夜スマホで最初に変えるのは、1日の合計時間より「就寝前」と「寝室への持ち込み」です。寝る時刻の30〜60分前に充電場所を寝室の外へ移し、家族連絡の例外を決めて一週間試してください。
「スマホ何時間」だけでは見えないこと
昼間に地図や音楽を使う3時間と、寝床で通知を追う3時間は、生活への当たり方が違います。次の朝、起きられるか、授業中に眠いか、休日に大きく寝だめしているかも一緒に見ます。
自分の合計時間はスクリーンタイム年間計算で換算できますが、睡眠については「何時に何を見たか」の方を優先してください。
一週間だけ試す夜の手順
- 起きたい時刻から必要な睡眠時間を逆算する
- 就寝30〜60分前をスマホ終了の仮時刻にする
- 充電場所を寝室の外か、ベッドから立たないと届かない所へ
- 家族・緊急連絡の扱いを決める
- 就寝時刻、起床のつらさ、日中の眠気を7日だけ記録
- 日曜に15分見直し、早すぎる・遅すぎる条件を調整
受験生は夜を削りがちですが、睡眠は余った時間ではありません。連絡を残した受験期の運用は受験生のスマホ管理へ。
保護者の声かけ
「何時間見たの?」だけでなく、「今週、朝つらかった日は何日?」「寝室で連絡が必要な相手はいる?」と聞きます。親も食事中や就寝前にスマホを置く約束を一つ選ぶと、子どもだけの罰になりにくくなります。
時間・場所・例外・親側の約束は親子のルール作成ツールで文面にできます。背景は中学生のスマホルールで説明しています。
眠れないときに動画で粘らない
眠ろうとして長時間画面を見ると、時刻がさらに遅れます。いったんベッドを離れ、明るすぎない場所で静かな行動をし、眠気が戻ったら寝床へ。学校生活や体調に影響する状態が続くなら、本人の頑張りだけに任せません。
眠れない・朝起きられない状態が長く続く、登校や日中生活が崩れる、強い苦痛がある場合は、スマホ制限アプリの話より先に、保護者、学校、医療機関などへ相談してください。
よくある質問
寝る前のスマホは何分前にやめればよいですか?
一律の正解はありません。まず30〜60分前に置く案を一週間試し、寝付きと朝の状態で調整します。
連絡が来るので寝室から出せません
必要な連絡先だけ通知を残し、端末はベッドから離します。家族で緊急時の連絡方法も決めてください。
休日の寝だめで補えますか?
休日だけ大きく遅く起きると生活リズムがずれます。平日の不足を放置せず、毎日の睡眠機会を確保します。
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最終確認:2026年7月18日。出典:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」。
