この記事では、風圧の単位をわかりやすく解説します。
風圧を調べていると、Pa、kPa、N/㎡、kgf/㎡、N、kgfなどの単位が出てきます。似ているように見えますが、意味が異なるものもあります。
実際にPa、kgf/㎡、N、kgfを計算したい場合は、Paやkgfも表示できる風圧計算ツールをご利用ください。
風圧の基本単位はPa
風圧の基本単位はPa(パスカル)です。
1Pa = 1N/㎡
つまり、1㎡あたり1Nの力がかかる圧力が1Paです。
PaとkPaの違い
kPaは、Paを1000倍した単位です。
1kPa = 1000Pa
風圧が大きい場合は、PaよりもkPaで表すと見やすくなります。
N/㎡とPaは同じ意味
N/㎡は、1㎡あたり何Nの力がかかるかを表します。これはPaと同じ意味です。
61.25Pa = 61.25N/㎡
そのため、風圧を考えるときは、PaとN/㎡は同じものとして見て問題ありません。
kgf/㎡とは?
kgf/㎡は、1㎡あたり何kgfの力がかかるかを表す単位です。
Paをkgf/㎡に換算するには、9.80665で割ります。
kgf/㎡ = Pa ÷ 9.80665
たとえば61.25Paの場合、次のようになります。
61.25 ÷ 9.80665 = 約6.25kgf/㎡
Nとkgfは風圧力の単位
Paやkgf/㎡は、面積あたりの圧力を表します。一方、Nやkgfは、面全体にかかる力を表します。
風圧力を求める場合は、風圧に受圧面積をかけます。
F = q × A
たとえば風圧61.25Pa、受圧面積2㎡の場合は、次のようになります。
F = 61.25 × 2 F = 122.5N
kgfに換算する場合は、Nを9.80665で割ります。
122.5 ÷ 9.80665 = 約12.49kgf
風圧と風圧力の違い
| 項目 | 意味 | 主な単位 |
|---|---|---|
| 風圧 | 面積あたりの圧力 | Pa、kPa、N/㎡、kgf/㎡ |
| 風圧力 | 面全体にかかる力 | N、kgf |
単位を間違えやすい場面
Paに面積をかけた後もPaと書いてしまう
Paに㎡をかけると、単位はNになります。面積をかけた後は圧力ではなく力です。
kgとkgfを同じ意味で使う
kgは質量、kgfは力の単位です。日常では混同されることがありますが、計算では区別して考えるとわかりやすくなります。
受圧面積の㎡を間違える
風圧力は受圧面積によって変わります。面積を入力するときは、cmやmmではなく㎡にそろえましょう。面積を求めたい場合は、受圧面積を求める平方メートル計算ツールが便利です。
関連する記事
まとめ
風圧の基本単位はPaで、1Paは1N/㎡です。Paをkgf/㎡に換算する場合は9.80665で割ります。
受圧面全体にかかる力を知りたい場合は、風圧に面積をかけてNやkgfとして考えます。単位を混同しないように、風圧と風圧力を分けて確認しましょう。

