料理や献立の材料費を確認したいときは、食材ごとの使用量と単価を整理する必要があります。
たとえば、にんじんを500g、玉ねぎを800g、肉を1,200g使う場合、それぞれの単価が分からないと、料理全体の食材費は分かりません。
このページでは、食材名、購入単価、購入量、実際に使う量を入力して、食材ごとの材料費と合計材料費を計算できます。 給食・大量調理・施設調理・飲食店・作り置き・イベント料理の原価確認に使ってください。
計算結果は材料費をもとにした目安です。人件費、光熱費、配送費、廃棄ロス、包装資材、調理ロス、税率、仕入れ条件などは必要に応じて別途考慮してください。
食材費計算ツール
食材ごとの購入価格・購入量・使用量を入力すると、材料費の合計を計算できます。
| 食材名 | 購入価格(円) | 購入量 | 購入量の単位 | 使用量 | 使用量の単位 |
|---|---|---|---|---|---|
gとkg、mlとLは自動で換算します。本・個・袋などは同じ単位同士で計算してください。
食材ごとの購入価格・購入量・使用量を入力して「食材費を計算する」を押してください。
※計算結果は材料費の目安です。人件費、光熱費、配送費、廃棄ロス、包装資材などは必要に応じて別途考慮してください。
食材費計算ツールの使い方
このツールでは、食材ごとに購入単価・購入量・使用量を入力して、材料費を計算します。
| 入力項目 | 意味 | 入力例 |
|---|---|---|
| 食材名 | 材料の名前 | にんじん |
| 購入価格 | 仕入れ・購入したときの金額 | 300円 |
| 購入量 | 購入価格に対応する量 | 1,000g |
| 使用量 | 今回の料理・献立で使う量 | 500g |
たとえば、1,000gで300円のにんじんを500g使う場合、材料費は150円です。 このように、購入価格を購入量で割って単価を出し、使用量をかけることで食材費を計算できます。
食材費計算の基本式
| 計算したい内容 | 計算式 |
|---|---|
| 単価 | 購入価格 ÷ 購入量 |
| 食材ごとの材料費 | 単価 × 使用量 |
| 材料費の合計 | 食材Aの材料費 + 食材Bの材料費 + 食材Cの材料費 |
| 1食あたり原価 | 材料費の合計 ÷ 食数 |
このページでは、まず料理全体の材料費合計を計算します。 1食あたりの原価まで確認したい場合は、1食あたり原価計算ツールも使ってください。
具体例1:にんじんの材料費を計算する
にんじんを1kg 300円で購入し、そのうち500gを使う場合です。
- 購入価格:300円
- 購入量:1,000g
- 使用量:500g
まず、1gあたりの単価を出します。
300円 ÷ 1,000g = 0.3円/g
次に、使用量500gをかけます。
0.3円 × 500g = 150円
この場合、にんじん500g分の材料費は150円です。
具体例2:複数食材の材料費を合計する
次の食材を使う場合を考えます。
- にんじん:150円
- 玉ねぎ:240円
- 肉:1,200円
- 調味料:180円
材料費の合計は、次のようになります。
150円 + 240円 + 1,200円 + 180円 = 1,770円
この場合、料理全体の材料費は1,770円です。
具体例3:50食分の材料費を計算する
50食分の料理を作るために、材料費の合計が8,500円かかった場合です。
1食あたりの材料費は次のように計算します。
8,500円 ÷ 50食 = 170円
この場合、1食あたりの材料費は170円です。 1食あたりの原価を詳しく確認したい場合は、1食あたり原価計算ツールを使ってください。
具体例4:単価が分からない食材を計算する
「2kgで980円」の食材を、600g使う場合です。
2kgは2,000gなので、まず1gあたり単価を出します。
980円 ÷ 2,000g = 0.49円/g
使用量600gの材料費は、次の通りです。
0.49円 × 600g = 294円
この場合、600g分の材料費は294円です。 kg・g・個あたりの単価を先に確認したい場合は、食材単価計算ツールも便利です。
食材費と原価の違い
食材費は、料理や献立に使う材料そのものの費用です。 一方で、原価は食材費だけでなく、人件費、光熱費、配送費、包装資材、廃棄ロスなどを含めて考える場合があります。
