used to の使い方|意味・形・be used to との違いを例文つきでわかりやすく解説
英語の used to は、
「以前は〜した」
「昔は〜だった」
という意味でよく使う表現です。
ただし、
- used to
- be used to
- get used to
は形がとても似ているため、初心者が混乱しやすい表現でもあります。
先に結論を言うと、used to は次のような意味です。
- 昔はよくそうしていた
- 以前はその状態だった
- 今はそうではないことが多い
たとえば、
- I used to play soccer after school.
(私は以前、放課後によくサッカーをしていました。) - She used to live in Kyoto.
(彼女は以前、京都に住んでいました。)
このように、過去の習慣や過去の状態 を表すのがポイントです。
この記事では、used to の使い方 を初心者向けにわかりやすく整理します。
あわせて、間違えやすい be used to や get used to との違いも解説します。
used to の意味
used to の基本の意味は、
「以前は〜した」
「昔は〜だった」
です。
つまり、今ではない過去の習慣や状態を表します。
例文
- I used to drink coffee every morning.
(私は以前、毎朝コーヒーを飲んでいました。) - He used to be very shy.
(彼は以前、とても恥ずかしがり屋でした。) - We used to live near the station.
(私たちは以前、駅の近くに住んでいました。)
ポイント
- 過去の習慣を表せる
- 過去の状態も表せる
- 今は違うことを暗に示すことが多い
used to の形
used to は、次の形で使います。
used to + 動詞の原形
ここがとても重要です。
例文
- I used to play tennis.
(私は以前テニスをしていました。) - She used to work here.
(彼女は以前ここで働いていました。) - They used to be friends.
(彼らは以前友だちでした。)
ポイント
- 後ろは 動詞の原形
- 名詞や動名詞は続けない
- be動詞もそのまま原形で使える
used to の使い方1|過去の習慣
used to の最もよくある使い方は、
昔よくしていたこと を表すことです。
例文
- I used to go swimming every summer.
(私は以前、毎年夏に泳ぎに行っていました。) - My father used to read the newspaper every morning.
(父は以前、毎朝新聞を読んでいました。) - We used to visit our grandparents on Sundays.
(私たちは以前、日曜日によく祖父母を訪ねていました。)
ポイント
- 繰り返し行っていた行動を表す
- 「昔はよく〜した」という意味になる
- 習慣の回想に使いやすい
used to の使い方2|過去の状態
used to は、
昔の状態 にも使えます。
ここが would との大きな違いでもあります。
例文
- I used to be shy.
(私は以前、恥ずかしがり屋でした。) - This building used to be a school.
(この建物は以前、学校でした。) - She used to live in a small town.
(彼女は以前、小さな町に住んでいました。)
ポイント
- 性格、住んでいた場所、立場などにも使える
- 過去の「そういう状態だった」を表せる
- 行動だけでなく状態にも使えるのが重要
used to は「今は違う」感じが出やすい
used to を使うと、
今はもうそうではない
というニュアンスが出やすいです。
例文
- I used to smoke.
(私は以前はたばこを吸っていました。) - He used to work here.
(彼は以前ここで働いていました。)
この場合、普通は
「今は吸っていない」
「今はここで働いていない」
という含みがあります。
used to の否定文
否定文では、いくつか形があります。
初心者向けには、まず did not use to を覚えるとわかりやすいです。
例文
- I didn’t use to like vegetables.
(私は以前、野菜が好きではありませんでした。) - She didn’t use to speak so fast.
(彼女は以前、そんなに速く話しませんでした。) - We didn’t use to have a car.
(私たちは以前、車を持っていませんでした。)
ポイント
- 否定文では didn’t use to の形がわかりやすい
- 書き方には揺れがあるが、初心者はこの形で十分
- 後ろは動詞の原形
used to の疑問文
疑問文では、Did … use to … ? の形をよく使います。
例文
- Did you use to play baseball?
(あなたは以前、野球をしていましたか?) - Did she use to live here?
(彼女は以前、ここに住んでいましたか?) - Did they use to be classmates?
