EBITDA有利子負債倍率計算ツール|計算式・求め方・具体例つき

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ここのページでは、企業の返済能力や財務リスクを確認するときに使う「EBITDA有利子負債倍率」を簡単に計算できます。

有利子負債、現金及び預金、営業利益、減価償却費を入力するだけで、純有利子負債、EBITDA、EBITDA有利子負債倍率を自動計算します。計算式や具体例もあわせて解説するので、手計算やExcelで確認したい方にも役立ちます。

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EBITDA有利子負債倍率計算ツール

数値を入力して「計算する」ボタンを押してください。

EBITDAだけを先に確認したい場合は、EBITDA計算ツールもあわせてご利用ください。

EBITDA有利子負債倍率とは?

EBITDA有利子負債倍率とは、企業の実質的な有利子負債が、EBITDAに対して何倍あるかを示す財務指標です。

簡単にいうと、「本業から生み出す利益に近い金額で、実質的な借入負担をどのくらいカバーできるか」を見るための指標です。倍率が低いほど、一般的には返済余力が高いと見やすくなります。

ここで使う純有利子負債は、有利子負債から現金及び預金を差し引いて求めます。純有利子負債だけを確認したい場合は、純有利子負債計算ツールをご利用ください。

EBITDA有利子負債倍率の計算式

EBITDA有利子負債倍率は、以下の式で計算します。

EBITDA有利子負債倍率(倍) = (有利子負債 - 現金及び預金) ÷ (営業利益 + 減価償却費)

分子の「有利子負債 – 現金及び預金」は、実質的な借入負担を表す純有利子負債です。分母の「営業利益 + 減価償却費」は、簡易的なEBITDAとして使われます。

詳しい計算手順を確認したい場合は、EBITDA有利子負債倍率の計算式・求め方で具体例つきで解説しています。

EBITDA有利子負債倍率の計算例

たとえば、以下の会社を考えます。

  • 有利子負債:12,000万円
  • 現金及び預金:2,000万円
  • 営業利益:4,000万円
  • 減価償却費:1,000万円

まず、純有利子負債を計算します。

純有利子負債 = 12,000万円 - 2,000万円 = 10,000万円

次に、EBITDAを計算します。

EBITDA = 4,000万円 + 1,000万円 = 5,000万円

最後に、純有利子負債をEBITDAで割ります。

EBITDA有利子負債倍率 = 10,000万円 ÷ 5,000万円 = 2.0倍

この場合、EBITDA有利子負債倍率は2.0倍です。これは、純有利子負債がEBITDAの2倍あることを意味します。

EBITDA有利子負債倍率計算ツールの使い方

  1. 有利子負債を入力します。
  2. 現金及び預金を入力します。
  3. 営業利益を入力します。
  4. 減価償却費を入力します。
  5. 必要に応じて小数点の表示桁数を選びます。
  6. 「計算する」ボタンを押すと、EBITDA有利子負債倍率、純有利子負債、EBITDA、計算式が表示されます。

EBITDA有利子負債倍率の目安と見方

EBITDA有利子負債倍率は、低いほど返済負担が小さく、高いほど返済負担が重いと見やすい指標です。

ただし、何倍なら安全、何倍なら危険と一律に判断するのは適切ではありません。設備投資が大きい業種、成長投資中の企業、安定したキャッシュフローがある企業などでは、見方が変わるためです。

倍率の高い・低い・マイナスの意味を詳しく知りたい場合は、EBITDA有利子負債倍率の目安と見方をご覧ください。

計算するときの注意点

EBITDAが0以下の場合は通常の倍率として解釈しにくい

営業利益と減価償却費を足したEBITDAが0以下の場合、倍率を返済年数の目安として見ることは難しくなります。この場合は、利益改善やキャッシュフローの状況もあわせて確認しましょう。

現金及び預金が多いと倍率がマイナスになることがある

現金及び預金が有利子負債を上回る場合、純有利子負債はマイナスになります。この場合、実質的な借入負担は小さいと見られますが、事業の収益性とは別に確認が必要です。

有利子負債比率やDEレシオとは見るポイントが違う

EBITDA有利子負債倍率は、借入負担とEBITDAの関係を見る指標です。一方、有利子負債比率計算ツールDEレシオ計算ツールは、自己資本とのバランスを見るときに役立ちます。

よくある質問

EBITDA有利子負債倍率はどうやって計算しますか?

EBITDA有利子負債倍率は、「有利子負債 – 現金及び預金」を「営業利益 + 減価償却費」で割って計算します。

EBITDA有利子負債倍率 = (有利子負債 - 現金及び預金) ÷ (営業利益 + 減価償却費)

EBITDA有利子負債倍率は何倍が目安ですか?

一般的には低いほど返済余力が高いと見やすいですが、業種、投資フェーズ、過去推移によって判断が変わります。単年度の数値だけでなく、同業比較や数年分の推移も確認しましょう。

倍率がマイナスになるのはなぜですか?

現金及び預金が有利子負債より多い場合、純有利子負債がマイナスになるため、EBITDA有利子負債倍率もマイナスになることがあります。

Excelでも計算できますか?

はい。Excelでも同じ計算式で求められます。入力例とExcel式は、ExcelでEBITDA有利子負債倍率を計算する方法で解説しています。

有利子負債倍率との違いは何ですか?

有利子負債倍率は、一般に有利子負債とキャッシュフローなどの関係を見る言葉として使われることがあります。EBITDA有利子負債倍率は、その分母にEBITDAを使って返済能力を確認する指標です。詳しくは、有利子負債倍率とEBITDA有利子負債倍率の違いをご覧ください。

関連する計算ツール・解説

まとめ

EBITDA有利子負債倍率は、企業の実質的な借入負担がEBITDAに対して何倍あるかを確認するための指標です。

計算式は「(有利子負債 – 現金及び預金) ÷ (営業利益 + 減価償却費)」です。計算ツールを使えば、純有利子負債、EBITDA、倍率、計算過程をまとめて確認できます。

返済能力をより広く確認したい場合は、DSCR計算ツールインタレスト・カバレッジレシオ計算ツールもあわせて活用してください。

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