このページでは、報酬・原稿料・講演料・業務委託費などの源泉徴収税額を簡単に計算できる「源泉徴収計算ツール」を用意しています。
報酬金額を入力し、税込・税抜を選ぶだけで、源泉徴収税額、消費税、請求書に書く合計額、源泉徴収後の手取り額を自動で計算できます。計算式や具体例もあわせて解説するので、請求書を作る前の確認にも役立ちます。
源泉徴収計算ツール
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源泉徴収計算ツール
報酬金額から、源泉徴収税額・消費税・請求書に書く金額・手取り額を計算できます。
カンマなしで入力してください。
請求書で報酬額と消費税額を分ける場合は「報酬額のみ」を選びます。
源泉徴収税額は1円未満切り捨てで計算します。
計算結果
報酬金額を入力すると、計算結果がここに表示されます。
このツールは入力内容にもとづく簡易計算です。実際の税務判断、契約、請求書作成では、取引内容や最新の法令・専門家の確認もあわせてご利用ください。
報酬金額、税込・税抜、消費税率、源泉徴収の対象額を選んで計算してください。請求書に報酬額と消費税額を分けて書く場合は、「報酬額のみ」を源泉徴収の対象にするケースが一般的です。
源泉徴収とは?
源泉徴収とは、報酬や給与などを支払う側が、支払時に所得税などを差し引いて納付する仕組みです。フリーランスや個人事業主への報酬でも、原稿料、講演料、デザイン料、士業報酬など、一定の報酬は源泉徴収の対象になる場合があります。
ただし、すべての業務委託費や外注費が源泉徴収の対象になるわけではありません。対象になる報酬かどうか迷う場合は、フリーランスの源泉徴収対象も確認してください。
源泉徴収税額の計算式
報酬・料金等の源泉徴収税額は、源泉徴収の対象となる金額によって次のように計算します。
100万円以下の場合: 源泉徴収税額 = 源泉徴収対象額 × 10.21% 100万円を超える場合: 源泉徴収税額 = (源泉徴収対象額 - 1,000,000円) × 20.42% + 102,100円
計算した源泉徴収税額に1円未満の端数がある場合は、1円未満を切り捨てます。詳しい計算手順は、源泉徴収税額の計算方法で解説しています。
源泉徴収は税込・税抜どちらで計算する?
報酬額と消費税額が請求書で明確に区分されていない場合は、消費税を含めた金額を源泉徴収の対象にするのが原則です。
一方で、請求書に「報酬額」と「消費税額」を分けて記載している場合は、報酬額のみを源泉徴収の対象額として計算できます。税込・税抜の違いで源泉徴収税額が変わるため、請求書を作るときは区分記載を意識しましょう。
詳しくは、源泉徴収は税込・税抜どちらで計算するかで解説しています。
源泉徴収計算の具体例
例:税抜報酬100,000円、消費税10%の場合
税抜報酬100,000円、消費税10,000円、請求書の合計額110,000円の場合を考えます。報酬額と消費税額を分けて請求書に書く場合、源泉徴収の対象額は100,000円です。
源泉徴収税額 = 100,000円 × 10.21% = 10,210円 請求書の合計額 = 100,000円 + 10,000円 = 110,000円 手取り額 = 110,000円 - 10,210円 = 99,790円
この場合、請求書には「報酬100,000円」「消費税10,000円」「源泉徴収税額 -10,210円」「差引支払額99,790円」のように記載できます。記載例は、請求書の源泉徴収の書き方で紹介しています。
源泉徴収計算ツールの使い方
- 報酬金額を入力します。
- 入力した金額が税込か税抜かを選びます。
- 消費税率を選びます。
- 源泉徴収の対象を「報酬額のみ」または「税込合計」から選びます。
- 「計算する」ボタンを押します。
- 源泉徴収税額、手取り額、請求書に書く金額を確認します。
- 必要に応じて「計算結果をコピー」を押します。
請求書に書く金額の見方
このツールでは、計算結果として次の金額を表示します。
- 報酬額(税抜)
- 消費税
- 請求書の合計額
- 源泉徴収の対象額
- 源泉徴収税額
- 差引支払額・手取り額
請求書では、合計額から源泉徴収税額を差し引いた金額が、実際に振り込まれる金額になります。手取り額の考え方は、源泉徴収後の手取り額の計算方法でも解説しています。
源泉徴収を計算するときの注意点
すべての報酬が源泉徴収対象ではない
フリーランスへの支払いであっても、すべてが源泉徴収対象になるわけではありません。原稿料、講演料、デザイン料、士業報酬など、一定の報酬が対象になります。対象かどうか不明な場合は、契約内容や業務内容を確認しましょう。
税込・税抜の扱いで金額が変わる
請求書で報酬額と消費税額を分けて書くかどうかによって、源泉徴収の対象額が変わる場合があります。消費税を区分して記載する場合は、報酬額のみで源泉徴収税額を計算できます。
100万円を超える報酬は計算式が変わる
1回に支払われる報酬が100万円を超える場合、100万円を超える部分には20.42%の税率を使います。高額報酬の場合は、10.21%だけで計算しないように注意しましょう。
よくある質問
源泉徴収税額はどうやって計算しますか?
源泉徴収の対象額が100万円以下の場合は、対象額に10.21%を掛けて計算します。100万円を超える場合は、「100万円を超える部分 × 20.42% + 102,100円」で計算します。
源泉徴収は税込金額で計算しますか?
原則として、消費税を含めた金額が源泉徴収の対象です。ただし、請求書で報酬額と消費税額を明確に分けている場合は、報酬額のみを対象にできます。
源泉徴収後の手取り額はどう求めますか?
手取り額は「請求書の合計額 – 源泉徴収税額」で求めます。たとえば請求書の合計額が110,000円、源泉徴収税額が10,210円なら、手取り額は99,790円です。
請求書に源泉徴収税額を書く必要はありますか?
請求書に源泉徴収税額を記載しておくと、支払先との認識がそろいやすく、振込額も確認しやすくなります。実務上は、報酬額、消費税、源泉徴収税額、差引支払額を分けて記載すると見やすくなります。
Excelでも源泉徴収税額を計算できますか?
はい。Excelでも「対象額 × 10.21%」などの式で計算できます。繰り返し計算する場合は、Excelやスプレッドシートに計算式を入れておくと便利です。
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- 源泉徴収は税込・税抜どちらで計算するか
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- 源泉徴収後の手取り額の計算方法
- フリーランスの源泉徴収対象
- 日割り計算ツール
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- 比率計算ツール
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まとめ
源泉徴収計算ツールを使えば、報酬金額から源泉徴収税額、消費税、請求書に書く金額、手取り額を簡単に確認できます。
基本の計算式は、100万円以下なら「源泉徴収対象額 × 10.21%」です。税込・税抜の扱いや、消費税を請求書で区分するかどうかによって金額が変わる場合があるため、請求書を作る前に確認しておきましょう。

