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結露の計算式|露点温度・絶対湿度の求め方を解説

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結露・湿度・露点 AIR, WATER, TEMPERATURE.

計算式を、数字でたどる。

露点温度と絶対湿度は、別の数値です。室温20℃・相対湿度60%の例で、入力から結果までを一つずつ確認します。

元の計算式・使い方を読む ↓

小さな実験 01 / COMPARE

入力例

同じ窓でも、湿度で変わる。

室温20℃・窓の表面10℃で比べます。

露点温度 12.0℃

窓が露点より低い

窓10℃は露点約12.0℃より低いため、結露の条件に入ります。

20℃・60%の計算例

近似式を、3つの段階で。

  1. 相対湿度を割合に

    60 ÷ 100 = 0.60

    自然対数lnに入れるのは、%から直した割合。

  2. γから露点温度へ

    γ = ln(0.60) + 17.27 × 20 ÷ (237.7 + 20)
    露点 = 237.7 × γ ÷ (17.27 − γ) ≒ 12.0℃

    途中では丸めず、表示する最後の値を丸めます。

  3. 表面温度と比べる

    10 − 12.0 ≒ −2.0℃

    窓10℃は露点より低く、結露の条件に入ります。

数字を、自分の条件に当てはめる。

結果の読み方と、確かめること。

01

湿度60%は、式では0.60。

lnは自然対数。20℃・60%なら γ = ln(0.60) + 17.27×20/(237.7+20) ≒ 0.8295。このγを露点の式に入れると約12.0℃になります。%をそのまま60としてlnに入れないでください。

02

絶対湿度は、水蒸気圧から求める。

20℃の飽和水蒸気圧は約23.4hPa。湿度60%なら実際の水蒸気圧は約14.0hPa。216.7×14.0/(20+273.15)で、絶対湿度は約10.4g/m³です。途中の値は丸めずに計算します。

03

空気の水分と、窓につく水量は別。

絶対湿度の差は、特定の冷却条件での理論的な目安です。窓につく水の総量には空気の流れ、換気、面積、時間が関わります。「g/m³」を、そのまま窓の水滴の重量として扱わないでください。

元の計算式・使い方を読む

この記事では、結露の計算式、露点温度の求め方、絶対湿度の計算方法をわかりやすく解説します。

計算式を使わずにすぐ判定したい場合は、数値を入力して結露を判定できる結露計算ツールをご利用ください。

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結露計算で重要なのは露点温度

結露が起きるかどうかを判断するときは、露点温度を求めます。

露点温度とは、空気中の水蒸気が水滴になり始める温度です。窓や壁の表面温度が露点温度以下になると、結露が発生しやすくなります。

表面温度 ≦ 露点温度 → 結露しやすい

露点温度の計算式

露点温度は、気温と相対湿度から近似的に求められます。

γ = ln(RH ÷ 100) + 17.27 × T ÷ (237.7 + T)

露点温度 = 237.7 × γ ÷ (17.27 - γ)

Tは気温(℃)、RHは相対湿度(%)です。

絶対湿度の計算式

絶対湿度は、空気1m³あたりに含まれる水蒸気量を表します。単位はg/m³です。

飽和水蒸気圧 = 6.1078 × 10^(7.5 × T ÷ (T + 237.3))

水蒸気圧 = 飽和水蒸気圧 × 相対湿度 ÷ 100

絶対湿度 = 216.7 × 水蒸気圧 ÷ (T + 273.15)

絶対湿度そのものを計算したい場合は、湿度の計算ツールも参考になります。

結露の計算例

室温20℃、相対湿度60%の場合で考えてみます。

γ = ln(60 ÷ 100) + 17.27 × 20 ÷ (237.7 + 20)

露点温度 ≒ 12℃

この場合、窓ガラスや壁の表面温度が約12℃以下になると、結露が発生しやすくなります。

結露量を計算するときの考え方

結露量の目安は、現在の絶対湿度と、表面温度での飽和絶対湿度の差から考えることができます。

結露水量の目安 = 現在の絶対湿度 - 表面温度での飽和絶対湿度

ただし、実際の結露水量は、空気の流れ、換気、表面素材、結露している時間によって変わります。そのため、家庭での結露対策では「正確な水量」よりも、「結露しやすい状態かどうか」を確認することが重要です。

結露計算でよくある間違い

室温と外気温の差だけで判断する

結露は温度差だけでは判断できません。湿度が高いほど露点温度が高くなり、結露しやすくなります。

表面温度を室温と同じだと考える

窓ガラスやサッシ、外壁に近い壁は、室温より低くなることがあります。結露を判断するには、表面温度を見る必要があります。

相対湿度だけを見る

相対湿度は温度によって変わるため、結露の判断では露点温度と表面温度をあわせて確認するのが重要です。

結露を簡単に計算したい場合

露点温度や絶対湿度の計算式は少し複雑です。手計算が面倒な場合は、結露計算ツール|露点温度・温度差・結露リスクを自動計算を使うと簡単です。

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まとめ

結露の計算では、気温と相対湿度から露点温度を求め、表面温度が露点温度以下かどうかを確認します。

計算式を理解しておくと、なぜ湿度が高い部屋ほど結露しやすいのか、なぜ窓や壁の温度が重要なのかを判断しやすくなります。

計算の前提・参照資料

図と逆算は、室温・表面温度0〜50℃の水面を基準にした日常的な比較です。氷点下の霜、壁の内部結露、実際の結露水の総量を判定するものではありません。温度・湿度計の誤差や測る場所による違いも考慮してください。

露点は既存ツールと同じMagnus型の近似(a=17.27、b=237.7)、絶対湿度はTetens型の飽和水蒸気圧から計算します。文献ごとに係数・適用範囲が異なるため、小さな差が生じます。

内容・計算の確認:2026年10月7日

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