小説8万字は1日何文字書けば終わる?期間別の目安まとめ
小説を8万字書きたいとき、まず気になるのが
「1日何文字書けば間に合うのか」
ということではないでしょうか。
8万字という数字は、短すぎず長すぎず、長編の入口としてかなり現実的です。
一方で、感覚だけで進めると、
- 思ったより進まない
- 毎日のノルマが重すぎる
- 締切直前で苦しくなる
ということも起こりやすいです。
そこでこの記事では、
8万字を1か月・2か月・3か月・半年で書く場合の1日あたりの目安を整理し、
さらに、無理なく続けるための考え方もあわせて解説します。
8万字を書くときの1日ノルマの目安
ざっくり言うと、8万字を書くための1日あたりの目安は次の通りです。
| 期間 | 1日あたりの目安 |
|---|---|
| 30日 | 約2,667字 |
| 60日 | 約1,334字 |
| 90日 | 約889字 |
| 120日 | 約667字 |
| 180日 | 約445字 |
この表を見ると分かる通り、
3か月なら1日900字弱、半年なら1日450字前後です。
逆に、1か月で8万字を書こうとすると、毎日2,600字以上必要になります。
これはかなり強めのペースです。
8万字はどのくらいのボリューム?
8万字は、長編小説としてかなり書きごたえのある分量です。
たとえば、
- Web小説の一区切り
- Kindle小説としてまとめやすい長さ
- 商業小説の感覚でも十分に長編寄り
という印象です。
また、400字詰め原稿用紙に換算すると、
8万字は約200枚です。
つまり「8万字」と聞くと大きく感じますが、
「原稿用紙200枚」と考えると、意外と具体的に見えてきます。
1か月で8万字書く場合
1日あたり約2,667字
30日で8万字を書く場合、必要な文字数はこのくらいです。
80,000 ÷ 30 = 約2,667
かなり負荷は高い
1日2,600字以上を毎日続けるのは、かなり強いペースです。
特に、
- 平日は忙しい
- 書けない日がある
- 改稿も入れたい
という人には、やや重いです。
向いている人
- すでに毎日書く習慣がある
- 連載中で勢いがある
- 初稿を短期間で一気に書きたい
1か月は、短期集中型の計画です。
2か月で8万字書く場合
1日あたり約1,334字
60日で8万字なら、1日1,300字前後です。
80,000 ÷ 60 = 約1,334
現実味がかなり出てくる
1日1,300字前後になると、だいぶ現実的です。
集中すれば1時間前後で届く人も多いでしょう。
向いている人
- 毎日少しずつ積み上げたい
- 平日も休日も少し書ける
- ある程度ペースを作れる
2か月は、頑張れば十分狙えるラインです。
3か月で8万字書く場合
1日あたり約889字
90日で8万字の場合は、1日900字弱です。
80,000 ÷ 90 = 約889
かなり続けやすい
1日900字前後なら、負担感はかなり下がります。
毎日きっちり長時間取れなくても、続けやすい量です。
こんな人に向いている
- はじめて長編を書く
- 無理のない計画にしたい
- 書けない日も多少ある
- 途中で構成調整や見直しもしたい
8万字を書くなら、3か月はかなりバランスが良いです。
個人的にも、最初の目安としておすすめしやすい期間です。
半年で8万字書く場合
1日あたり約445字
180日で8万字なら、1日450字前後です。
80,000 ÷ 180 = 約445
とても続けやすい
1日450字前後なら、かなり軽めです。
「今日は少ししか書けなかった」という日でも進みやすい量です。
向いている人
- 忙しくて執筆時間が読みにくい
- 毎日少しだけ書きたい
- 長く楽しみながら書きたい
- 他の仕事や育児と並行したい
半年計画は、挫折しにくさを重視する人向きです。
どの期間が一番現実的?
多くの人にとって現実的なのは、
2か月〜3か月です。
理由はシンプルで、
- 1か月だとノルマが重すぎる
- 半年だと気が緩んで失速しやすい
- 2〜3か月は負荷と緊張感のバランスが良い
からです。
特に、はじめて8万字規模を書く人なら、
まずは3か月で考えてみるのがちょうどいいと思います。
毎日書けない人はどう考える?
ここがかなり大事です。
実際には、毎日必ず書けるとは限りません。
仕事、家事、体調、予定などで、どうしても書けない日はあります。
その場合、単純に「日数で割る」だけだと苦しくなります。
たとえば90日あっても、
- 毎週1日は休みたい
- 月に2〜3日は完全に書けない
- 最後に見直し日を取りたい
ということは普通にあります。
なので、本当は
使える日数だけで割る
のが正解です。
たとえば、90日あるけれど、
休みや予備日を引いて実際に書ける日が70日なら、
80,000 ÷ 70 = 約1,143
となります。
見た目の90日より、実際の負荷はかなり上がります。
無理のない1日文字数の目安
ざっくりした感覚ですが、執筆の負荷はこのくらいで考えると分かりやすいです。
| 1日文字数 | 体感 |
|---|---|
| 500字前後 | かなり軽い |
| 800〜1,000字 | 続けやすい |
| 1,500字前後 | しっかり書く |
| 2,000字以上 | かなり頑張る |
| 3,000字以上 | 強めの負荷 |
この感覚で見ると、
- 半年で8万字 → 軽め
- 3か月で8万字 → 続けやすい
- 2か月で8万字 → しっかり書く
- 1か月で8万字 → かなり強い
というイメージです。
1話あたりで考える方法もある
連載形式や章立てで書く人は、
1日文字数ではなく、1話あたりの文字数で考えるのも有効です。
たとえば8万字を20話にするなら、
80,000 ÷ 20 = 4,000
で、1話4,000字です。
もし20話を10週間で書くなら、
週2話ペースで進める設計もできます。
このように、
- 総文字数
- 1話の長さ
- 1週間の更新本数
に分けて考えると、計画が立てやすくなります。
注意|初稿だけで終わらないことも多い
執筆計画を立てるときに忘れやすいのが、
書き終わったあとにも時間が必要だということです。
たとえば、
- 誤字脱字の修正
- つながりの確認
- 話の順番の見直し
- タイトルやあらすじの調整
などです。
なので、本当に締切がある場合は、
最後の数日〜1週間くらいを予備日として残しておくと安心です。
正確に逆算したいなら、締切逆算ツールを使うのがおすすめ
ここまでの計算は、かなりざっくりした目安です。
でも実際には、
- 休み曜日
- 書けない予定日
- 現在の進捗
- 話数
- 原稿用紙換算
- 予備日
まで考えたくなることが多いはずです。
そんなときは、こちらのツールを使うとかなり楽です。
このツールなら、
- 目標文字数
- 締切日
- 休み曜日
- 追加で休む日数
- 現在の進捗
- 1話あたりの目安
などを入れて、より現実的な1日ノルマを出せます。
まとめ|8万字なら、まずは3か月を基準に考えると良い
8万字を書くための1日文字数は、期間によってかなり変わります。
- 1か月 → 約2,667字
- 2か月 → 約1,334字
- 3か月 → 約889字
- 半年 → 約445字
この中で、最もバランスが取りやすいのは
2か月〜3か月です。
特に、はじめて長編を書く人や、無理なく続けたい人なら、
まずは3か月・1日900字前後を目安に考えると進めやすいです。
そして、毎日書けるとは限らないので、
本当に使える日数で計算し直すことが大切です。
ざっくりの目安を知ったあとで、
休みや予備日も含めて正確に逆算したい方は、
執筆締切逆算ツールも使ってみてください。
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より正確に計画を立てたい方はこちら。
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