英語の alike は、見たことはあっても、自分で使おうとすると少し迷いやすい単語です。
特に similar や same と意味が近いため、「どう違うのか」「どこに置けばいいのか」が気になる方も多いと思います。
結論からいうと、alike は 「よく似ている」「似たものどうしだ」 という意味で、主に文の後ろで使われます。
ただし、same のように「まったく同じ」という意味ではありません。
この記事では、alike の基本の意味、similar / same との違い、自然な使い方、よくあるミスまで、例文つきでわかりやすく整理します。
似た語の全体像も知りたい方は、alike / similar / same / like の違い|意味と使い分けを例文つきでわかりやすく解説もあわせて読むと理解しやすいです。
alike の意味と結論
alike の基本の意味は、「似ている」「よく似ている」です。
たとえば、次のように使います。
- The two sisters look alike.
その二人の姉妹はよく似ています。
この alike は、見た目や性格、雰囲気などが似ていることを表します。
ポイントは、same のように「同一」であることを言うのではなく、別のものだけれど似ているということです。
まずは、意味の違いをざっくり整理しておきましょう。
| 単語 | 主な意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| alike | よく似ている | 文の後ろで使うことが多い |
| similar | 似ている | かためで説明的 |
| same | 同じ | ほぼ一致・同一 |
| like | 〜のような、〜に似た | 前置詞としてよく使う |
つまり、alike は 「似ている」と言いたいときの、やや短く自然な表現です。
alike の違い・使い分け
alike は似た語と混ざりやすいので、ここで整理しておくと使いやすくなります。
alike と similar の違い
alike も similar も「似ている」という意味ですが、使い方に違いがあります。
- The two cars are alike.
その二台の車はよく似ています。 - The two cars are similar.
その二台の車は似ています。
意味はかなり近いですが、alike のほうが少しやわらかく、会話でも使いやすい印象です。
一方で similar は、説明文や比較文でよく使われます。
また、形の違いも大事です。
- alike は主に補語として使う
- similar は名詞の前にも置きやすい
たとえば、
- They are alike.
- They have similar opinions.
のようになります。
alike と same の違い
same は「同じ」です。
alike は「似ている」です。
ここはしっかり分けておきたいところです。
- We have the same bag.
私たちは同じバッグを持っています。 - Our bags look alike.
私たちのバッグはよく似ています。
same は、同一のもの、またはほぼ同じ内容を指します。
alike は、別のものどうしが似ているときに使います。
alike と like の違い
like は「〜のような」「〜に似た」という意味で、とても広く使われます。
一方、alike は「似ている」という状態を表します。
- She looks like her mother.
彼女は母親に似ています。 - The twins look alike.
その双子はよく似ています。
このように、A is like B の形で比べるなら like、
A and B are alike のように「二つが似ている」とまとめて言うなら alike が自然です。
例文で見る使い方
ここでは、alike のよくある使い方を例文で見ていきます。
1. look alike で「見た目が似ている」
いちばんよく使うのが look alike です。
- You and your brother look alike.
あなたとお兄さんはよく似ています。 - Those two buildings look alike from a distance.
あの二つの建物は、遠くから見るとよく似ています。 - The twins look so alike that I can’t tell them apart.
その双子はとてもよく似ていて、見分けがつきません。
2. be alike で「似ている」
見た目だけでなく、性格や考え方にも使えます。
- The two teams are alike in many ways.
その二つのチームは多くの点で似ています。 - My father and I are alike in character.
父と私は性格が似ています。 - These ideas may seem alike at first.
これらの考えは最初は似ているように見えるかもしれません。
3. all alike で「どれも同じように」「みな似て」
少しかためですが、all alike という形もあります。
- To him, all cities looked alike.
彼には、どの街も同じように見えました。 - The boxes were all alike, so I picked the wrong one.
箱がどれも似ていたので、私は間違ったものを選んでしまいました。
よくある間違い
alike は意味よりも、置く位置で間違えやすい単語です。
1. 名詞の前にそのまま置いてしまう
これはよくあるミスです。
不自然な例
- an alike face
alike は普通、名詞の前に直接置きません。
「似た顔」と言いたいなら、similar を使うほうが自然です。
自然な例
- a similar face
似た顔 - Their faces are alike.
彼らの顔は似ています。
2. same の代わりに alike を使ってしまう
alike は「似ている」であって、「同じ」ではありません。
不自然な使い方
- We wore alike shoes.
これで言いたいことによって、自然な表現は変わります。
- We wore the same shoes.
私たちは同じ靴を履いていました。 - Our shoes looked alike.
私たちの靴はよく似ていました。
3. like と混同して文の形を崩してしまう
like と alike は似ていますが、品詞の働きが違います。
- She looks like her sister.
- She and her sister look alike.
この二つはどちらも自然ですが、作り方が違います。
英作文では、形ごと覚えるのがおすすめです。
迷ったときの使い分け
どれを使えばいいか迷ったら、次の目安で考えると判断しやすいです。
二つ以上のものが「似ている」とまとめて言いたいなら alike
- The brothers look alike.
- The two products are alike in design.
このように、二つ以上のものを並べて「似ている」と言うなら alike が使いやすいです。
名詞の前で「似た〜」と言いたいなら similar
- similar ideas
- similar colors
- similar problems
alike は名詞の前に置きにくいので、この場合は similar のほうが自然です。
「同じ」と言いたいなら same
- the same name
- the same answer
- the same day
「似ている」ではなく「同じ」なら same を使います。
「〜に似ている」と一対一で言いたいなら like
- He looks like his father.
- This tastes like green tea.
なお、似た語の差をまとめて整理したい方は、alike / similar / same / like の違い|意味と使い分けを例文つきでわかりやすく解説を読むと、全体の違いがつかみやすいです。
また、英語では「意味が近いが置き方が違う単語」がよくあります。副詞の位置や使い分けに不安がある方は、accordingly の使い方|意味・therefore との違い・文中での位置を例文つきで解説のような記事も参考になります。
まとめ
alike は、「よく似ている」という意味で使う単語です。
same のように「同じ」という意味ではなく、別のものどうしが似ていることを表します。
ポイントを整理すると、次のとおりです。
- alike = よく似ている
- 主に文の後ろで使う
- look alike は特によく使う
- 名詞の前では similar のほうが使いやすい
- same は「同じ」、alike は「似ている」で違う
英語では、意味だけでなく「どこに置く単語か」を一緒に覚えると、使い方が安定します。
alike は、look alike と be alike をまず覚えると、かなり使いやすくなります。

