英語の解説記事は読めても、いざ英文になると急に読みにくく感じることはありませんか。
単語の意味は見たことがあるのに、文になると止まってしまう。
中学英語は習ったはずなのに、どこから苦手なのか自分でもはっきりしない。
そんな人は意外と多いです。
そこで今回は、誰でも内容を知っている桃太郎を使って、英語レベル診断をしてみましょう。
中1レベルの英語から始めて、中2・中3レベルへ少しずつ英文を難しくしていきます。
内容を知っている話だからこそ、ストーリーではなく英語そのものに集中しやすいのが特徴です。
- 自分はどのレベルまでなら読めるのか
- どこから急に読みづらくなるのか
- 単語で止まるのか、文のつながりで止まるのか
こうした点を、読みながら確認できます。
英語をやり直したい大人の方にも、中学英語を復習したい方にもおすすめです。
この記事でわかること
この診断では、桃太郎の一場面をレベル別の英語で読んでいきます。
- Level 1:中1目安
- Level 2:中2目安
- Level 3:中3目安
「全部読めない」ではなく、
- Level 1は読める
- Level 2から文が長くなると苦しい
- Level 3で説明が増えると止まる
というように、自分の現在地が見えやすくなります。
診断の使い方
- まず和訳を見ずに英文だけ読む
- だいたい意味が取れたか確認する
- 読みづらかったところを意識する
- 下の問題に答える
- 最後に診断結果を見る
ポイントは、完璧に訳そうとしすぎないことです。
「だいたい内容がわかるか」を基準にしてください。
Level 1|中1英語の目安で読む桃太郎
まずは中1レベルの目安です。
短い文が中心で、基本的な動詞や過去形が多い形です。
英文
One day, an old woman went to the river.
She washed clothes there.
Then she saw a big peach in the water.
The peach came down the river.
“What a big peach!” she said.
She took it home.
和訳
ある日、おばあさんは川へ行きました。
彼女はそこで洗濯をしました。
すると、水の中に大きな桃を見つけました。
その桃は川を流れてきました。
「なんて大きな桃なんだろう」と彼女は言いました。
彼女はそれを家に持って帰りました。
この段階では、主語と動詞がはっきりしていて、1文も短めです。
ここで大きく止まるなら、まずは中1の基本文から復習するのがおすすめです。
Level 2|中2英語の目安で読む桃太郎
次は少し文を長くして、中2レベルの目安に近づけます。
接続詞や進行形、不定詞っぽい形が入ると、急に読みづらくなる人もいます。
英文
One day, while the old woman was washing clothes in the river, she saw a big peach coming toward her.
She was very surprised because it was much bigger than a normal peach.
She wanted to take it home and show it to her husband.
So she pulled it out of the water and carried it home.
和訳
ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が自分の方へ流れてくるのが見えました。
それは普通の桃よりずっと大きかったので、彼女はとても驚きました。
彼女はそれを家に持って帰って、おじいさんに見せたいと思いました。
そこで彼女はそれを水から引き上げて、家へ運びました。
Level 2では、次のような部分で止まりやすいです。
- while が入ると文の骨格が見えにくい
- because で理由がつながると長く感じる
- wanted to take / show のような形で迷う
- coming toward her のようなまとまりが読みにくい
Level 3|中3英語の目安で読む桃太郎
ここでは、少しだけ構文の負荷を上げます。
単語自体はそこまで難しくなくても、文のまとまりが増えると急に読みづらくなることがあります。
英文
While the old woman was washing clothes by the river, she noticed a huge peach that was floating toward her.
Because it was larger than any peach she had ever seen, she decided to pull it to the bank and take it home.
She thought her husband would be surprised when he saw it.
和訳
おばあさんが川のそばで洗濯をしていると、自分の方へ流れてくる大きな桃に気づきました。
それは彼女が今まで見たどんな桃よりも大きかったので、彼女はそれを岸まで引き寄せて家に持って帰ることにしました。
彼女は、おじいさんがそれを見たら驚くだろうと思いました。
Level 3では、次のような点で止まりやすくなります。
- a huge peach that was floating toward her のように、名詞を後ろから説明する形
- larger than any peach she had ever seen のような比較と完了のまとまり
- decided to pull it … and take it home のような動詞のつながり
ここで止まる人は、単語だけでなく構文のまとまりで英語を読む練習が必要です。
問題でチェックしてみよう
下のミニ診断で、実際にどこまで読めているか確認してみてください。
桃太郎 英語レベル診断ミニテスト
各レベル2問、合計6問です。読み終わったあとに答えてみてください。
Level 1|中1目安
Q1. おばあさんはどこへ行きましたか?
Q2. おばあさんは何を見つけましたか?
Level 2|中2目安
Q3. おばあさんはなぜ驚きましたか?
Q4. “wanted to take it home” に近い意味はどれですか?
Level 3|中3目安
Q5. “that was floating toward her” は何を説明していますか?
Q6. おばあさんが家に持ち帰ろうと決めた理由は何ですか?
診断結果の見方
問題を解いてみて、次のような傾向が見えたら復習の方向性もはっきりします。
- Level 1で苦しかった人:まずは基本語彙と短い英文の形から復習
- Level 2で苦しくなった人:接続詞、文のつながり、want to などのまとまりを復習
- Level 3で止まった人:後ろから説明する形、比較、少し長い構文に慣れる
- Level 3までかなり読めた人:高校初級レベルの長めの英文に進みやすい状態
つまずき別の復習ポイント
1. 基本文の形で止まる人
短い英文でも迷うなら、まずは基本動詞や疑問文・否定文の作り方を確認するのがおすすめです。
2. 「言う」「話す」など基本動詞で迷う人
読むときに基本動詞の違いで引っかかる人も多いです。
3. 「〜も」などのつなぎ表現で迷う人
副詞や接続表現に慣れると、文章全体がかなり読みやすくなります。
4. 「そのため」「したがって」で流れを追いにくい人
論理の流れがつかみにくい人は、接続表現を整理すると長文読解がかなり楽になります。
5. look / see / watch の違いがあいまいな人
「見る」系の基本動詞は、物語でもかなりよく出ます。
今後、こうした記事も作る予定です
- 浦島太郎で英語レベル診断
- かさじぞうで英語レベル診断
- 中1英語だけで読める昔話
- 中2英語から少し難しくなる昔話
- Kindleでまとめて読めるシリーズ
今回のような「知っている昔話で英語レベルを試す記事」が役に立ちそうなら、反応をもらえると今後の参考になります。

