給食や大量調理では、必要な食材量を計算できても、その量をそのまま注文できるとは限りません。
たとえば、計算上は5,500g必要でも、実際の発注単位が1袋1kgなら、5.5袋という注文はできない場合があります。 この場合は、端数を切り上げて6袋を目安にします。
このページでは、必要な食材量と、1ケース・1袋・1パックあたりの量を入力して、発注数を計算できます。 発注量を実際の注文単位に合わせたいときに使ってください。
この計算結果は目安です。実際の発注量は、施設の基準、在庫状況、納品単位、発注ロット、保存場所、提供人数の変動、調理時のロスなどを考慮して調整してください。
ケース・袋・パック単位の発注数計算ツール
必要量と1単位あたりの量を入力すると、何ケース・何袋・何パック発注すればよいかを計算できます。
必要量と1単位あたりの量を入力して「発注数を計算する」を押してください。
※この計算結果は目安です。実際の発注では、納品単位、業者の条件、在庫状況、保存場所、施設の基準を確認してください。
ケース・袋・パック単位の発注数計算ツールの使い方
このツールでは、次の項目を入力して発注数を計算します。
| 入力項目 | 意味 | 入力例 |
|---|---|---|
| 必要量 | 発注したい食材量。人数分量・廃棄率・在庫差し引き後の量など | 5,500g |
| 1単位あたりの量 | 1袋・1ケース・1パックあたりに入っている量 | 1,000g |
| 単位名 | 袋、ケース、パック、箱など | 袋 |
| 計算方法 | 端数を切り上げるか、切り捨てずに参考値として表示するか | 切り上げ |
基本的には、必要量を1単位あたりの量で割ります。 発注できる単位が整数のみの場合は、端数を切り上げて考えます。
発注数の計算式
| 計算したい内容 | 計算式 |
|---|---|
| 必要な発注単位数 | 必要量 ÷ 1単位あたりの量 |
| 切り上げ後の発注数 | 必要な発注単位数の端数を切り上げ |
| 発注単位に合わせた実際の量 | 切り上げ後の発注数 × 1単位あたりの量 |
| 余り・余裕分 | 発注単位に合わせた実際の量 − 必要量 |
たとえば、必要量が5,500gで、1袋1,000gの場合は次のように計算します。
5,500g ÷ 1,000g = 5.5袋
実際に袋単位で発注する場合は、端数を切り上げて6袋が目安になります。
具体例1:5,500g必要で、1袋1kgの場合
必要量が5,500gで、1袋1,000gの場合です。
5,500g ÷ 1,000g = 5.5袋
端数を切り上げると、6袋です。
6袋発注すると、実際の発注量は次のようになります。
6袋 × 1,000g = 6,000g
必要量5,500gに対して、500gの余裕が出ます。
具体例2:12kg必要で、1ケース5kgの場合
必要量が12kgで、1ケース5kgの場合です。 gにそろえて考えると、12kgは12,000g、1ケース5kgは5,000gです。
12,000g ÷ 5,000g = 2.4ケース
端数を切り上げると、3ケースです。
3ケース発注すると、実際の発注量は15kgです。 必要量12kgに対して、3kgの余裕が出ます。
具体例3:2,300g必要で、1パック500gの場合
必要量が2,300gで、1パック500gの場合です。
2,300g ÷ 500g = 4.6パック
端数を切り上げると、5パックです。
5パック発注すると、実際の発注量は2,500gです。 必要量2,300gに対して、200gの余裕が出ます。
端数を切り上げるべきか迷う場合
発注単位に端数が出た場合、必ず切り上げるとは限りません。 次のような点を確認すると判断しやすくなります。
- 不足すると困る食材か
- 余った分を別の献立で使えるか
- 保存できる食材か
- 在庫として残してよいか
- 発注単位を小さくできる別商品があるか
- 納品ロットや業者の条件が決まっているか
たとえば、余っても翌日以降に使いやすい食材であれば切り上げやすいですが、保存しにくい食材や廃棄ロスが大きい食材では、別の発注単位や献立調整を検討することがあります。
発注数を計算する前に確認したいこと
必要量はすでに廃棄率込みか確認する
野菜や果物など廃棄部分がある食材では、必要量が「可食部量」なのか「廃棄率込みの購入量」なのかを確認してください。 可食部量のまま発注単位に変換すると、廃棄部分の分だけ不足することがあります。
廃棄率込みの購入量を先に出したい場合は、廃棄率込み発注量計算ツールを使ってください。
在庫を差し引いた後の量か確認する
すでに在庫がある場合は、必要量から在庫を差し引いた後で、発注単位に合わせると発注しすぎを防ぎやすくなります。
在庫を反映したい場合は、在庫を差し引いた発注量計算ツールも確認してください。
単位をそろえる
必要量がkgで、1袋あたりの量がgの場合などは、単位をそろえてから計算してください。 たとえば、5.5kgは5,500g、1kgは1,000gとして入力します。
発注単位と納品単位が違う場合がある
発注画面では「ケース」と表示されていても、実際の中身は袋単位・パック単位になっていることがあります。 1ケースあたり何kg・何袋・何個なのかを確認してください。
余り分の扱いを決めておく
端数を切り上げると、必要量より多く発注することになります。 余った分を在庫にするのか、別の献立に使うのか、予備として扱うのかを確認しておくと安心です。
このツールが向いている場面
- 1kg袋、5kg箱、10kgケースなどで発注する食材
- パック単位で注文する肉・魚・加工食品
- ケース単位で注文する飲料・調味料・冷凍食品
- 必要量は分かっているが、何袋注文するか迷うとき
- 発注画面に入力する数量を確認したいとき
ケース・袋・パック単位計算と一緒に使いたいツール
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給食・大量調理の発注単位をまとめて管理したい方へ
食材ごとの必要量、在庫量、発注単位、ケース・袋・パック数を保存できるアプリ版を検討中です。 今はWeb上の計算ツールを中心に整備していますが、よく使う食材の発注単位を登録して、必要量から発注数をすぐ確認できる機能も検討しています。
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よくある質問
発注数はどう計算しますか?
必要量を1ケース・1袋・1パックあたりの量で割って計算します。 たとえば5,500g必要で、1袋1,000gなら、5,500 ÷ 1,000 = 5.5袋です。
端数が出た場合はどうしますか?
実際に端数で注文できない場合は、必要に応じて切り上げます。 5.5袋なら6袋、2.4ケースなら3ケースが目安です。 ただし、保存性や余り分の使い道も確認してください。
kgとgが混ざっていても計算できますか?
計算前に単位をそろえてください。 たとえば5.5kgは5,500g、1kgは1,000gとして入力すると分かりやすくなります。
必要量は廃棄率込みの量を入力しますか?
発注数を出したい場合は、できれば廃棄率込み・在庫差し引き後の量を入力してください。 可食部量のまま入力すると、廃棄部分の分だけ不足することがあります。
在庫がある場合はどうすればいいですか?
先に必要量から在庫を差し引き、その後でケース・袋・パック単位に変換すると分かりやすくなります。 在庫計算には、在庫を差し引いた発注量計算ツールを使ってください。
計算結果をそのまま発注してもよいですか?
計算結果は目安です。 実際の発注では、施設の基準、納品単位、業者の条件、在庫状況、保存場所、食材の状態などを確認して調整してください。
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