remember / remind の違い|意味と使い分けを例文つきでわかりやすく解説
英語で「思い出す」や「覚えている」と言いたいとき、
remember / remind の違いに迷うことはとても多いです。
この2つは見た目も少し似ていますが、
意味と文の形はかなり違います。
先に結論を言うと、違いはこうです。
- remember:覚えている、思い出す
- remind:思い出させる
つまり、
- remember は自分の中で記憶があること
- remind は何かがきっかけになって思い出させること
という違いです。
この記事では、remember / remind の違いを、初心者にもわかりやすく整理していきます。
remember / remind の違いをまず一覧で確認
まずは表で整理してみましょう。
| 表現 | 主な意味 | ポイント |
|---|---|---|
| remember | 覚えている、思い出す | 自分が記憶を持っている |
| remind | 思い出させる | 人に記憶をよみがえらせる |
最初に押さえるべきポイントは、
remember は「自分が思い出す」、
remind は「何かが思い出させる」
という違いです。
remember の使い方
remember は、
「覚えている」
「思い出す」
という意味です。
自分の頭の中にある記憶に注目するときに使います。
例文
- I remember his name.
(私は彼の名前を覚えています。) - Do you remember our first meeting?
(私たちの初めての出会いを覚えていますか?) - I suddenly remembered the answer.
(私は突然その答えを思い出しました。)
ポイント
- 自分が覚えている
- 自分が思い出す
- 記憶そのものに注目する
remind の使い方
remind は、
「思い出させる」
という意味です。
つまり、何かや誰かがきっかけとなって、
別の人に思い出させるときに使います。
例文
- Please remind me tomorrow.
(明日、私に思い出させてください。) - This song reminds me of my childhood.
(この歌は私に子ども時代を思い出させます。) - He reminded her about the meeting.
(彼は彼女に会議のことを思い出させました。)
ポイント
- 誰かに思い出させる
- きっかけを与える
- remind 人 of 物事
- remind 人 to do
の形でよく使います。
remember と remind の違い
この2つの違いは、とてもシンプルです。
remember
自分で覚えている、思い出す
- I remember her face.
(私は彼女の顔を覚えています。)
remind
誰かに思い出させる
- Her face reminds me of my mother.
(彼女の顔は私に母を思い出させます。)
つまり、
- remember = 自分の記憶
- remind = 思い出すきっかけ
と考えるとわかりやすいです。
remember は「覚えている」にも「思い出す」にも使う
remember は、文脈によって少し意味が変わります。
1. 覚えている
- I remember his name.
(私は彼の名前を覚えています。)
2. 思い出す
- I can’t remember where I put my keys.
(鍵をどこに置いたか思い出せません。)
どちらも remember ですが、
- 記憶が残っている
- 記憶をたどって思い出す
という両方の意味で使えます。
remind は「思い出させる」が基本
remind は基本的に、
自分で思い出す のではなく、
何かが思い出させる ときに使います。
例文
- Can you remind me later?
(あとで私に思い出させてくれますか?) - This smell reminds me of summer.
(このにおいは夏を思い出させます。)
ここでは、
- 人が人に思い出させる
- 音、におい、歌、景色などが思い出させる
という形がよく出てきます。
例文で比べてみよう
1. 会議
- I remember the meeting.
(私はその会議を覚えています。) - Please remind me about the meeting.
(その会議のことを私に思い出させてください。)
最初は「自分が覚えている」。
2つ目は「誰かが思い出させる」です。
2. 子ども時代
- I remember my childhood.
(私は子ども時代を覚えています。) - This photo reminds me of my childhood.
(この写真は私に子ども時代を思い出させます。)
こちらも、
- remember は自分の記憶
- remind は写真がきっかけ
という違いです。
remind のよく使う形
remind は、形ごと覚えるとかなり使いやすいです。
remind 人 of 物事
- This picture reminds me of my hometown.
(この写真は私に故郷を思い出させます。) - He reminded us of the rule.
(彼は私たちにそのルールを思い出させました。)
remind 人 to do
- Please remind me to call her.
(彼女に電話するよう私に思い出させてください。) - She reminded him to lock the door.
(彼女は彼にドアに鍵をかけるよう思い出させました。)
この2つは特によく使います。
remember のよく使う形
remember も、形ごと覚えると整理しやすいです。
remember + 名詞
- I remember your name.
(あなたの名前を覚えています。)
remember + doing
- I remember meeting her before.
(以前彼女に会ったのを覚えています。)
remember + to do
- Please remember to send the email.
(メールを送るのを忘れないでください。)
ここは少し注意が必要です。
- remember doing = したことを覚えている
- remember to do = することを忘れない
意味が変わります。
remember doing と remember to do の違い
これは初心者がつまずきやすいポイントです。
remember doing
すでにしたことを覚えている
- I remember meeting him before.
(以前彼に会ったのを覚えています。)
remember to do
これからすることを忘れない
- I remembered to lock the door.
(私はドアに鍵をかけるのを忘れませんでした。)
つまり、
- remember doing = 過去の記憶
- remember to do = 未来の行動を忘れない
という違いがあります。
よくある間違い
1. remind を「自分で思い出す」の意味で使う
誤りの例
- I reminded his name.
正しくは
- I remembered his name.
自分で思い出したなら remember です。
2. remind の後ろに人を入れない
誤りの例
- Please remind about the meeting.
不自然です。
普通は、
- Please remind me about the meeting.
のように、誰に思い出させるか を入れます。
3. remember to do と remember doing を混同する
意味が変わるので注意が必要です。
- I remembered locking the door.
(ドアに鍵をかけたことを覚えていた。) - I remembered to lock the door.
(ドアに鍵をかけるのを忘れなかった。)
使い分けのコツ
迷ったら、次のように考えるとわかりやすいです。
自分が覚えている・思い出す
→ remember
- I remember her name.
- I remember meeting him.
誰かや何かが思い出させる
→ remind
- Please remind me tomorrow.
- This smell reminds me of home.
初心者向けのシンプルな覚え方
まずはこのように覚えるのがおすすめです。
- remember = 自分で覚えている、思い出す
- remind = 人に思い出させる
短く言えば、
- remember は「記憶がある」
- remind は「記憶を呼び起こす」
です。
remember / remind の違いまとめ
最後に整理します。
- remember は「覚えている」「思い出す」
- remind は「思い出させる」
- remember は自分の記憶に注目する
- remind はきっかけや相手に注目する
- remind 人 of 物事
- remind 人 to do
- remember doing と remember to do は意味が違う
迷ったら、
- 自分で思い出す → remember
- 誰かに思い出させる → remind
と考えるとわかりやすいです。
似た場面で使われる単語ですが、
主語が思い出すのか、思い出させるのか に注目すると、自然に使い分けやすくなります。

