katonobo

季語 WORDS FOR A SEASON.

風薫るという、景色。

夏の若葉のころ、爽やかに感じられる風。

かぜかおる

夏天文5音

どこに、目を向けるか。

若葉の季節の風を、肌や匂い、葉の揺れから捉えます。風の来た方向にある木立や窓を確かめます。

木立を抜けた風が窓から入る。匂いだけに限定せず、肌の感触や葉の揺れを一つ確かめます。

描写の例から、考える。

開けた窓のカーテンが、机の端までふくらむ。爽やかさを気分で説明せず、部屋に入る動きとして描きます。

katonoboの描写例。既存の俳句の引用ではありません。

いま見た景色を、言葉へ。

風の来た方には、何がありましたか。

風が届く前と後で変わるものを一つ探し、触れた場所まで言葉にしてみます。

選ぶ前に、確かめる。

薫るの字があっても、必ず強い香りを描かなければならないわけではありません。感じなかった香りを足さないようにします。

似た語との違い。

風薫ると青嵐

風薫るは若葉のころの爽やかな風、青嵐は青葉を大きく揺らす強い風。心地よさを描くか、葉の裏が一斉に返る力を描くかで選びます。

季節の参照:季語一覧 PDF 7–13ページ · 分類・音数の前提