給食や大量調理、飲食店メニューの原価を確認するときは、まず料理全体の材料費を出し、それを食数で割ると「1食あたり原価」を計算できます。
たとえば、50食分の材料費が8,500円の場合、1食あたりの材料費は170円です。
このページでは、材料費の合計と食数を入力して、1食あたりの原価を自動計算できます。 販売価格や提供単価を入力すれば、原価率の目安も確認できます。
このツールで計算する原価は、主に材料費をもとにした目安です。人件費、光熱費、配送費、包装資材、廃棄ロス、税率、設備費などは必要に応じて別途考慮してください。
1食あたり原価計算ツール
材料費の合計と食数を入力すると、1食あたりの原価を計算できます。
材料費の合計と食数を入力して「原価を計算する」を押してください。
※計算結果は材料費をもとにした目安です。人件費、光熱費、配送費、包装費、廃棄ロスなどは必要に応じて別途考慮してください。
1食あたり原価計算ツールの使い方
使い方は簡単です。
- 材料費の合計を入力します。
- 食数・人数を入力します。
- 必要に応じて、販売価格・提供単価を入力します。
- 「原価を計算する」を押すと、1食あたり原価と原価率が表示されます。
材料費の合計がまだ分からない場合は、先に食材費計算ツールで、食材ごとの材料費を合計してください。
1食あたり原価の計算式
| 計算したい内容 | 計算式 |
|---|---|
| 1食あたり原価 | 材料費の合計 ÷ 食数 |
| 材料費の合計 | 1食あたり原価 × 食数 |
| 原価率 | 1食あたり原価 ÷ 販売価格 × 100 |
| 粗利益の目安 | 販売価格 − 1食あたり原価 |
このページでは、材料費を食数で割って、1食あたりの材料費を出します。 販売価格を入力した場合は、販売価格に対する原価率も計算できます。
具体例1:材料費8,500円を50食で割る
50食分の材料費が8,500円かかった場合です。
8,500円 ÷ 50食 = 170円
この場合、1食あたりの材料費は170円です。
具体例2:材料費12,000円を100食で割る
100食分の材料費が12,000円の場合です。
12,000円 ÷ 100食 = 120円
この場合、1食あたりの材料費は120円です。
具体例3:販売価格600円、1食原価180円の場合
販売価格が600円で、1食あたり原価が180円の場合です。
原価率は次のように計算します。
180円 ÷ 600円 × 100 = 30%
この場合、材料費ベースの原価率は30%です。 粗利益の目安は、600円 − 180円 = 420円です。
具体例4:1食あたり原価から必要な材料費を逆算する
1食あたりの材料費を160円以内にしたい場合、80食分では材料費をいくらまでにすればよいでしょうか。
160円 × 80食 = 12,800円
この場合、80食分の材料費合計を12,800円以内にすると、1食あたり160円以内に収まります。
食材費と1食あたり原価の違い
食材費は、食材ごとにかかる費用です。 1食あたり原価は、料理全体・献立全体の材料費を食数で割ったものです。
| 項目 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 食材費 | 食材ごとの材料費 | にんじん150円、肉1,200円 |
| 材料費合計 | 食材費を合計した金額 | 合計8,500円 |
| 1食あたり原価 | 材料費合計を食数で割った金額 | 8,500円 ÷ 50食 = 170円 |
| 原価率 | 販売価格に対する原価の割合 | 180円 ÷ 600円 = 30% |
食材ごとの材料費から計算したい場合は、食材費計算ツールを使ってください。 販売価格との関係を詳しく見たい場合は、原価率計算ツールも便利です。
1食あたり原価を計算するときの注意点
食数を正しく確認する
1食あたり原価は、材料費の合計を食数で割って計算します。 そのため、食数が変わると1食あたり原価も変わります。
給食や施設調理では、欠席、職員食、予備食、検食、行事食などで食数が変わることがあります。 食数を整理したい場合は、給食人数・食数計算ツールまとめも確認してください。
材料費に含める範囲を決める
調味料、油、だし、ソース、添え物、デザート、飲料などを材料費に含めるかどうかを決めておくと、比較しやすくなります。
廃棄ロスや歩留まりも考える
野菜や果物の皮むき、肉や魚の下処理、加熱後の重量変化などによって、実際に使える量は変わります。 正確に原価を見たい場合は、廃棄率や歩留まりも確認してください。
廃棄率や可食部率を確認したい場合は、廃棄率・可食部率計算ツールまとめが便利です。
人件費や光熱費は別に考える
このツールで計算するのは、主に材料費ベースの原価です。 飲食店の販売価格や利益を考える場合は、人件費、光熱費、家賃、包装費、配送費なども必要に応じて確認してください。
仕入れ価格の変動に注意する
食材の価格は、季節、仕入れ先、購入量、地域によって変わります。 過去の単価だけで固定せず、実際の仕入れ価格に合わせて更新してください。
このツールが向いている場面
- 給食の1食あたり材料費を確認したいとき
- 大量調理の1人分原価を出したいとき
- 飲食店メニューの材料費ベースの原価を見たいとき
- イベント料理や作り置きの1人分費用を確認したいとき
- 材料費の上限を決めたいとき
- 販売価格に対する原価率をざっくり見たいとき
1食あたり原価計算と一緒に使いたいツール
- 食材費・原価計算ツールまとめ|1食あたりの材料費を計算
- 食材費計算ツール|材料費の合計をかんたん計算
- 食材単価計算ツール|kg・g・個あたりの単価を計算
- 原価率計算ツール|食材費と販売価格から原価率を計算
- 献立から買い物リスト作成ツール|食材をまとめて一覧化
- 食材を合算するツール|複数献立の材料をまとめる
- 給食人数・食数計算ツールまとめ|欠席・職員食・日別食数を計算
- 給食・大量調理の計算ツールまとめ|発注量・廃棄率・塩分・買い物リスト
1食あたり原価をまとめて管理したい方へ
材料費合計、食数、1食あたり原価、販売価格、原価率を保存できるアプリ版を検討中です。 今はWeb上の計算ツールを中心に整備していますが、献立ごとの材料費や1食あたり原価をまとめて確認できる機能も検討しています。
興味がある方は、今後のページ下部やお知らせ欄でご案内する「アプリ版に興味あり」ボタンからお知らせください。
よくある質問
1食あたり原価はどう計算しますか?
材料費の合計を食数で割って計算します。 たとえば材料費8,500円で50食分なら、8,500円 ÷ 50食 = 170円です。
材料費合計が分からない場合はどうすればいいですか?
先に、食材ごとの購入価格・購入量・使用量から材料費を計算します。 材料費合計を出したい場合は、食材費計算ツールを使ってください。
原価率も計算できますか?
はい。販売価格・提供単価を入力すると、材料費ベースの原価率を計算できます。 原価率は、1食あたり原価 ÷ 販売価格 × 100 で計算します。
給食の原価計算にも使えますか?
はい。給食や施設調理で、材料費合計を食数で割って1食あたりの材料費を確認する用途に使えます。 ただし、施設の会計基準や管理方法がある場合は、その基準を優先してください。
人件費や光熱費も含まれますか?
このツールは主に材料費をもとにした原価計算です。 人件費、光熱費、家賃、包装費、配送費などは必要に応じて別途考慮してください。
1食あたり原価を下げたい場合はどう考えますか?
食材単価、使用量、歩留まり、廃棄ロス、食数、仕入れ先などを見直します。 ただし、品質や栄養バランス、施設基準を損なわない範囲で調整してください。
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