AI時代は「迷うコスト」が一番高い。とにかく作って、そこから考えよう

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先日、こんなことをXに投稿しました。

「今、AI使って新しくWebサービスとかアプリ作ってる人は、『使われない』って悩むのは勿体ないよね。

本当は、自分の欲望のままに作りたいものをじゃんじゃん作りまくって、ちょいと広告とか課金を置いて放置でいいんだから。

大体は爆死だけど、何個か筋が良ければ、時間が味方になって、気づいたらアクセスも集まってる。」

すると、思ったより反響がありました。

自分の中ではかなり当たり前になっていた考え方だったので、少し意外でした。

なので、もう少し詳しく書いてみます。

【動画】

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ニッチなサービスは、まだまだ全然足りていない

まず前提として、私は、

ニッチなサービスやツールは、まだ世の中に全然足りていない

と思っています。

最近、私はあるアプリを作りました。

そのアプリに関連するキーワードをApp Storeで検索すると、検索結果はほぼゼロです。

つまり、その用途に特化したアプリが、ほとんど存在していません。

ところが、そのアプリは現在、月に200弱ダウンロードされています。

さらに、検索などで表示されるインプレッションは、月1700程度あります。

競合アプリがほぼ存在しないのに、毎月それくらいの人が関連キーワードを検索しているわけです。

今のところ、私はそのアプリを作ってほぼ放置しています。

マネタイズも、まともにしていません。

それでも毎月ダウンロードされています。

ちゃんと磨いて、課金や広告などを整えれば、それなりに稼いでくれるアプリに育つ可能性は十分あると思っています。

こういう市場は、おそらくまだ無数にあります。

ニーズを調査してから作る必要すらなくなってきた

ここで重要なのは、

「ニーズがあるかどうかを完璧に調査してから作る」という順番自体が、AI以前の考え方になりつつある

ということです。

何か思いついた。

だったら、とりあえず作ってしまえばいい。

世の中に出してみれば、ニーズがあるかどうかは数字で分かります。

昔の私は、少し違いました。

AIで簡単にアプリが作れるようになる前は、ある程度ニーズが見えなければ、なかなかGOサインを出せませんでした。

理由は単純です。

アプリを一つ作るコストが高かったからです。

開発に何週間、何ヶ月とかかる。

当然、一人で作れる本数には限界があります。

だから、

「これは本当に需要があるのか」

「競合はいるのか」

「収益化できるのか」

と、作る前にかなり考える必要がありました。

つまり、限られた開発リソースをどこに投入するか、選択しなければならなかったわけです。

でも、AIによって、この前提がかなり変わりました。

今は以前よりはるかに低いコストで、アプリやWebサービスを作れます。

だったら、選択する必要そのものが減ります。

AとBのどちらを作るべきか悩むくらいなら、

AもBも作ればいい。

それができる時代になりました。

「でも、みんなAIで作るようになるのでは?」

こういう話をすると、

「でも、AIで簡単に作れるなら、他の人も同じものを作るようになるんじゃないの?」

という話になります。

それは、おっしゃる通りです。

今は競合がいないニッチ市場でも、将来的には競争が激しくなるかもしれません。

AIによって開発コストが下がれば、今まで放置されていた小さな市場にも、どんどんサービスが生まれるでしょう。

では、今から作る意味はないのか。

私は全然そんなことはないと思っています。

というより、

そんなことを言い始めたら、どんな仕事だって同じです。

今ある仕事も、サービスも、会社も、将来なくなる可能性があります。

永遠に安泰なものなんて、ほとんどありません。

重要なのは、

「このビジネスは10年後も存在するだろうか」

と延々考えることではなく、

存在している間に利益を得て、その間に自分も次へ変化していくこと

だと思っています。

AIの進化は速いですが、人間や社会の変化はそこまで一瞬ではありません。

その時間差の中には、まだまだ大量のチャンスがあります。

AI時代は「迷うコスト」が一番高い

だから最近、私は、

迷うコストが一番高い

と思うようになりました。

「このアイデアは本当に需要があるのか」

「もっと良い企画があるんじゃないか」

「競合が出てきたらどうしよう」

「ちゃんと作り込んでから公開した方がいいんじゃないか」

そうやって一ヶ月考えている間に、小さなアプリなら何本も作れるかもしれません。

そして、その中の一本が意外と使われるかもしれない。

だったら、

まず作って、そこから考えればいい。

使われなかったら放置する。

少し使われたら改善する。

かなり使われたら、本腰を入れる。

そのくらいでいいと思っています。

AIが立派なものを作るからこそ、逆に罠がある

少し面白いのは、AIの性能が高くなればなるほど、

「ちゃんとしたものを作りたい」

という気持ちも強くなることです。

AIに頼めば、UIもかなり綺麗に作ってくれる。

機能も増やせる。

コードも整理できる。

すると、ついつい一つのアプリにこだわり始めます。

もっと完成度を上げよう。

もっと機能を追加しよう。

この一本で勝負しよう。

もちろん、それが合っている人もいると思います。

一つのサービスを徹底的に育てて、大きな事業にする。

それも立派な戦い方です。

ただ、私の流派は少し違います。

私の流派は、AI時代でも「とにかく打つ」

私が昔からやっているのは、

とにかく打つ

という方法です。

思いついたら作る。

公開する。

反応を見る。

ダメなら次へ行く。

少し数字が出たら残しておく。

時間が経つと、検索からじわじわ人が来ることもあります。

そして、ある日確認してみると、

「これ、意外と育ってるな」

というアプリが出てくる。

ほとんどは爆死します。

でも、それでいいんです。

一本一本を絶対に成功させようとするのではなく、

大量に打って、時間と市場に選んでもらう。

AIによって開発コストが下がったことで、この戦い方は以前よりさらに強くなったと思っています。

AI時代だからといって、私のやり方が変わったわけではありません。

むしろ、

AIによって「とにかく打つ」が、さらにやりやすくなった。

そんな感覚です。

作る前に正解を探しすぎない。

思いついたら、とりあえず作る。

そして世の中に置いてみる。

今は、それが許される時代です。

だったら、その環境を最大限使った方がいい。

迷うくらいなら、作る。

これが、今の私の基本方針です。

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