katonobo

季節と暦 A YEAR, NOTICED.

小暑という、季節の目印。

暑さが増していくころを表す節気。本格的な夏へ向かう、風や水の感じ方を観察します。

小暑の意味と、読み方。

暑さが増していくころを表す節気。本格的な夏へ向かう、風や水の感じ方を観察します。

梅雨明けの日を定めるものではありません。雨の続く地域もあり、暦と実際の天候を分けて使います。

小暑は、いつ。

2026年の小暑

7月7日

節入り 10:57(日本標準時)

期間:7月7日〜7月22日

国立天文台・暦要項

年によって日付が変わります。日付検索では、節入りの時刻を含む日を終日その節気として表示します。

小暑の、三つの候。

候の期間は太陽の視黄経を5度ごとに分けた算出目安です。

初候 · 7月7日ごろ〜

温風至

あつかぜいたる

暖かさを越えて、熱を帯びた風が吹くころ。

風が葉を動かしていても涼しいとは限りません。揺れるものと、袖や肌で感じた温度を別々に記録します。

次候 · 7月12日ごろ〜

蓮始開

はすはじめてひらく

蓮の花が開き始めるころ。

池があれば、花と水面のあいだの高さを見る。水面に近い睡蓮との違いを、位置から確かめられます。

末候 · 7月17日ごろ〜

鷹乃学習

たかすなわちわざをならう

若い鷹が飛ぶことを覚えるころ。

鷹を見つけることにこだわらず、鳥の飛び立ちを見る。助走、羽ばたき、滑る時間を分けて記録します。

暮らしで、見つける。

01 / 光と空

日向から日陰に入った瞬間、視界の色が変わるか見る。眩しさを身体の動きで拾います。

02 / 身近なもの

冷たい器の表面に水滴が集まる様子を見る。粒が増える、つながる、流れる順に追います。

03 / 暮らし

扇風機を向け直す手、冷たい床を選ぶ足。暑さへの反応を一つだけ描きます。

自分の景色を、言葉へ。

書き始める問い

暑さを温度で書かず、手が選んだものだけで表すなら?

コップを持ち上げると、机に丸い跡が残った。風鈴が鳴るまで、窓のそばにいた。

katonoboの描写例

まず、見たものを一つ選びます。例の景色をなぞるより、形・音・光・動きのうち、自分が気づいた違いを一つ書き残してください。

この季節の、言葉を選ぶ。

暦の季節と歳時記の分類には違いがあります。日付だけで季語を選ばず、意味と実際の景色を確かめてください。