給食や大量調理では、必要な食材量を計算したあとに、手元の在庫を確認することが大切です。
たとえば、計算上はにんじんが5,000g必要でも、すでに1,200gの在庫が使える状態で残っていれば、新しく発注する量は3,800gで足りる可能性があります。
このページでは、必要量と在庫量を入力して、追加で発注すべき量を計算できます。 発注前の確認、在庫の使い切り、発注しすぎの防止に使ってください。
この計算結果は目安です。実際の発注量は、在庫の状態、使用期限、保存方法、施設の基準、提供人数の変動、発注単位、調理時のロスなどを考慮して調整してください。
在庫を差し引いた発注量計算ツール
必要量と在庫量を入力すると、追加で発注すべき量を計算できます。
必要量と在庫量を入力して「発注量を計算する」を押してください。
※この計算結果は目安です。在庫の状態、使用期限、保存方法、発注単位、施設の基準を確認して調整してください。
在庫を差し引いた発注量計算ツールの使い方
このツールでは、次の項目を入力して、追加で発注する量を計算します。
| 入力項目 | 意味 | 入力例 |
|---|---|---|
| 必要量 | 献立や人数分量から計算した、必要な食材量 | 5,000g |
| 在庫量 | 手元にあり、今回使える食材量 | 1,200g |
| 予備率 | 必要量に少し余裕を持たせたい場合の割合 | 5% |
| 発注単位 | 1袋・1ケース・1パックあたりの量 | 1,000g |
必要量と在庫量だけでも、追加発注量を計算できます。 発注単位を入力すると、何袋・何ケース注文すればよいかの目安も確認できます。
在庫を差し引いた発注量の計算式
| 計算したい内容 | 計算式 |
|---|---|
| 在庫差し引き後の発注量 | 必要量 − 使用できる在庫量 |
| 予備率込みの必要量 | 必要量 × (1 + 予備率 ÷ 100) |
| 予備率込み・在庫差し引き後の発注量 | 予備率込みの必要量 − 使用できる在庫量 |
| 発注単位数 | 在庫差し引き後の発注量 ÷ 発注単位を切り上げ |
基本は、必要量から使える在庫量を引くだけです。 ただし、実際の発注では、在庫が本当に使える状態か、発注単位に合わせる必要があるかを確認してください。
具体例1:必要量5,000g、在庫1,200gの場合
必要量が5,000gで、在庫が1,200gある場合を考えます。
5,000g − 1,200g = 3,800g
この場合、新しく発注する量の目安は3,800gです。
具体例2:発注単位が1kg袋の場合
在庫を差し引いた発注量が3,800gで、1袋1kg単位でしか注文できない場合です。
3,800g ÷ 1,000g = 3.8袋
発注単位に合わせて切り上げると、4袋が目安になります。
具体例3:在庫が必要量より多い場合
必要量が2,000gで、在庫が2,500gある場合です。
2,000g − 2,500g = -500g
この場合、新たな発注は不要と考えられます。 ツールでは、発注量を0gとして表示します。 ただし、在庫の状態や使用期限を確認し、今回の献立に使えるかどうかを判断してください。
具体例4:廃棄率込みの必要量から在庫を差し引く場合
野菜や果物のように廃棄部分がある食材では、まず廃棄率込みの購入量を出してから、在庫を差し引くと分かりやすくなります。
たとえば、可食部として2,000g必要で、廃棄率が20%の場合、可食部率は80%です。
2,000g ÷ 0.8 = 2,500g
廃棄率込みの購入量は2,500gです。 ここから在庫500gを差し引くと、次のようになります。
2,500g − 500g = 2,000g
この場合、新しく発注する量の目安は2,000gです。 廃棄率込みの購入量を先に計算したい場合は、廃棄率込み発注量計算ツールを使ってください。
在庫を差し引くときの注意点
在庫は「使える量」で入力する
在庫量は、手元にある量ではなく、今回の調理に使える量として入力するのが基本です。 一部傷んでいる、使用期限が近い、開封済みで状態確認が必要な場合は、そのまま全量を差し引かない方がよいことがあります。
単位をそろえる
必要量がgで、在庫がkgの場合は、どちらかに単位をそろえてから計算してください。 たとえば、在庫1.2kgは1,200gとして入力します。
在庫の保管場所を確認する
同じ食材でも、冷蔵、冷凍、常温、開封済み、未開封などで扱いが変わることがあります。 計算上は在庫があっても、実際に使える状態かどうかを確認してください。
在庫を差し引きすぎない
すべての在庫を今回の献立に使うとは限りません。 別の献立で使う予定がある場合や、最低在庫として残す必要がある場合は、今回使える分だけを差し引いてください。
発注単位に合わせる
在庫を差し引いたあとでも、実際には1袋・1ケース・1パック単位で注文することがあります。 発注単位まで確認したい場合は、ケース・袋・パック単位の発注数計算ツールも便利です。
このツールが向いている場面
- 発注前に冷蔵庫・倉庫の在庫を反映したいとき
- 必要量は分かっているが、追加発注量だけを出したいとき
- 食材の余りを次の献立に使いたいとき
- 発注しすぎを防ぎたいとき
- 給食・施設調理・飲食店で発注前チェックをしたいとき
在庫差し引き計算と一緒に使いたいツール
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給食・大量調理の在庫と発注量をまとめて管理したい方へ
食材ごとの必要量、在庫量、発注量、発注単位を保存できるアプリ版を検討中です。 今はWeb上の計算ツールを中心に整備していますが、よく使う食材の在庫を反映して、発注量をすぐ再計算できる機能も検討しています。
興味がある方は、今後のページ下部やお知らせ欄でご案内する「アプリ版に興味あり」ボタンからお知らせください。
よくある質問
在庫を差し引いた発注量はどう計算しますか?
必要量から、今回使える在庫量を差し引きます。 たとえば必要量5,000g、在庫1,200gなら、5,000g − 1,200g = 3,800gです。
在庫が必要量より多い場合はどうなりますか?
新たな発注は不要と考えられます。 ただし、在庫の状態や使用期限、別献立での使用予定を確認したうえで判断してください。
在庫量は手元にある量をそのまま入力してよいですか?
基本的には、今回の調理に使える量を入力してください。 傷み、開封状態、使用期限、保存方法などによって、全量を使えない場合があります。
廃棄率がある食材の場合はどう計算しますか?
まず、必要な可食部量から廃棄率込みの購入量を出し、その後で在庫を差し引くと分かりやすくなります。 廃棄率込みの購入量は、廃棄率込み発注量計算ツールで計算できます。
発注単位まで計算できますか?
はい。発注単位を入力すると、何袋・何ケース・何パック必要かの目安を計算できます。 実際の注文では、納品単位や業者の条件を確認してください。
計算結果をそのまま発注してもよいですか?
計算結果は目安です。 実際の発注では、施設の基準、在庫状況、食材の状態、提供人数の変動、納品単位、調理時のロスなどを確認して調整してください。
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