consist of を勉強していると、「〜で構成されている」と訳されるため、be consisted of と受け身にしたくなることがあります。
ですが、英語では通常 be consisted of は不自然です。
結論からいうと、consist of はふつう受け身にしません。
そのため、「〜で構成されている」と言いたいときも、The team consists of five members. のようにそのまま使うのが基本です。
この記事では、なぜ be consisted of が不自然なのか、どう言えば自然なのか、似た表現との違いも含めてわかりやすく解説します。
意味と結論
まず結論を整理すると、ポイントは次の通りです。
- consist of は通常、受け身にしない
- be consisted of は、現代の標準的な英語では不自然とされることが多い
- 「〜で構成されている」と言いたいときも、consist of をそのまま使えばよい
- 受け身っぽい形にしたいなら、be composed of や be made up of を使う
たとえば、次の文を見てください。
- 正:The class consists of 30 students.
そのクラスは30人の生徒で構成されています。 - 不自然:The class is consisted of 30 students.
日本語では「構成されている」と受け身に見えるため混乱しやすいですが、英語では consist of 自体が「〜から成る」という意味を持っているため、普通はそのまま使います。
be consisted of が不自然な理由
consist of 自体に「〜から成る」という意味があるから
consist of は、もともと「全体がいくつかの部分や要素から成り立っている」という意味の動詞です。
- The book consists of ten chapters.
その本は10章から成っています。 - The committee consists of five members.
その委員会は5人のメンバーで構成されています。
このように、受け身にしなくても意味が完成しています。
そのため、is consisted of のようにすると、英語としては不自然に感じられやすいです。
日本語訳に引っぱられやすいから
日本語では、consist of を「〜で構成されている」と訳すことが多いです。
この訳だけを見ると、英語でも受け身にしたくなります。
ですが、英語の形は日本語訳にそのまま合わせる必要はありません。
- 英語:The machine consists of three parts.
- 日本語:その機械は3つの部品で構成されています。
日本語が受け身でも、英語は active のままになることはよくあります。
consist of もその一例です。
現代英語では避けるのが無難
古い文献や一部の例では be consisted of のような形が見つかることもあります。
ただ、現代の英語学習や通常の英作文では、使わないほうが安全です。
英語学習者としては、「be consisted of は基本的に避ける」と覚えておくのが実用的です。
consist of の正しい使い方
基本はそのまま使う
consist of は、次の形で覚えるのが基本です。
A consists of B
= AはBから成る
- The team consists of five players.
そのチームは5人の選手で構成されています。 - Water consists of hydrogen and oxygen.
水は水素と酸素から成ります。 - The meal consists of soup, salad, and bread.
その食事はスープ、サラダ、パンで構成されています。
主語には「全体」、of のあとには「構成要素」が来ます。
consist of 自体の意味や使い方を先に整理したい方は、consist of の意味と使い方|例文・受け身にしない理由・consist in との違い も参考になります。
過去形でも同じ考え方
過去のことを言う場合も、受け身にはしません。
- The group consisted of local volunteers.
そのグループは地元のボランティアで構成されていました。
ここでも was consisted of にはしないのが基本です。
例文
正しい例文
- The course consists of six lessons.
その講座は6つのレッスンで構成されています。 - The island consists of several small villages.
その島はいくつかの小さな村から成っています。 - The report consisted of three sections.
その報告書は3つのセクションで構成されていました。
不自然な例
- 不自然:The course is consisted of six lessons.
- 不自然:The island is consisted of several small villages.
- 不自然:The report was consisted of three sections.
どれも、consist of をそのまま使えば十分です。
よくある間違い
be consisted of にしてしまう
もっとも多い間違いです。
- 誤:The class is consisted of 20 students.
- 正:The class consists of 20 students.
この形は、学校英語でも英作文でもよくミスしやすいポイントです。
主語と中身を逆にする
consist of では、主語が全体、of のあとが部分です。
- 誤:Five students consist of the class.
- 正:The class consists of five students.
この語順もあわせて気をつけたいところです。
consist in や be made of と混同する
似た表現と混ざることもあります。
- consist in は「本質が〜にある」
- be made of は「〜という材料でできている」
たとえば、材料を言いたいなら consist of より be made of のほうが自然なことがあります。
- The table is made of wood.
そのテーブルは木でできています。
この違いは、consist of と be made of / be made up of の違い|意味と使い分けを例文つきで解説 でも整理できます。
また、consist in との違いは consist in の意味と使い方|consist of との違いをわかりやすく解説 が参考になります。
迷ったときの使い分け
構成をそのまま言うなら consist of
いちばん基本で、まず覚えたい形です。
- The book consists of ten chapters.
受け身っぽく自然に言いたいなら be composed of
「〜で構成されている」という形をそのまま英語でも出したいときは、be composed of が使いやすいです。
- The book is composed of ten chapters.
これは自然な表現です。
consist of の言い換えとしてもよく使われます。
詳しくは、be composed of の意味と使い方|consist of との違い・言い換え表現を解説 もご覧ください。
やわらかく言うなら be made up of
be made up of も「〜で構成されている」の意味で使えます。
- The class is made up of 30 students.
会話でも使いやすく、自然な表現です。
まとめ
consist of は、「〜から成る」「〜で構成されている」という意味の動詞ですが、通常は受け身にしません。
そのため、be consisted of は現代英語では不自然と考えておくのが安全です。
ポイントをまとめると、次の通りです。
- consist of はそのまま使う
- be consisted of は基本的に避ける
- 日本語訳が受け身でも、英語は受け身とは限らない
- 受け身っぽい形で自然に言いたいなら be composed of や be made up of を使う
- 主語には全体、of のあとには構成要素が来る
迷ったら、まずは The team consists of five members. という基本形をそのまま使うのがおすすめです。
この形に慣れると、be consisted of と書かなくなります。
