立夏の意味と、読み方。
暦の上で夏が始まる節気。若葉や日差しに、春とは違う厚みを見つける時期です。
猛暑の始まりを示す日ではありません。春の名残と夏の入口が重なるので、気温だけで季節を決めない見方ができます。
立夏は、いつ。
2026年の立夏
5月5日
節入り 20:49(日本標準時)
期間:5月5日〜5月20日
国立天文台・暦要項
年によって日付が変わります。日付検索では、節入りの時刻を含む日を終日その節気として表示します。
立夏の、三つの候。
候の期間は太陽の視黄経を5度ごとに分けた算出目安です。
初候 · 5月5日ごろ〜
蛙始鳴
かわずはじめてなく
蛙の声が聞こえ始めるころ。
水辺の声を、近い音と遠い音に分けて聞く。蛙のいない場所では、雨のあとの音の変化を記録します。
次候 · 5月11日ごろ〜
蚯蚓出
みみずいずる
みみずが土の中から姿を現すころ。
雨上がりの土の表面を見る。生きものを掘り出さず、土粒の集まりや小さな筋から動きを想像してみます。
末候 · 5月16日ごろ〜
竹笋生
たけのこしょうず
たけのこが伸びるころ。
店頭や食卓のたけのこでも、皮の重なりや切り口を観察できます。産地や種類による時期の違いも意識します。
暮らしで、見つける。
01 / 光と空
木陰の形が、昼の地面にどれくらいはっきり出るか。光そのものより、影の縁を見ます。
02 / 身近なもの
若葉の表と裏、風で返る面を観察する。風は見えなくても、葉の向きで通り道が分かります。
03 / 暮らし
飲み物の器が変わった日、袖をまくった瞬間。小さな選択に夏の入口を探します。
自分の景色を、言葉へ。
書き始める問い
春の光と夏の光の違いを、影を一つ使って描くなら?
道を渡る前に、木陰へ半歩戻った。葉が返るたび、足元の光も揺れた。
katonoboの描写例まず、見たものを一つ選びます。例の景色をなぞるより、形・音・光・動きのうち、自分が気づいた違いを一つ書き残してください。
この季節の、言葉を選ぶ。
暦の季節と歳時記の分類には違いがあります。日付だけで季語を選ばず、意味と実際の景色を確かめてください。