この記事では、ExcelでEBITDA有利子負債倍率を計算する方法を解説します。
有利子負債、現金及び預金、営業利益、減価償却費を入力しておけば、Excelでも簡単にEBITDA有利子負債倍率を求められます。
Excelで使う計算式
EBITDA有利子負債倍率は、以下の式で計算します。
EBITDA有利子負債倍率 = (有利子負債 - 現金及び預金) ÷ (営業利益 + 減価償却費)
Excelでは、以下のように入力できます。
=(A2-B2)/(C2+D2)
Excelの入力例
| 列 | 入力内容 | 例 |
|---|---|---|
| A列 | 有利子負債 | 120000000 |
| B列 | 現金及び預金 | 20000000 |
| C列 | 営業利益 | 40000000 |
| D列 | 減価償却費 | 10000000 |
| E列 | EBITDA有利子負債倍率 | 2.0 |
E2セルに以下の式を入力します。
=(A2-B2)/(C2+D2)
この例では、以下のように計算されます。
(120000000 - 20000000) ÷ (40000000 + 10000000) = 2.0
エラーを防ぐExcel式
営業利益と減価償却費の合計が0の場合、割り算ができません。エラーを避けたい場合は、以下の式を使います。
=IF((C2+D2)=0,"計算不可",(A2-B2)/(C2+D2))
この式では、EBITDAが0の場合に「計算不可」と表示されます。
小数点を表示する方法
倍率を小数1桁や小数2桁で表示したい場合は、Excelのセルの表示形式を変更します。
- 倍率を表示するセルを選択します。
- 「セルの書式設定」を開きます。
- 「数値」を選びます。
- 小数点以下の桁数を指定します。
たとえば、小数1桁にすると「2.0」のように表示できます。
Excelで計算するときの注意点
現金及び預金を差し引く
EBITDA有利子負債倍率では、有利子負債から現金及び預金を差し引きます。借入総額だけで計算しないよう注意しましょう。
EBITDAが0以下の場合は解釈に注意する
営業利益と減価償却費の合計が0以下の場合、通常の返済年数の目安としては解釈しにくくなります。
単位をそろえる
有利子負債を円、営業利益を万円で入力するなど、単位が混ざると結果が正しくありません。すべて同じ単位で入力しましょう。
ブラウザで簡単に計算したい場合
Excelを開かずに計算したい場合は、EBITDA有利子負債倍率計算ツールをご利用ください。
数値を入力するだけで、純有利子負債、EBITDA、倍率、計算式を自動で表示できます。
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まとめ
ExcelでEBITDA有利子負債倍率を計算する場合は、以下の式を使います。
=(有利子負債 - 現金及び預金) / (営業利益 + 減価償却費)
Excelでは、単位をそろえること、EBITDAが0にならないか確認することが大切です。手早く確認したい場合は、EBITDA有利子負債倍率計算ツールを活用してください。
