これからは10年後にあって欲しい未来とサービスを考え行動する

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個人開発で何か作ろうと思った時、大体のサービスはすでにあるなって気づきます。

ソフトウェアだけのサービスなら、大きなニーズがあるサービスは作り尽くされているなんて言いますよね。

さらに、生成AIの台頭で、個人開発レベルのサービスは、多くのものはChatGPTなどの生成AIにとって代わられちゃうんだろうなとぼんやり思っています。

もちろん、私が書いた記事「3ナシ開発」「個人開発者が使える最強の参入障壁がある 」のような、既存のサービスを改良したりニッチな領域を攻めるのが有効な戦略なのは変わりませんが、それでも何か別のユニークな一手が欲しいのは事実です。

それで、「これから自分はどうしたもんかのぅ。」と悩んでいるんですが、そんな中で面白い動画を見つけました。

藤野英人さんは、「ひふみ投信」と言うアクティブファンドのファンドマネージャーなのですが、彼はChatGPTの登場によってアナリストや資産運用の業界が激変すると述べています。

具体的には、短期予測の世界はChatGPTなどのAIの独壇場になり、その世界で生きていた人は、AI以上の価値を生み出すのが困難になると予想しています。

例えば、従来の短期投資は、会社が出している業績予想やアナリストが出す予想に対して結果が上回るか下回るかを予想して儲けます。けれど、短期予測の数値がAIによって正確に反映されるようになるので付加価値を出すことは難しくなるだろうとのことです。

そもそも、すでに超短期のトレードはアルゴリズムが牛耳っていて、人間はほぼ勝てない世界になっていますから、今後はそのスパンがより伸びて、短期予測の世界までAIやアルゴリズムの世界になるということでしょう。

では、これから藤野さんたちはどう立ち回ろうとしているかというと「10年後の世界を考えよう」と舵を切ったそうです。10年後の未来予想を元に、投資先を選ぶのです。

この話を聞いて「これはすごい!AI時代の一つの正解だ!」と思いました。

短期の世界はAIに任せて、私たち人間は、もっと先の未来がどうあるべきかを考えて行動するのです。このアイデアを知った時、それが人間の本来の仕事のような気さえしました。

では、この考えを個人開発に当てはめて考えてみます。

10年後の未来を予測し、その時にどんなサービスが必要になるだろうか?と考えて、今から個人開発でサービスを作るのです。

「今から10年後のことなんて個人が考えて作るなんて馬鹿げてないか?」と思うかもしれませんが、逆に利益をそこまで追求する必要がない個人開発サービスだからこそ、遠い先10年後に求められるサービスを今から作ることができるような気がします。

じゃあそれは何?ということですが、私はまだ全然わかりません笑

ですがヒントはあって、それは「未来を予測するには基礎的な勉強が大事になってくる」という部分です。木に例えるなら、木の根底部分を学ぶことで、その先の木の枝がどっちに伸びるのかが大体わかるようになるのです。

なので私も、現在は気になる分野の基礎的な勉強をし始めたり、色々本を読んだり情報を収集している段階です。

方向性を決めたら、以前に書いた記事「誰でもできるが、誰もやらないことをやれ。」でコツコツとコンテンツを積み上げて、10年後には誰も追いつけないようなサービスにしたいものですね。

10年後の未来から個人開発のサービスを考える。とても難しいチャレンジですが、ワクワクするアイデアだと思いませんか。

AI時代は、少し先の未来を考えると暗いように感じる場合もありますが、そこからさらに先を見ることができれば、実は明るいのかもしれません。

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