人生複利の理解と習慣化の実践
タイトルのとおりです。
人生をより豊かにするために、まず知っておきたいのが「複利」という考え方です。そして、複利の力を十分に引き出すために欠かせないのが「習慣化」です。
アインシュタインは、複利について次のように語ったといわれています。
「複利は人類最大の発明である。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を支払う」
実際に本人が言ったかどうかは定かではありません。しかし、複利の本質をよく表した言葉です。
複利とは、元本から生まれた利益を使って、さらに新しい利益を生み出していく仕組みです。
たとえば、100万円を運用して利益が出たとします。その利益を使ってしまわず、元本に加えて再び運用すれば、翌年からは100万円だけでなく、増えた金額にも利益がつきます。
これを繰り返すことで、成長の速度は少しずつ上がっていきます。
複利というと、お金の話を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、複利が働くのは、お金だけではありません。
健康にも、知識にも、仕事にも、人間関係にも、複利は存在します。
今日覚えた英単語が、明日の英文を理解する助けになる。
今日読んだ一冊の本が、次に読む本の理解を深める。
今日行った運動が、明日も動ける体をつくる。
今日築いた信頼が、将来の新しい出会いや仕事につながる。
今日得たものが、明日の自分を助け、その明日の自分が、さらに多くのものを生み出していく。これが、人生における複利です。
複利の力は、私たちの想像以上に大きなものです。
仮に毎日1%ずつ成長できたとすれば、約70日でおよそ2倍になります。もちろん、現実の能力や健康が毎日正確に1%ずつ増えるわけではありません。それでも、小さな改善を長く積み重ねることの威力は、この数字から十分に感じ取れるはずです。
では、これほど強力な複利を、なぜ多くの人は活用できないのでしょうか。
理由は単純です。
複利が本当の力を発揮するまで、続けることが難しいからです。
英単語を毎日一つ覚える。
腕立て伏せを毎日10回する。
一日に数ページだけ本を読む。
一つひとつは、決して難しいことではありません。しかし、それを毎日続けるとなると、急に難しくなります。
私たちは、意志が弱いから続かないのではありません。
人間はもともと、すぐに成果が見えない行動を続けることが苦手なのです。だからこそ、根性だけに頼るのではなく、「自然に続けられる仕組み」を学ぶ必要があります。
そこで重要になるのが、習慣化です。
習慣化とは、頑張り続けることではありません。
頑張らなくても、同じ行動を繰り返せる状態をつくることです。
小さな行動を習慣にできれば、その行動は時間とともに積み重なり、やがて複利として大きな差になります。
人生は、一度の大きな決断だけで変わるわけではありません。
毎日どのような行動を繰り返したかによって、少しずつ形づくられていきます。
複利は、進むべき方向を教えてくれます。
習慣化は、その方向へ歩き続けるための仕組みです。
このカテゴリーでは、人生のさまざまな場面に複利を生かす考え方と、無理なく行動を続けるための習慣化の方法を紹介していきます。
小さな行動が、どのように大きな変化へとつながっていくのか。
一緒に考え、実践していきましょう。