katonobo

季語 WORDS FOR A SEASON.

五月雨という、景色。

旧暦五月ごろに続く長雨。今の五月の雨すべてを指す語ではありません。

さみだれ

夏天文4音

どこに、目を向けるか。

長雨が生活に残した変化を見ます。一回の雨の激しさより、乾かない、積もる、増えるという時間が材料になります。

乾かない洗濯物、長く濡れた石段。雨の一瞬より、晴れ間のない時間の積み重なりに目を向けます。

描写の例から、考える。

二日続けて、同じタオルが窓辺に掛かっている。雨を直接描かず、乾くはずの物の変化を通して長さを捉えます。

katonoboの描写例。既存の俳句の引用ではありません。

いま見た景色を、言葉へ。

雨が続いたことで、暮らしの何が変わりましたか。

雨が続いて変わった物と、変わらなかった物を並べて書き、どちらを中心にするか考えます。

選ぶ前に、確かめる。

現在の五月に降る雨とだけ説明すると、旧暦との関係を取り違えます。五月という文字だけで日付検索はしません。

似た語との違い。

五月雨と梅雨

五月雨は続く雨そのもの、梅雨は雨の多い時季。雨樋の音を追うか、乾かない紙や洗濯物まで含めるかで範囲が変わります。

季節の参照:季語一覧 PDF 7–13ページ · 分類・音数の前提