売上減少率計算ツール|前年比・前月比の求め方と計算式を解説
売上減少率とは、前の期間と比べて売上がどれだけ減ったかを割合(%)で表したものです。
このページでは、売上減少率を自動で計算できるほか、
前年比・前月比での求め方、計算式、見方、具体例までわかりやすく解説します。
たとえば、次のような場面で使えます。
- 去年と比べて売上が何%減ったか知りたい
- 前月比で売上の落ち込みを確認したい
- 目標との差を割合で見たい
- 売上低下がどの程度深刻か把握したい
売上減少率計算ツール
前年や前月などの「比較元の売上」と、現在の売上を入力すると、売上減少率を自動で計算できます。
売上の減少率計算機
比較元の売上と現在の売上を入力すると、売上の減少率と減少額を自動で計算できます。
売上の減少率
0.00%
減少額:0
現在の売上は比較元の 100.00% です
売上減少率とは?
売上減少率とは、ある期間の売上が、比較する前の期間より何%減ったかを示す指標です。
たとえば、去年の売上が100万円で、今年の売上が80万円だった場合、20万円減っています。
この「20万円の減少」が、元の100万円に対して何%にあたるかを表したものが、売上減少率です。
売上減少率を見ることで、次のようなことがわかります。
- 売上の落ち込みがどれくらいか
- 前年比・前月比でどの程度悪化したか
- 改善施策が必要な水準かどうか
- 一時的な変動なのか、大きな変化なのか
売上減少率の求め方
売上減少率は、次の式で求めます。
売上減少率(%) = (比較元の売上 – 現在の売上) ÷ 比較元の売上 × 100
計算の手順
- 比較元の売上を確認する
- 現在の売上を確認する
- 比較元の売上から現在の売上を引く
- その差を比較元の売上で割る
- 最後に100をかけて%にする
例
去年の売上が100万円、今年の売上が80万円の場合
- 100万円 – 80万円 = 20万円
- 20万円 ÷ 100万円 = 0.2
- 0.2 × 100 = 20
つまり、売上減少率は20%です。
前年比・前月比で売上減少率を出す方法
売上減少率は、比較する期間を変えることで、いろいろな見方ができます。
前年比で見る場合
前年の同じ月や同じ年と比べて、売上がどれだけ減ったかを見ます。
例
- 2025年3月の売上:120万円
- 2026年3月の売上:90万円
この場合
(120 – 90)÷ 120 × 100 = 25%
前年同月比で、売上は25%減少しています。
前月比で見る場合
前の月と比べて、売上がどれだけ減ったかを見ます。
例
- 4月の売上:80万円
- 5月の売上:68万円
この場合
(80 – 68)÷ 80 × 100 = 15%
前月比で、売上は15%減少しています。
どちらを見るべき?
- 季節変動がある業種なら 前年比
- 直近の変化をすぐ確認したいなら 前月比
という使い分けが便利です。
売上減少率の計算例
売上が100万円から80万円に減った場合
- 比較元の売上:100万円
- 現在の売上:80万円
- 減少額:20万円
(100 – 80)÷ 100 × 100 = 20%
売上減少率は 20% です。
売上が50万円から35万円に減った場合
- 比較元の売上:50万円
- 現在の売上:35万円
- 減少額:15万円
(50 – 35)÷ 50 × 100 = 30%
売上減少率は 30% です。
売上が200万円から190万円に減った場合
- 比較元の売上:200万円
- 現在の売上:190万円
- 減少額:10万円
(200 – 190)÷ 200 × 100 = 5%
売上減少率は 5% です。
売上額の減少自体は10万円でも、元の売上が大きいと減少率は小さく見えます。
そのため、金額だけでなく割合でも確認することが大切です。
売上減少率の見方
売上減少率は、ただ数字を見るだけでなく、どのくらいの変化なのかを判断するのに役立ちます。
5%未満の減少
小さな減少です。
一時的な変動や季節要因の可能性もあります。
5%〜10%程度の減少
やや注意が必要です。
集客、単価、客数などを確認した方がよい水準です。
10%を超える減少
明確な落ち込みといえます。
原因分析や改善施策の検討が必要になることが多いです。
20%以上の減少
大きな減少です。
価格、商品、集客、競合、外部環境などを含めて広く見直す必要があります。
※ 実際には業種や季節要因によって見方は変わります。あくまで一般的な目安として考えてください。
売上減少率と減少額の違い
売上の変化を見るときは、減少率だけでなく減少額もあわせて確認するのがおすすめです。
減少額
いくら売上が減ったかを金額で表したもの
例
- 100万円 → 80万円
- 減少額は20万円
減少率
元の売上に対して何%減ったかを表したもの
例
- 100万円 → 80万円
- 減少率は20%
減少額はインパクトの大きさがわかりやすく、
減少率は規模の違う期間同士でも比較しやすいのが特徴です。
売上減少率を計算するときの注意点
分母は「比較元の売上」
計算するときは、必ず前の期間の売上を基準にします。
現在の売上を分母にすると、意味が変わってしまいます。
比較する期間をそろえる
月と年、1週間と1か月のように、期間がバラバラだと正しく比較できません。
前年同月、前月、前四半期など、同じ条件で比べるのが基本です。
売上が増えている場合は減少率ではない
現在の売上が比較元より大きい場合、計算結果はマイナスになることがあります。
その場合は、減少ではなく増加として見る方が自然です。
比率だけで判断しない
売上減少率が大きくても、利益率が改善している場合があります。
逆に、売上減少率が小さくても、利益への影響が大きいこともあります。
よくある質問
売上減少率はどうやって計算しますか?
(比較元の売上 – 現在の売上)÷ 比較元の売上 × 100 で計算できます。
前年比と前月比ではどちらを見るべきですか?
季節要因がある業種では前年比、直近の変化を早くつかみたい場合は前月比が便利です。
売上が増えた場合はどうなりますか?
計算上はマイナスになることがあります。
その場合は減少率ではなく、増加率として考えるのが自然です。
売上減少率20%とはどういう意味ですか?
元の売上に対して、売上が20%減ったという意味です。
たとえば100万円が80万円になった場合、減少率は20%です。
減少額と減少率はどちらが大事ですか?
どちらも大事です。
減少額は金額インパクトがわかりやすく、減少率は割合として比較しやすいです。
まとめ
売上減少率とは、前の期間と比べて売上が何%減ったかを表す指標です。
計算式は次の通りです。
売上減少率(%) = (比較元の売上 – 現在の売上) ÷ 比較元の売上 × 100
売上減少率を確認すると、次のようなことがわかります。
- 売上の落ち込みの大きさ
- 前年比・前月比での変化
- 改善施策が必要な水準かどうか
- 金額だけでは見えにくい変化の大きさ
金額だけでなく割合でも見ることで、売上の変化をより正確に把握しやすくなります。
ぜひ上の売上減少率計算ツールを使って確認してみてください。