| 項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 食材費 | 食材・調味料など、材料にかかる費用 |
| 材料費 | 食材費とほぼ同じ意味で使われることが多い |
| 原価 | 材料費に加え、人件費・光熱費・包装費などを含める場合がある |
| 原価率 | 販売価格に対する原価の割合 |
飲食店メニューの販売価格との関係を見たい場合は、原価率計算ツールも確認してください。
食材費を計算するときの注意点
単位をそろえる
購入量がkgで、使用量がgの場合は、単位をそろえてから計算します。 1kgは1,000gです。 たとえば2kgは2,000gとして入力すると計算しやすくなります。
購入価格と購入量をセットで考える
「300円で1kg」「980円で2kg」「1袋200円で5個入り」のように、購入価格がどの量に対する金額なのかを確認してください。
廃棄率や歩留まりも考える
野菜や果物のように廃棄部分がある食材では、購入量すべてを料理に使えるとは限りません。 正確に原価を見たい場合は、廃棄率や可食部率も確認してください。
廃棄率を考慮した購入量は、廃棄率・可食部率計算ツールまとめで確認できます。
在庫や余り食材の扱いを決める
実際には、購入した食材をすべて今回の献立で使い切るとは限りません。 余った食材を別の献立に使う場合、どの料理の材料費として扱うかを決めておくと、原価管理がしやすくなります。
人件費・光熱費・包装費は別に考える
このツールで計算するのは、主に材料費です。 飲食店の販売価格や利益を考える場合は、人件費、光熱費、家賃、包装資材、配送費なども必要に応じて別途確認してください。
計算結果は目安として使う
仕入れ価格は時期や業者、数量、地域によって変わります。 計算結果は目安として使い、実際の仕入れ価格や施設の基準に合わせて調整してください。
このツールが向いている場面
- 料理全体の材料費を知りたいとき
- 複数食材の食材費を合計したいとき
- 給食・大量調理の材料費を確認したいとき
- 作り置きやイベント料理の費用を見積もりたいとき
- 飲食店メニューの食材費をざっくり計算したいとき
- 1食あたり原価を出す前に材料費合計を確認したいとき
食材費計算と一緒に使いたいツール
- 食材費・原価計算ツールまとめ|1食あたりの材料費を計算
- 給食・大量調理の計算ツールまとめ|発注量・廃棄率・塩分・買い物リスト
- 1食あたり原価計算ツール|材料費を人数で割って計算
- 食材単価計算ツール|kg・g・個あたりの単価を計算
- 原価率計算ツール|食材費と販売価格から原価率を計算
- 食材を合算するツール|複数献立の材料をまとめる
- 献立から買い物リスト作成ツール|食材をまとめて一覧化
- 発注量計算ツール|人数・1人分量・廃棄率から必要量を自動計算
食材費・原価をまとめて管理したい方へ
食材ごとの単価、使用量、材料費、1食あたり原価、原価率を保存できるアプリ版を検討中です。 今はWeb上の計算ツールを中心に整備していますが、よく使う食材や献立の材料費をまとめて確認できる機能も検討しています。
興味がある方は、今後のページ下部やお知らせ欄でご案内する「アプリ版に興味あり」ボタンからお知らせください。
よくある質問
食材費はどう計算しますか?
購入価格を購入量で割って単価を出し、その単価に使用量をかけて計算します。 たとえば1,000gで300円の食材を500g使う場合、材料費は150円です。
材料費の合計はどう出しますか?
食材ごとの材料費を足し合わせます。 たとえば、にんじん150円、玉ねぎ240円、肉1,200円なら、合計は1,590円です。
1食あたりの原価も計算できますか?
材料費の合計を食数で割ると、1食あたりの材料費を計算できます。 1食あたりを詳しく計算したい場合は、1食あたり原価計算ツールを使ってください。
kg単価とgの使用量が混ざっていても計算できますか?
はい。kgをgに直して入力すれば計算できます。 たとえば2kgは2,000gです。
廃棄率は材料費に入れた方がよいですか?
正確に見るなら、廃棄部分も含めて購入した食材の費用を考える必要があります。 野菜や果物など廃棄が出る食材は、可食部率や歩留まりも確認するとよいです。
このツールで利益や販売価格も分かりますか?
このツールは主に材料費の合計を計算するものです。 販売価格に対する原価率を見たい場合は、原価率計算ツールを使ってください。

