このページは、四柱推命Webツールが採用する計算条件を公開する仕様書です。運営者のiPhone・iPadアプリ「四柱推命 鑑定ノート」の標準計算を基準に移植しています。別の暦や流派と比較するときは、以下の条件をそろえて確認してください。
基準実装と対応範囲
- 基準:FourPillarsCalculator、CalculationProfile.standard。Web計算版1.0.0。
- 出生年:1901年〜2099年。前後年の節入りを必要とするため、収録した1900年〜2100年の表の両端を入力範囲から除きます。
- タイムゾーン:Asia/Tokyo。出生地の経度・真太陽時・手動補正は行いません。歴史的な夏時間はブラウザのタイムゾーンデータに依存します。
- 出生時刻が既知なら四柱、不明なら三柱。入力・命式はブラウザ内で処理し、保存しません。
節入りは天文近似の値
基準アプリの節入り表は空のため、SolarTermProviderはSolarTermCalculatorの天文近似計算へ切り替わります。Web版には、そのコードから生成した12の節入りの1900年〜2100年分を収録しています。太陽視黄経の交差を探索して、分単位に丸めた値です。公的な高精度暦の全件一致を保証した表ではありません。
二十四節気の定義は国立天文台の用語解説を参照できます。公式時刻は暦要項で確認してください。本ツールは節入り前後1時間に注意を表示します。近似の誤差で柱が変わり得る境界付近は、採用する暦で検算してください。
比較例として、2026年の立春は本ツールの近似値が2月4日4時56分、国立天文台の暦要項は5時02分で、6分の差があります。この間に生まれた条件では年柱・月柱の判定が変わり得ます。前後1時間という注意範囲は誤差の上限を保証するものではありません。
年柱と月柱
年柱は立春の時刻を境にし、切り替え後の西暦年から「年−4」を60で割った余りで干支を求めます。月柱は直前の月節の地支を使い、年干から五虎遁の対応で月干を求めます。毎月1日や1月1日に切り替える方式ではありません。
日柱と時柱
グレゴリオ暦の日付から整数のユリウス日番号(JDN)を求め、「JDN+49」を60で割った余りを日干支番号にします。日界は0時。23時台も当日の日柱で計算します。
時支は子刻を23時〜0時台、丑刻を1時〜2時台とする2時間区分です。時干は日干から五鼠遁の対応で求めます。23時に日柱を切り替える方式、出生地の経度補正を行う方式とは、日柱・時柱が異なり得ます。
通変星・十二運・蔵干
通変星は日主と対象の干の五行の生剋、陰陽の一致・不一致から求めます。日柱の天干の欄は「日主」と表示します。十二運は日干と地支の対応表を採用し、戊・己は丙・丁と同じ表です。蔵干はアプリのHiddenStemTableに合わせ、余気・中気・本気を全て表示します。節入りからの日数で一つを選ぶ方式は使いません。
五行の個数
ElementBalanceCalculatorに合わせ、天干・地支の分類・全蔵干を別々に数えます。合計はその和です。地支と蔵干の両方を含め、重み、月令、旺衰、干合などによる増減は計算しません。喜神・忌神の判定値ではありません。
大運と歳運
年干の陰陽と選択した男女の順逆条件から方向を求め、月柱から干支を一つずつ進めます。開始年齢は順行なら次の節まで、逆行なら前の節からの時刻差を「3日=1年」で換算し、月単位で四捨五入します。10期の年齢範囲の終点は次の期の始点で、終点自体をその期に含めません。時刻不明なら開始年齢を表示せず、節入り当日は大運も確定しません。
歳運の干支は「西暦年−4」の六十干支で、その年の立春から翌年の立春までを期間として説明します。吉凶点数、出来事の予測、相性点数は計算しません。
時刻不明・他サイトとの比較
時刻不明の年・月は当日0時を仮基準にします。節入り当日は未確定です。別サイトと違う場合は、節入り表、時刻・タイムゾーン、日界、蔵干の方式、十二運表、大運開始年齢の丸めを順に比較してください。
検証範囲と更新
Web版1.0.0では、架空の入力405条件について、基準Swiftコードと四柱、通変星、蔵干、十二運、五行、大運の方向・開始月齢・干支順序を照合しています。基準コードとの一致は、全流派や公的暦に対する正確さを意味しません。境界の近似とタイムゾーンデータの制約は残ります。