この記事では、減価償却で使われる「定額法」の意味と計算方法をわかりやすく解説します。
定額法は、取得価額と耐用年数をもとに、原則として毎年同じように償却費を計算する方法です。
定額法とは?
定額法とは、減価償却費を毎年一定額に近い形で計算する方法です。
資産を長期間使う場合、その取得価額を耐用年数にわたって費用配分します。定額法では、毎年の償却額が大きく変わりにくいため、計算しやすいのが特徴です。
定額法の計算式
定額法の基本式は以下です。
減価償却費 = 取得価額 × 定額法償却率
年の途中で取得した場合は、使用月数に応じて月割りします。
初年度の償却額 = 取得価額 × 定額法償却率 × 使用月数 ÷ 12
定額法の計算例
取得価額300,000円、耐用年数4年、償却率0.250の場合、1年分の償却額は以下のように計算します。
300,000円 × 0.250 = 75,000円
4月に取得して初年度が9か月分の場合は、以下のように月割りします。
75,000円 × 9 ÷ 12 = 56,250円
定額法と定率法の違い
定額法は、毎年の償却額が原則として同じように計算される方法です。
一方、定率法は、初年度ほど償却額が大きく、年数が進むにつれて償却額が小さくなりやすい方法です。
どちらの方法を使うかは、資産の種類や税務上の扱いによって異なります。この記事群では、定額法による概算計算を中心に解説しています。
定額法の減価償却費を計算したい場合
取得価額、取得年月、耐用年数から定額法の償却額を計算したい場合は、定額法の減価償却費計算ツールをご利用ください。
初年度の月割り、事業使用割合、年度別償却額、未償却残高をまとめて確認できます。
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まとめ
定額法は、取得価額と耐用年数をもとに、減価償却費を原則として毎年同じように計算する方法です。
計算式を理解しておくと、減価償却費計算ツールで出た結果も確認しやすくなります。

