カルビが再び食べられるようになった|人は何歳からでも強くなれる

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先日、ランチに焼肉を食べに行きました。仕事がある程度区切りがついたので、自分へのご褒美でした。

ランチメニューを見ると、およそ10種類ほどのランチセットがあり、その中で私の興味を引いたのが「ハラミ定食」「ロース定食」「カルビ定食」でした。

普段の私ならまず「ハラミ定食」か「ロース定食」を選んだはずです。理由は脂が少ないからです。

20代の後半くらいから、脂身が多い肉は体が受け付けなくなっており、実際に食べると胃もたれを起こすようになりました。それで脂身多い肉は避けるようになったのです。

加齢によって脂が多い肉は食べられなくなる傾向があることは知っていましたが、自分がそうなった時はショックでした。10代では焼肉食べ放題でカルビばっか選んで、肉を焼く火がキャンプファイヤー状態になるほど脂っぽい肉を食べていたのに…。

けれど、今回は違いました。

メニューをしばらく眺めてから「カルビ…、いってみるか」と思いました。

今の俺ならカルビが食える。そう感じたのです。

そして、実際に「カルビ定食」を注文しました。

テーブルに届いたカルビの肉を見ると、脂肪がたっぷりで、美味そうですが「食べられるか…」という若干の不安が生まれました。

焼き網にカルビを置いてしばらくすると肉汁と脂が滴り始めました。脂により火の力が増します。

さすがカルビ、勢いよく燃えやがるぜ…。

いい感じの焼き加減のカルビを箸で掴み、肉汁がしたたり落ちないように気をつけながら口に入れ咀嚼すると、旨みがジュワッと口全体に広がりました。

うまい。そして、脂も大丈夫だ。と確信しました。

あっという間にカルビを完食し、大盛りのご飯もペロッと食べました。

心配していた脂も全然問題なくて、もちろん胃もたれもしませんでした。

規則正しい生活と運動と睡眠

何が原因で再び脂っこい肉を食べられるようになったのでしょうか。

私はその原因は「規則正しい生活と運動と睡眠」にあると思います。

20代の時は、仕事をバリバリやった後に同僚と居酒屋に行き、バカみたいに飲み続け、気づけば深夜0時過ぎ、終電がないのでタクシーで帰る。といった昭和サラリーマン王道コースを満喫していたので、とにかく気持ち的には元気なのに、実は体力はガタ落ちで不健康な状態でした。

それが今は、規則正しい生活を心がけ、有酸素運動の散歩をし、睡眠の質に気を配るようになりました。

するとどうでしょうか。脂っこい肉も平気な状態に戻ったのです。

ここから学べることは、加齢による衰えは、努力次第である程度はリカバリーできるということです。

それを私は焼肉を通して体感できたのです。

他人からすれば「それは良かったですね…」くらいの話ですが、自分にとっては嬉しい事実でした。

「人は何歳からでも強くなれるし、やり直せる。」そう私に教えてくれた昼下がりの天気の良い日でした。

「けど、やっぱりハラミとかロースが自分は味的に好きだな。」とも思いました。

終わり。

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