最近、面白い本を読みました。
精神科医で、作家の樺沢 紫苑さんの著書です。
樺沢さんは、医者の仕事をしながら、毎日ブログ更新、毎月20冊の読書とその書評を執筆、年間数冊の本の執筆、週5日以上のジム通いという、常人では考えられないような量のアウトプットをしているそうです。
この量のアウトプットを可能にしているのが、彼が提唱する時間管理術であり、本書「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」に書かれている内容です。
また改めて書評に書こうと思っていますが、個人開発でも特に使えるなぁと思った内容があったので紹介しておきます。
【追記】「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」の書評を書きました。
脳のゴールデンタイムは起きてから2~3時間
脳が1日の中で一番パフォーマンスが高いのは、起きてから2時間から3時間だそうです。この時間を脳のゴールデンタイムと言うそうです。寝ている間に脳は情報を整理しているため、起きたばかりの時間は無駄な情報がなく、いわば広い机で作業ができる状態とのこと。
早朝の時間帯の効率は、夜の時間帯のなんと4倍以上!
つまり、朝の30分は、夜の2時間に匹敵するのです。この時間に集中力がいる仕事を行うことで、高いパフォーマンスを短い時間で出すことができます。集中力が高い仕事とは、例えば執筆活動、ミスの許されない仕事、設計、想像力が必要なコーディングなどがあるでしょう。
多くの日本人は、この脳のゴールデンタイムを通勤に使ったり、メールのチェックなど集中力のいらない作業に充てており、非常に非効率な仕事をしていると本書では指摘していました。
個人開発でも、朝の集中力が高い作業をしよう
個人開発に当てはめて考えれば、仕事終わりのへとへとになった時間帯にするよりも、少し早起きしてやった方が良いでしょう。
個人開発では、作るサービスの企画、設計、コーディングが特に集中力が必要な作業ですから、朝のゴールデンタイムにこのあたりの作業を行うと良さそうです。逆に、個人開発に関するインプットや、緩めの宣伝のためのブログ記事の執筆や宣伝ツイートなどは朝以外の時間にやると良いでしょう。
と言うことで、個人開発でも朝のゴールデンタイムをうまく活かして開発しよう!と言う話でした。