katonobo

季節と暦 A YEAR, NOTICED.

立冬という、季節の目印。

暦の上で冬が始まる節気。葉の間を抜ける風や、日向のありがたさに冬の入口を見つけます。

立冬の意味と、読み方。

暦の上で冬が始まる節気。葉の間を抜ける風や、日向のありがたさに冬の入口を見つけます。

雪が降り始める日を定めるものではありません。まだ紅葉のある地域もあり、木々の秋と暦の冬が重なります。

立冬は、いつ。

2026年の立冬

11月7日

節入り 18:52(日本標準時)

期間:11月7日〜11月21日

国立天文台・暦要項

年によって日付が変わります。日付検索では、節入りの時刻を含む日を終日その節気として表示します。

立冬の、三つの候。

候の期間は太陽の視黄経を5度ごとに分けた算出目安です。

初候 · 11月7日ごろ〜

山茶始開

つばきはじめてひらく

山茶花の花が咲き始めるころ。

伝統的な読みは「つばき」ですが、ここでは山茶花を指します。花びらが一枚ずつ散る姿にも目を向けます。

次候 · 11月12日ごろ〜

地始凍

ちはじめてこおる

地面が凍り始めるころ。

凍るかどうかは地域と天候で変わります。凍っていなければ、朝の土の硬さや乾き方を前日と比べます。

末候 · 11月17日ごろ〜

金盞香

きんせんかさく

水仙の花を表す名前。金色の杯を思わせる花の中心にちなみます。

春の花キンセンカと取り違えないようにします。水仙を見つけたら、白い部分と中心の色の対比を観察します。

暮らしで、見つける。

01 / 光と空

窓辺の日向が部屋のどこまで伸びるか。夏との違いを、光の位置で見ます。

02 / 身近なもの

葉の少なくなった枝のあいだから、以前見えなかった空や建物を探します。

03 / 暮らし

日向へ椅子を動かす、温かい器を選ぶ。寒さを我慢する話より、暖かさを見つける動作を描きます。

自分の景色を、言葉へ。

書き始める問い

冬が来たことを、増えたものではなく見えるようになったもので表すなら?

枝のあいだから、遠くの屋根が見える。椅子を少し動かすと、膝だけが日向に入った。

katonoboの描写例

まず、見たものを一つ選びます。例の景色をなぞるより、形・音・光・動きのうち、自分が気づいた違いを一つ書き残してください。

この季節の、言葉を選ぶ。

暦の季節と歳時記の分類には違いがあります。日付だけで季語を選ばず、意味と実際の景色を確かめてください。