この記事では、減価償却費の月割り計算方法をわかりやすく解説します。
年の途中で資産を取得した場合、初年度は1年分ではなく、使用した月数に応じて減価償却費を計算します。
減価償却費の月割りとは?
減価償却費の月割りとは、1年分の償却額を12か月で割り、実際に使った月数分だけ計算する方法です。
たとえば、4月に資産を取得して使い始めた場合、4月から12月までの9か月分を初年度として考えます。
月割り計算の式
初年度の償却額 = 1年分の償却額 × 使用月数 ÷ 12
定額法で直接計算する場合は、以下のようになります。
初年度の償却額 = 取得価額 × 定額法償却率 × 使用月数 ÷ 12
取得月ごとの使用月数の例
| 取得月 | 年末までの使用月数 |
|---|---|
| 1月 | 12か月 |
| 4月 | 9か月 |
| 7月 | 6か月 |
| 10月 | 3か月 |
| 12月 | 1か月 |
月割り計算の具体例
取得価額300,000円、耐用年数4年、定額法償却率0.250、4月取得の場合で考えます。
まず、1年分の償却額を求めます。
300,000円 × 0.250 = 75,000円
4月取得の場合、初年度は9か月分です。
75,000円 × 9 ÷ 12 = 56,250円
この場合、初年度の償却額は56,250円です。
月割り計算を自動で行いたい場合
取得年月を入力して初年度の月割りを自動計算したい場合は、初年度月割り対応の減価償却費計算ツールをご利用ください。
年度別の償却額、事業使用割合、未償却残高までまとめて確認できます。
減価償却以外の費用を日数や月数で按分したい場合は、期間按分計算ツールも便利です。
月割り計算で注意したいこと
月割り計算では、取得した月と実際に事業に使い始めた月を確認することが大切です。
購入日と使用開始日が異なる場合や、年度の途中で除却・売却した場合は、計算方法が変わることがあります。
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まとめ
減価償却費の初年度は、取得して使い始めた月から年末までの使用月数で月割り計算します。
手計算が面倒な場合は、減価償却費計算ツールを使うと、取得年月から自動で月数を反映できます。