春分の意味と、読み方。
太陽が春分点を通過する節気。春の半ばを示し、光の時間の変化を確かめる目印です。
昼と夜が厳密に12時間ずつになる日ではありません。日の出・日の入りの定義や大気の屈折により、昼が少し長くなります。祝日としての春分の日と、この節気の期間も区別します。
春分は、いつ。
2026年の春分
3月20日
節入り 23:46(日本標準時)
期間:3月20日〜4月4日
国立天文台・暦要項
年によって日付が変わります。日付検索では、節入りの時刻を含む日を終日その節気として表示します。
春分の、三つの候。
候の期間は太陽の視黄経を5度ごとに分けた算出目安です。
初候 · 3月20日ごろ〜
雀始巣
すずめはじめてすくう
すずめが巣作りを始めるころ。
くわえたものや往復の動きに注目する。巣には近づかず、遠くから見える行動と、その繰り返しを一つ記録します。
次候 · 3月26日ごろ〜
桜始開
さくらはじめてひらく
桜の花が開き始めるころ。
地域や品種で開花時期は違います。一本の枝にある花とつぼみを比べ、「満開」以外の段階を探します。
末候 · 3月31日ごろ〜
雷乃発声
かみなりすなわちこえをはっす
春の雷が聞こえ始めるころ。
雷を聞いた記憶があれば、雨の前後や室内の静けさを思い出す。雷の最中に外へ観察に出る必要はありません。
暮らしで、見つける。
01 / 光と空
朝と夕方、同じ窓に差す光の角度を比べる。一日を一枚の景色で済ませず、二つの時刻で見ます。
02 / 身近なもの
花のつぼみと、すでに開いた花を同じ枝で探す。満開だけを春の代表にしないでみます。
03 / 暮らし
夕食を支度する時刻に、照明をつけるか迷う。その一瞬で日が長くなった感覚を描けます。
自分の景色を、言葉へ。
書き始める問い
明るい時間が伸びたことを、時計を使わずに伝えるなら?
米を研ぐ手元まで、窓から光が届いている。いつもより遅く、台所の灯りをつけた。
katonoboの描写例まず、見たものを一つ選びます。例の景色をなぞるより、形・音・光・動きのうち、自分が気づいた違いを一つ書き残してください。
この季節の、言葉を選ぶ。
暦の季節と歳時記の分類には違いがあります。日付だけで季語を選ばず、意味と実際の景色を確かめてください。