5年後にはナチュラルにAIに詐欺られる自信ある

ブログ
スポンサーリンク

バフェットさんもポテンシャルを認めるAI詐欺

頭脳キレキレの投資家おじいちゃんウォーレン・バフェットが、将来のAI詐欺について興味深いコメントをしていました。

米投資家バフェット氏、AIの危険性を核兵器になぞらえて警告 年次株主総会で
米投資会社バークシャー・ハサウェイの共同創業者であり会長兼最高経営責任者(CEO)のウォーレン・バフェット氏(93)は4日、米ネブラスカ州オマハで開かれた年次株主総会で人工知能(AI)の潜在的な危険性について厳しい警告を発した。

「オマハの賢人」と呼ばれるバフェット氏は、AIの背後にある技術についてほとんど知識がないことを認めたが、それでもその潜在的な影響を恐れていると聴衆に語った。同氏の写真と声が最近、AIツールによって複製され、その出来栄えは同氏の家族さえだまされるほどだった。同氏は、このようなディープフェイクを使った詐欺は今後ますます広まっていく可能性があると述べた。

バフェット氏は「もし私が詐欺に投資することに興味があったとしたら、それは空前の成長産業になるだろう」と語った。

https://www.cnn.co.jp/business/35218602.html

AIによって急成長するのがほぼ約束されている分野が「詐欺」というのはなんとも皮肉ですが、これは本当に深刻な問題だと思います。

正直、ネットをそれなりにやってる自分でも本物か偽物か見分けがつかない動画とか声とかが増えてきており、「これ、数年後にはもう本物か偽物かわかんないな。」と思っています。

5年後には自分も何らかの詐欺に騙さる可能性が高そうです。

対策はあるのか?

では、詐欺を防ぐ方法はあるのか?ということですが、残念ながら「狙われたらほぼ無いんじゃね?」と思います。

現代の人間社会で、インターネット上でのやり取りを100%無くすことは不可能ですし、今後ますますオンラインで完結することが増えていきます。そのやり取りの中に悪意のあるAIに狙われたらいつかは騙されてしまうでしょう。私なんかはお酒を飲むので、酔ったタイミングとか危ないでしょうね。

さらに、自分だけが気をつけても意味がなくて、企業側だったり周囲の人が騙される危険もあります。

インターネット上でお金のやり取りを極力しない

ということで、対策としては「信頼できる人間の対面スタート以外のお金のやり取りを極力しない」しかないじゃ無いでしょうか。

メールやSNS、電話など、対面ではないやり取りからスタートする場合はお金のやり取りをしない、少額にする。また、信頼できる人間以外は詐欺師の可能性があるので、お金のやり取りをしない。など、原始的な対策が今後ますます有効になると思います。

セキュリティ企業も成長産業になる

AIによる詐欺の成長産業ならば、その詐欺を防ぐセキュリティ企業も成長産業になると思います。

今まではセキュリティ分野はBtoBがメインですが、toC分野でも導入する人が増えるかもしれません。

イメージとしては、警備会社の「セコム」みたいに、インターネットの警備企業が多くの人に利用されるかもしれないです。毎月お金を払う方が騙されるよりマシという判断する人が増えるでしょう。

どちらにせよ、今後はAI詐欺に対する警戒心マックスで挑む必要がありそうです。

終わり。

タイトルとURLをコピーしました