習慣は3週間だけ続けなさい 「認知科学」×「コーチング」が教える自分を変える方法【書評】

読書
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『習慣は3週間だけ続けなさい 「認知科学」×「コーチング」が教える自分を変える方法』を読んだ感想です。

挫折しがちな習慣化を3週間、3ステップで達成

本書は、英語学習やダイエットなど、挫折しがちな習慣を身につけることができる方法を説明しています。

私は習慣化の本を読むのが好きで、それってつまり、習慣化に失敗してるってことなんですが、本書は今まで読んだ本の中で一番とっつきやすい印象を受けました。

今まで読んだ本の中で一番納得したのが以下の本ですが、それよりシンプルです。

個人的には、上記の本と今回の本を合わせて読むと効果が上がると思いました。

各期間に合ったステップアップと動機の移行と自己効力感がカギ

本書では、自己効力感を保ちながら、外的動機づけから内的動機づけへの移行が習慣化のコツだと言います。

自己効力感は、「俺ならできる!」という自信を指します。これがないと習慣化の努力が続きません。

外的動機づけは、「こんな人になりたい!」「かっこよく見られたい!」など、外部から訪れる動機です。そして内的動機づけは、「楽しいからやってる」「歯磨きみたいにしないと気持ちわるい」みたいな自分の内から発生する動機です。

習慣化するには、スムーズに外的動機から内的動機に移行することが大事なのです。それを3週間で無理なく移行させるのが、本書のノウハウです。

このノウハウがまさに絶妙で、読んでいて思ったのは、本書に書かれている手順や回数、目的を少しでも間違えると失敗する可能性が高まりそうだ。ということでした。

習慣化の1週目は、物足りないくらいの内容で習慣化のトレーニングに抑えよと書かれていますが、これは最初の1週間での挫折の可能性が一番高いからで(40%程度はこの期間に挫折するそう)、その期間をクリアすることを第一にしているからです。逆にいうと、ここの期間を過ぎればグッと習慣化の成功率が上がるそうです。

そして、2周目で習慣化の強度を調整し、3周目で外的な動機から、この習慣が楽しいと思えるような内的な動機に移行させるのです。

今まで習慣化に失敗するのは、この習慣化の常識を知らなかったからかもしれない。と思いました。

習慣化のハウツー本だからか、主張は何度も繰り返されていますし簡易な言葉でまとめてくれているのでスラスラ読めました。

本書を読んで、まずは懸垂が10回できるような習慣化をつけてみようと思いました。習慣化できたらブログに書こうと思います。

終わり。

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