結露・湿度・露点 AIR, WATER, TEMPERATURE.
条件を並べて、Excelで比べる。
日ごとの室温・湿度や、窓・壁の測定値を比較したいときに。元の値を丸めずに判定し、露点と表面温度の関係を表に残します。
元の計算式・使い方を読む ↓そのまま表へ。 / 0〜50℃の比較用
列をそろえて、
式をコピー。
表と式は横にスクロールできます。
| A / 室温 | B / 湿度 | C / 表面温度 | D / 露点 | E / 絶対湿度 | F / 差 | G / 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20℃ | 60% | 10℃ | 約12.0℃ | 約10.4g/m³ | 約−2.0℃ | 結露の条件 |
A〜C列には単位を付けずに20、60、10と入力します。B列は0.6ではなく60です。表示の丸めはセルの表示形式で指定します。
D2 / 露点温度
=IF(OR(A2="",B2="",B2<=0,B2>100,A2<0,A2>50),"",237.7*(LN(B2/100)+17.27*A2/(237.7+A2))/(17.27-(LN(B2/100)+17.27*A2/(237.7+A2))))E2 / 絶対湿度
=IF(OR(A2="",B2="",B2<=0,B2>100,A2<0,A2>50),"",216.7*(6.1078*10^(7.5*A2/(A2+237.3)))*B2/100/(A2+273.15))F2 / 表面と露点の差
=IF(OR(C2="",D2="",C2<0,C2>50),"",C2-D2)G2 / 条件の判定
=IF(F2="","",IF(F2<=0,"結露の条件",IF(F2<=2,"境目に近い","露点より高い")))空欄・湿度0%などでは空白を返します。境目に近い数値でも、F列は丸め前のD列を参照します。
数字を、自分の条件に当てはめる。
結果の読み方と、確かめること。
行ごとに、測定した条件をそろえる。
A列は室温、B列は相対湿度、C列は表面温度。測った時刻・場所は別の列に記録します。昨日の室温と今日の窓温度を混ぜると、同じ状態の判定ではなくなります。
見た目の小数と、判定に使う値を分ける。
セルの表示形式を小数1桁にしても、元の値は保持されます。露点をROUNDで丸めてから比べると、境目の判定が変わることがあります。判定式は丸め前のD列を参照してください。
空欄と、湿度0%を先に確認する。
ln(0)は定義されないため、湿度0%では露点式を使えません。式には空欄・0以下・100%超を除くガードを入れています。入力する範囲の違う近似式を混ぜず、係数もそろえてください。
元の計算式・使い方を読む
この記事では、Excelで結露計算をする方法を解説します。室温と相対湿度から露点温度を求め、窓や壁の表面温度と比較して、結露しやすいかどうかを判定できます。
Excelを使わずにブラウザで簡単に確認したい場合は、ブラウザで簡単に使える結露計算ツールをご利用ください。
Excelで結露計算をするために必要な項目
Excelで結露を計算するには、主に以下の3つを使います。
- 室温(℃)
- 相対湿度(%)
- 窓や壁などの表面温度(℃)
室温と相対湿度から露点温度を求め、表面温度が露点温度以下かどうかを判定します。
Excelで使う露点温度の計算式
たとえば、A2セルに室温、B2セルに相対湿度を入力する場合、C2セルに以下の式を入れると露点温度を求められます。
=(237.7*(LN(B2/100)+(17.27*A2)/(237.7+A2)))/(17.27-(LN(B2/100)+(17.27*A2)/(237.7+A2)))
A2には「20」、B2には「60」のように入力します。B2は60%なら「60」と入力してください。
Excelで結露判定をする式
D2セルに表面温度を入力している場合、E2セルに以下の式を入れると、結露しやすいかどうかを判定できます。
=IF(D2<=C2,"結露しやすい","結露しにくい")
表面温度が露点温度以下なら「結露しやすい」、露点温度より高ければ「結露しにくい」と表示されます。
入力例
| セル | 入力内容 | 例 |
|---|---|---|
| A2 | 室温 | 20 |
| B2 | 相対湿度 | 60 |
| C2 | 露点温度 | 計算式を入力 |
| D2 | 表面温度 | 10 |
| E2 | 結露判定 | 判定式を入力 |
Excelで計算するときの注意点
湿度は60%なら60と入力する
上記の式では、相対湿度60%を「60」と入力する前提です。「0.6」と入力すると計算結果が変わってしまいます。
表面温度を入力する
結露判定には、室温ではなく窓や壁の表面温度が必要です。表面温度が露点温度以下になると、結露が発生しやすくなります。
計算結果は目安として使う
実際の結露は、換気、空気の流れ、窓の断熱性、部屋の使い方によって変わります。Excelの計算結果は目安として活用しましょう。
ブラウザで簡単に計算したい場合
Excelの数式を設定するのが面倒な場合は、結露計算ツール|露点温度・温度差・結露リスクを自動計算を使うと簡単です。
室温、相対湿度、表面温度を入力するだけで、露点温度、絶対湿度、結露リスクを自動で確認できます。
関連する記事
まとめ
Excelでも、室温と相対湿度から露点温度を計算し、表面温度と比較することで結露判定ができます。
繰り返し記録したい場合はExcel、すぐに確認したい場合はブラウザの結露計算ツールを使い分けると便利です。
計算の前提・参照資料
図と逆算は、室温・表面温度0〜50℃の水面を基準にした日常的な比較です。氷点下の霜、壁の内部結露、実際の結露水の総量を判定するものではありません。温度・湿度計の誤差や測る場所による違いも考慮してください。
露点は既存ツールと同じMagnus型の近似(a=17.27、b=237.7)、絶対湿度はTetens型の飽和水蒸気圧から計算します。文献ごとに係数・適用範囲が異なるため、小さな差が生じます。
内容・計算の確認:2026年10月7日

