濃縮タイプの調味液、だし、たれ、シロップなどを使うとき、「何倍に薄めるか」「水をどれだけ加えるか」で迷うことがあります。
たとえば、原液100mlを5倍希釈にする場合、完成量は500mlです。 そのため、水の量は、500ml − 100ml = 400mlになります。
このページでは、希釈倍率、原液量、作りたい総量を入力して、必要な原液と水の量を計算できます。 給食・大量調理・施設調理・家庭で、調味液やだし、たれなどを準備するときに使ってください。
この計算結果は目安です。実際の使用量は、製品表示、施設の基準、調理目的、味の調整、衛生管理上のルールに合わせて確認してください。消毒液・洗浄液・薬品などに使う場合は、必ず製品表示や施設の管理基準を優先してください。
希釈計算ツール
希釈倍率、原液量、作りたい総量から、必要な原液と水の量を計算できます。
入力して「計算する」を押してください。
※この計算結果は目安です。製品表示、施設の基準、調理目的、衛生管理上のルールに合わせて確認してください。
希釈計算ツールの使い方
このツールでは、次の3つの計算ができます。
| 計算方法 | 入力するもの | 分かること |
|---|---|---|
| 原液量から計算 | 原液量、希釈倍率 | 完成量、水の量 |
| 作りたい総量から計算 | 完成量、希釈倍率 | 必要な原液量、水の量 |
| 原液と水の比率から計算 | 原液の比、水の比、作りたい量 | 原液量、水の量 |
「5倍希釈」のように倍率が分かっている場合は、原液量または完成量から計算できます。 「原液1:水4」のように比率で考えたい場合は、比率モードを使ってください。
希釈計算の基本式
| 計算したい内容 | 計算式 |
|---|---|
| 完成量 | 原液量 × 希釈倍率 |
| 水の量 | 完成量 − 原液量 |
| 必要な原液量 | 作りたい完成量 ÷ 希釈倍率 |
| 必要な水の量 | 作りたい完成量 − 必要な原液量 |
| 比率から原液量 | 完成量 × 原液比 ÷ 比率合計 |
| 比率から水の量 | 完成量 × 水比 ÷ 比率合計 |
具体例1:原液100mlを5倍希釈にする
原液100mlを5倍希釈にする場合です。
完成量は次のように計算します。
100ml × 5 = 500ml
水の量は、完成量から原液量を引きます。
500ml − 100ml = 400ml
この場合、原液100mlに水400mlを加えると、5倍希釈の液が500mlできます。
具体例2:5倍希釈で1,000ml作りたい場合
5倍希釈の液を、完成量1,000ml作りたい場合です。
必要な原液量は、次のように計算します。
1,000ml ÷ 5 = 200ml
水の量は、完成量から原液量を引きます。
1,000ml − 200ml = 800ml
この場合、原液200mlと水800mlを合わせると、5倍希釈の液が1,000mlできます。
具体例3:原液1:水4で500ml作る場合
原液1:水4の比率で、完成量500mlを作りたい場合です。
比率の合計は、1 + 4 = 5です。
原液量は次のようになります。
500ml × 1 ÷ 5 = 100ml
水の量は次のようになります。
500ml × 4 ÷ 5 = 400ml
つまり、原液100ml、水400mlで、合計500mlになります。
「5倍希釈」と「原液1:水5」は違う
希釈で間違えやすいのが、「5倍希釈」と「原液1:水5」を同じ意味だと思ってしまうことです。
- 5倍希釈:完成量が原液の5倍。原液1:水4
- 原液1:水5:完成量は原液の6倍
たとえば、原液100mlを5倍希釈にする場合、水は400mlです。 一方で、原液100mlに水500mlを入れると、完成量は600mlになり、6倍希釈になります。
製品表示に「5倍希釈」とある場合は、完成量が原液の5倍になるように計算してください。
給食・大量調理で希釈計算が役立つ場面
- 濃縮だしを水で薄めるとき
- 調味液やたれを一定量作りたいとき
- シロップやソースを指定倍率で薄めたいとき
- 濃縮つゆを人数分の量にしたいとき
- 原液と水の比率を確認したいとき
希釈計算をするときの注意点
製品表示を必ず確認する
同じ「希釈」でも、製品によって「何倍希釈」「原液1に対して水◯」「◯mlを◯Lにする」など、表示方法が違うことがあります。 計算前に、製品表示の意味を確認してください。
5倍希釈は「原液1:水4」
5倍希釈は、完成量が原液の5倍という意味です。 原液1に対して水4を加えると、合計5になります。 原液1:水5では6倍希釈になるため注意してください。
単位をそろえる
原液量がml、水の量がLなど、単位が違うと計算を間違えやすくなります。 1Lは1,000mlとして、同じ単位にそろえて計算してください。
食品以外の用途は製品表示・施設基準を優先する
このページは、主に調味液・だし・たれなどの調理補助を目的としています。 洗浄液、消毒液、薬品などの希釈に使う場合は、必ず製品表示、施設の衛生管理基準、担当者の指示を優先してください。
味の調整は最終的に現場で確認する
計算上の倍率が合っていても、食材や料理全体のバランスによって味の感じ方は変わります。 給食や大量調理では、施設の基準、試作、過去の実績に合わせて調整してください。
希釈計算と一緒に使いたいツール
- 仕込み量計算ツールまとめ|大量調理の下処理・歩留まり・必要量を計算
- 給食・大量調理の計算ツールまとめ|発注量・廃棄率・塩分・買い物リスト
- 仕込み量計算ツール|必要量・廃棄率・ロスから準備量を計算
- 人数分の分量計算ツールまとめ|1人分から10人・50人・100人分へ
- 塩分・ナトリウム換算ツールまとめ|食塩相当量をかんたん計算
- 複数食材の塩分合計計算ツール|1食分・人数分に対応
調味液や希釈倍率をまとめて管理したい方へ
よく使う調味液、だし、たれ、希釈倍率、原液量、水の量を保存できるアプリ版を検討中です。 今はWeb上の計算ツールを中心に整備していますが、よく使う希釈パターンを登録して、必要量に合わせてすぐ再計算できる機能も検討しています。
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よくある質問
5倍希釈とはどういう意味ですか?
5倍希釈とは、完成量が原液の5倍になるように薄めることです。 原液1に対して水4を加えると、合計5になり、5倍希釈になります。
原液100mlを5倍希釈にするには水は何mlですか?
完成量は100ml × 5 = 500mlです。 水の量は500ml − 100ml = 400mlなので、原液100mlに水400mlを加えます。
5倍希釈は原液1:水5ですか?
違います。 5倍希釈は原液1:水4です。 原液1:水5にすると、完成量は原液の6倍になります。
作りたい総量から原液量を計算できますか?
はい。 作りたい完成量を希釈倍率で割ると、必要な原液量を計算できます。 たとえば5倍希釈で1,000ml作る場合、原液量は1,000ml ÷ 5 = 200mlです。
水の量はどう計算しますか?
完成量から原液量を引きます。 たとえば完成量1,000ml、原液量200mlなら、水の量は800mlです。
消毒液や洗浄液の希釈にも使えますか?
計算の考え方は使えますが、消毒液・洗浄液・薬品などは安全管理が重要です。 必ず製品表示、施設の衛生管理基準、担当者の指示を優先してください。
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