(彼らは以前、クラスメートでしたか?)
ポイント
- Did + 主語 + use to + 動詞の原形
- 過去の習慣や状態についてたずねるときに使う
be used to との違い
ここが最も大切なポイントのひとつです。
used to と be used to は、見た目が似ていますが意味はまったく違います。
used to
- 以前は〜した
- 昔は〜だった
be used to
- 〜に慣れている
例文
- I used to get up early.
(私は以前は早起きしていました。) - I am used to getting up early.
(私は早起きに慣れています。)
つまり、
- used to = 過去の習慣・状態
- be used to = 慣れている状態
です。
get used to との違い
get used to も、used to と混同しやすい表現です。
used to
- 以前は〜した
- 昔は〜だった
get used to
- 〜に慣れる
例文
- I used to live alone.
(私は以前、一人暮らしをしていました。) - I am getting used to living alone.
(私は一人暮らしに慣れつつあります。)
見た目は似ていますが、意味の方向がまったく違います。
would との違い
used to は would と比べられることも多いです。
used to
- 過去の習慣
- 過去の状態
- 幅広く使える
would
- 過去に繰り返した行動
- 回想っぽい言い方
- 状態には普通使いにくい
例文
- I used to walk to school.
(私は以前、学校まで歩いて通っていました。) - When I was a child, I would walk to school every day.
(子どものころ、私は毎日学校まで歩いて通ったものでした。)
そして、
- I used to be shy.
(私は以前、恥ずかしがり屋でした。)
は自然ですが、
- I would be shy.
は同じ意味にはなりません。
後ろの形に注意
used to で最も大切なのは、
後ろに動詞の原形を置く
ことです。
正しい形
- I used to play soccer.
- She used to live here.
- He used to be quiet.
間違いやすい形
- I used to playing soccer.
- She used to living here.
これは不自然です。
つまり、
- used to + 動詞の原形
と覚える必要があります。
例文で比べてみよう
1. 早起き
- I used to get up early.
(私は以前は早起きしていました。) - I am used to getting up early.
(私は早起きに慣れています。) - I am getting used to getting up early.
(私は早起きに慣れつつあります。)
この3つは見た目が似ていますが、意味はそれぞれ違います。
2. 一人暮らし
- She used to live alone.
(彼女は以前、一人暮らしをしていました。) - She is used to living alone.
(彼女は一人暮らしに慣れています。) - She is getting used to living alone.
(彼女は一人暮らしに慣れつつあります。)
よくある間違い
1. used to の後ろに動名詞を置く
誤りの例
- I used to playing tennis.
正しくは
- I used to play tennis.
2. be used to と同じ意味だと思ってしまう
- used to = 以前は〜した
- be used to = 〜に慣れている
この違いは必ず分けて覚える必要があります。
3. get used to と混同する
- used to = 昔は〜した
- get used to = 慣れる
形が似ていても意味は別です。
よく使う表現
used to は、次のような形でよく使われます。
- used to play
- used to live
- used to go
- used to be
- used to work
- used to have
この形ごと覚えると使いやすいです。
初心者向けの覚え方
最初は、次のように覚えるのがおすすめです。
- used to = 以前は〜した、昔は〜だった
- be used to = 〜に慣れている
- get used to = 〜に慣れる
さらに、used to では
- 後ろは動詞の原形
とセットで覚えるのが大切です。
used to の使い方まとめ
最後に整理します。
- used to は「以前は〜した」「昔は〜だった」という意味で使う
- 過去の習慣にも、過去の状態にも使える
- 今はそうではないことを暗に示すことが多い
- 形は used to + 動詞の原形
- be used to は「慣れている」
- get used to は「慣れる」で意味が違う
迷ったら、
- 昔はそうだった → used to
- 今もう慣れている → be used to
- これから慣れていく → get used to
と考えるとわかりやすいです。
似た形が多い表現ですが、
過去の習慣なのか、慣れなのか を分けて考えると、かなり整理しやすくなります。

