katonobo

季節と暦 A YEAR, NOTICED.

雨水という、季節の目印。

雪や氷がゆるみ、水へ戻るころを表す名前。水の形の変化に目を向ける節気です。

雨水の意味と、読み方。

雪や氷がゆるみ、水へ戻るころを表す名前。水の形の変化に目を向ける節気です。

雨が増えると約束する日ではありません。雪が残る地域では融雪より、滴や水音など小さな変化を探せます。

雨水は、いつ。

2026年の雨水

2月19日

節入り 00:52(日本標準時)

期間:2月19日〜3月4日

国立天文台・暦要項

年によって日付が変わります。日付検索では、節入りの時刻を含む日を終日その節気として表示します。

雨水の、三つの候。

候の期間は太陽の視黄経を5度ごとに分けた算出目安です。

初候 · 2月19日ごろ〜

土脉潤起

つちのしょううるおいおこる

土が湿り気を帯び、ほぐれていくころ。

植木鉢の土の色を、水をやる前後で比べる。表面に残る湿り気を、濃淡・匂い・くぼみの三つから拾います。

次候 · 2月23日ごろ〜

霞始靆

かすみはじめてたなびく

遠くの景色に霞がかかり始めるころ。

近くの電柱と遠い建物で、輪郭のはっきりし方を比べる。空の白さと、物の見え方を別々に記録します。

末候 · 2月28日ごろ〜

草木萌動

そうもくめばえいずる

草木の芽が動き、育ち始めるころ。

芽の先、外側の皮、付け根を見る。開く前の形にも、先週と違う部分があるか確かめます。枝に沿って芽が並ぶ間隔も見てみます。

暮らしで、見つける。

01 / 光と空

薄い雲の下で遠景の輪郭がどう見えるか。晴れた日と曇った日で、空の白さを比べます。

02 / 身近なもの

軒の滴、側溝の流れ、氷の縁を観察する。水量だけでなく、止まる・落ちる・流れるという動きの違いを拾います。

03 / 暮らし

傘についた水滴と、濡れた靴の色。天気の説明よりも、水が残る場所を選びます。

自分の景色を、言葉へ。

書き始める問い

その水は、どこから来て、どこへ消えていく?

軒から落ちる滴の間隔が、少しずつ短くなる。足元の細い溝では、葉の切れ端が流れ始めた。

katonoboの描写例

まず、見たものを一つ選びます。例の景色をなぞるより、形・音・光・動きのうち、自分が気づいた違いを一つ書き残してください。

この季節の、言葉を選ぶ。

暦の季節と歳時記の分類には違いがあります。日付だけで季語を選ばず、意味と実際の景色を確かめてください。