完成までウチに秘める【個人開発】

個人開発
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『大乱闘スマッシュブラザーズ』や『星のカービィ』などスマッシュヒットを連発している桜井政博さんが『内圧をカンカンに高める【仕事の姿勢】』YouTube動画をアップしていました。

このYoutubeの内容がまさに膝を打つものでした。

ぜひご覧になっていただきたいのですが、要約すると「企画書や仕様書は完成するまで誰にも言わず、自分のパッション(内圧)を高める。それが作品の魅力につながる」というものです。圧力鍋のように自分の中の内圧を高め、一気に爆発させる。その爆発力が作品に凄みを与えます。

私の個人開発でも、頭の中で面白い企画が思い浮かんだら、誰に言わずに完成させることが多いです。

そして「誰にも言わずに内圧を高める」姿勢の重要性は、個人開発やゲームに限らず、創作活動全般に言えるようです。

『IT』『スタンド・バイミー』など沢山の名作を世に出した小説の巨匠スティーブン・キングも、自身の創作方法について書いた本『書くことについて』で、作品は完成するまで誰にも見せずに完成させてしばらく寝かせてから添削する、そしてそれから他人に見てもらえ。と書いていました。(「ドアを閉めて書け。ドアを開けて書き直せ」)

創作(クリエイティブ活動)は孤独な作業だとよく言われますが、良い作品には強い内圧が必要だからかもしれません。

SNSや友人に話すと途端にやる気が削がれる

私個人の経験でも、不思議なことに、誰かにアイデアを話したりSNSで作業経過を出すとリリースまで辿り着かないことがありました。

これは、他者に話すことで自分の内圧が解放され、ガス抜きされているからとのこと。

個人開発の推進力(エンジン)は、自分自身だけです。自分が行動しないと何も進みません。ですから、いかに自分の開発のテンションを下げないかはとても重要です。

となると、SNSで経過報告をするのは思っているより想像以上にリスキーな行為なのかもしれません。認知がない個人開発にとって、開発状況をアピールするのは、良い宣伝になるから悩ましいところですね。

以上、個人開発でも内圧を大切にしよう。という話でした。

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