when と while は、どちらも「〜するとき」「〜している間」と訳されることがあります。
たとえば、次のような文です。
- When I got home, it started to rain.
- While I was walking home, it started to rain.
どちらも「雨が降り始めた」という話ですが、ニュアンスは少し違います。
簡単に言うと、when は「その時・そのタイミング」、while は「〜している間」を表すことが多いです。
この記事では、when と while の違いを、英語初心者にもわかりやすく整理します。
when と while の違いをざっくり言うと
| 単語 | 中心イメージ | 使いやすい場面 |
|---|---|---|
| when | その時・そのタイミング | 何かが起きた時点を表す |
| while | 〜している間 | ある動作が続いている最中を表す |
日本語ではどちらも「〜するとき」と訳せるため、混乱しやすいですが、英語では少し見ている場所が違います。
- when:出来事が起きた「タイミング」に注目する
- while:動作が続いている「時間の幅」に注目する
when の意味と使い方
when は、「〜するとき」「〜したとき」という意味で、出来事が起きたタイミングを表します。
ある出来事が起きた瞬間や、ある状況になった時点を示すときによく使います。
例文
When I got home, my mother was cooking dinner.
私が家に帰ったとき、母は夕食を作っていました。
この文では、I got home「私が家に帰った」という出来事のタイミングに注目しています。
Call me when you arrive.
着いたら電話してね。
この場合も、「到着したタイミングで電話して」という意味です。
I was surprised when I saw the big peach.
その大きな桃を見たとき、私は驚きました。
この文では、「桃を見たとき」という出来事のタイミングを表しています。
while の意味と使い方
while は、「〜している間」「〜している最中に」という意味で、ある動作が続いている時間を表します。
特に、while + 主語 + be動詞 + 動詞ing の形でよく使われます。
例文
While I was studying, my brother was watching TV.
私が勉強している間、弟はテレビを見ていました。
この文では、「勉強している間」という時間の幅に注目しています。
While she was washing clothes, she saw a big peach.
彼女が洗濯をしていると、大きな桃を見つけました。
この文では、「洗濯をしている最中に、桃を見た」という意味になります。
Don’t use your phone while you are driving.
運転している間は、スマホを使わないでください。
ここでも、「運転している間」という継続中の時間を表しています。
when と while の使い分け
when と while の違いは、次のように考えるとわかりやすいです。
when は「出来事が起きた時」
When I opened the door, I saw a cat.
ドアを開けたとき、猫が見えました。
この文では、「ドアを開けた」という出来事のタイミングに注目しています。
while は「動作が続いている間」
While I was opening the door, I heard a sound.
ドアを開けている間に、音が聞こえました。
この文では、「ドアを開けている最中」という動作の途中に注目しています。
つまり、
- when I opened the door:ドアを開けたとき
- while I was opening the door:ドアを開けている最中に
という違いがあります。
同じ場面で比べてみよう
次の2つの文を比べてみましょう。
When I got home, it started to rain.
私が家に着いたとき、雨が降り始めました。
While I was walking home, it started to rain.
私が家へ歩いている間に、雨が降り始めました。
1つ目の文は、家に着いたタイミングに注目しています。
2つ目の文は、家へ歩いている途中に注目しています。
日本語ではどちらも自然に訳せますが、英語では視点が違います。
物語文では while がよく使われる
物語文では、while がよく使われます。
理由は、物語では「何かをしている最中に、別の出来事が起きる」場面が多いからです。
たとえば、桃太郎の話なら、次のように使えます。
While the old woman was washing clothes in the river, she saw a big peach.
おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃を見つけました。
この文では、
- おばあさんが洗濯をしている
- その最中に、大きな桃を見つけた
という関係になっています。
このように、while は「背景となる動作」を表すときによく使われます。
when も while も使える場合
実は、文によっては when と while のどちらも使えることがあります。
When I was a child, I lived in Osaka.
子どものころ、大阪に住んでいました。
While I was a child, I lived in Osaka.
子どもだった間、大阪に住んでいました。
この場合、どちらも意味は通じます。
ただし、日常的には When I was a child の方が自然です。 「子どものころ」のように、ある時期をざっくり表すときは when がよく使われます。
while には「一方で」という意味もある
while には、「〜している間」だけでなく、一方でという意味もあります。
I like dogs, while my sister likes cats.
私は犬が好きですが、一方で妹は猫が好きです。
この while は、時間ではなく対比を表しています。
ただし、英語初心者のうちは、まずは次の2つを押さえれば十分です。
- while:〜している間
- while:一方で
文脈によって意味が変わるので、前後の文を見て判断しましょう。
よくある間違い
間違い1:while を短い一瞬の出来事に使う
△ While I arrived at the station, it started to rain.
arrive は「到着する」という一瞬の出来事なので、while とは相性がよくありません。
この場合は when を使う方が自然です。
○ When I arrived at the station, it started to rain.
駅に着いたとき、雨が降り始めました。
間違い2:when と while をどちらも「〜するとき」とだけ覚える
日本語訳だけで覚えると、when と while の違いが見えにくくなります。
次のようにイメージで覚えると便利です。
- when:その時点
- while:その間
when / while の例文まとめ
| 英文 | 日本語訳 | ポイント |
|---|---|---|
| When I got home, my father was sleeping. | 私が家に帰ったとき、父は寝ていました。 | 帰ったタイミング |
| While I was walking home, I met my friend. | 家へ歩いている間に、友達に会いました。 | 歩いている最中 |
| Call me when you finish your homework. | 宿題が終わったら電話してね。 | 終わったタイミング |
| Don’t talk while you are eating. | 食べている間は話さないでください。 | 食べている間 |
| I was happy when I heard the news. | その知らせを聞いたとき、私はうれしかったです。 | 聞いたタイミング |
| She listened to music while she was cleaning her room. | 彼女は部屋を掃除しながら音楽を聞きました。 | 掃除している間 |
診断記事での使われ方
英語の物語文を読むと、when や while はよく出てきます。
特に、昔話や短い物語では、
- ある人が何かをしている
- その最中に別の出来事が起きる
という流れが多いため、while の理解が大切になります。
たとえば、桃太郎の英語診断記事では、次のような文が出てきます。
While the old woman was washing clothes in the river, she saw a big peach coming toward her.
この文が読みにくい場合、while の後ろにある長い部分を、まず「〜している間」と大きくつかむと読みやすくなります。
このような文を実際に読んで、自分がどこでつまずくか確認したい方は、桃太郎で英語レベル診断|中1・中2・中3英語でどこから読めないかチェックもあわせて試してみてください。
when / while の違いを理解してから診断記事に戻ると、Level 2 の英文がかなり読みやすくなるはずです。
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when / while とあわせて、次の表現も復習しておくと英文が読みやすくなります。
まとめ
when と while は、どちらも「〜するとき」と訳されることがありますが、中心イメージは違います。
- when は「その時・そのタイミング」
- while は「〜している間」
- 一瞬の出来事には when が使いやすい
- 続いている動作には while が使いやすい
- while には「一方で」という意味もある
迷ったときは、時点なら when、時間の幅なら whileと考えるとわかりやすいです。
英語の物語文では、while が出てくると文が長くなりやすいです。 まずは「〜している間」と大きくつかみ、そのあとで主語と動詞を確認していきましょう。
