仕事に集中できるのは4時間だけ
先日、Slackが、1万人以上の従業員に対して労働時間や生産性に関する調査を行い生産性最大化に役立つ情報をまとめたレポート「Workforce Index」を公開しました。
中身が英語で長いので、ChatGPTに要約してもらうと以下のような内容です。
Slackの記事「仕事後の時間と生産性の低下の間の意外な関係」は、労働時間の構造化が従業員の生産性、健康、満足度にどう影響するかを研究しています。主な発見は以下の通りです:
- 標準勤務時間終了後に仕事をすることを強いられている従業員は、終了時にログオフする従業員より生産性が20%低い。
- 勤務中の休憩が生産性と健康に良い影響を与えるが、半数のデスクワーカーはほとんど休憩を取らない。
- デスクワーカーは1日4時間の集中作業が理想的で、2時間以上の会議は多すぎると感じる。
- 午後3時から6時の間は多くの従業員にとって生産性が低下する時間帯である。
この研究は、従業員の時間管理についての新しい洞察を提供し、質の高い労働時間と休息のバランスの重要性を強調しています。
このレポートによると、デスクワーカーの集中作業は4時間程度が理想だということです。
これで良いのだ
それで、私ごとなんですが、このレポートを読んでとても勇気づけられました。
私は朝に集中して一気に個人開発をするパターンが多いのですが、それでも集中して作業できるのは3時間前後だと感じていました。
そのため集中したい仕事の時はストップウォッチを使って、45分作業、15分休憩の3セットを限度に仕事をすると決め、実行しています。
おそらく、本当だったら4〜5セットくらいは頑張れるような気がしますが、前に4セット目に取り掛かった時に、途中で凄い嫌な気持ちになったので、今は3セットにしています。
メインの仕事をやったら、残りはそこまで集中力が必要ない作業だったり、ブログだったり、調べ物だったり、アニメやドラマを流しながら必要な仕事をリラックスしながらのんびりするような感じです。ずっと忙しくて私語もほとんどなかったサラリーマン時代の感覚で言うと、ほぼサボってる感じがして、なんとなく負い目を感じることもありました。
そのため、これまで「3時間しか集中して働いてないのって良いのかな?」と軽い不安を感じることもあったんですが、このレポートのおかげで自信を持って3時間前後しか集中できないんだから良いんだ!と思えました。
デスクワークは作業効率をどれだけ高めて効率よく仕事をするかが一番大事ですし、毎日安定した仕事の出力を出すことも同じくらい大事です。
以前に読んだ本「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」でも、集中力を高めたり維持することは難しいから、いかに集中力が高い時間に集中力が必要な作業をこなすかが大事だと書いてました。また、脳のゴールデンタイムは起きてから3時間前後という話なので、朝にいかに質の高い仕事ができるかが鍵だと思いました。
ということで、今後はより一層、「いかに集中できる時間を増やすか?」ではなく、「いかに集中できる4時間の間に仕事量を増やせるか?」にフォーカスして仕事をしていこうと思いました。