔は秋、紫陽花は夏の分類を採用し、実際の開花日とは分けます。

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋生活4音

七夕

たなばた

星をめぐる伝承や短冊に願いを書く行事。歳時記では秋に扱います。

景色と、描写のヒント

描ける景色

笹の葉と紙の短冊が違う揺れ方をする。日付の説明より、文字や結び目の一部分を見ます。

書き始める問い

短冊のどの文字が、風で見えたり隠れたりしましたか。

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七夕と花火

七夕は笹や願いの紙、花火は一瞬の光と遅れる音。どちらもここでは秋。行事名の雰囲気だけで選ばず、手元か空かを決めます。

観察の例と練習まで読む

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

秋生活3音

花火

はなび

火薬の光や音を楽しむ花火。ここでは歳時記の秋の分類を採用します。

景色と、描写のヒント

描ける景色

光を見た後に音が届く。人の顔を照らした一瞬や、消えた後の煙も描写になります。

書き始める問い

光が消えた後、まだ残っていたものは何でしたか。

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花火と七夕

七夕は笹や願いの紙、花火は一瞬の光と遅れる音。どちらもここでは秋。行事名の雰囲気だけで選ばず、手元か空かを決めます。

季節の参照:季語一覧 PDF 14–19ページ · 分類・音数の前提

言葉を並べる

同じところ。違うところ。

同じ句に入れるためではなく、一語を選ぶための比較です。