GPT-4o miniで個人開発の幅が広がった

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GPT-4o mini登場

7月18日にOpenAIから、GPT-4o miniが発表されました。

OpenAI、軽量で安価なマルチモーダルAI「GPT-4o mini」リリース
OpenAIは、軽量で安価なマルチモーダルAIR「GPT-4o mini」をリリースした。アプリ開発者向けのAPIは従来のハイエンドモデルより1桁安く、GPT-3.5 Turboよりも高性能としている。

このモデルが凄いのは、性能は高いのに安いということです。

この値段でこの精度の高さなら、様々な個人開発のアプリに組み込むことが可能な具体的なイメージが湧きます。

正直、今までのモデルの値段だと、せっかくAIを活用したアプリを作っても元が取れない感じでした。

例えばGPT-4では、ユーザーがAPIを使って何かを生成すると1回1円前後かかるのですから、気軽に実装して使用することはほぼ無理でした。

ですが、GPT-4o miniは比べ物にならないほどに低料金なので、使用の幅が断然に広がりました。

まさにGPT-4o miniから、アプリケーション上でAIが活用される土台ができたと個人的には感じたのです。

今後、一気に多くの便利なアプリが登場するのは必至です。

個人開発者も、うまくGPT-4o miniを利用できれば、ライバルに差をつけることができるかもしれません。

インステ広告と相性良し

ちょっと技術的な話になりますが、スマホアプリでGPT-4o miniを活用するなら、インステ広告という広告の種類が相性がいいです。

インステ広告とは、短めの全面広告のことです。

「AIで生成します。その間広告が流れます」のような文言を表示して広告を流せば、ユーザーはストレスを感じにくいはずです。

正確に計算していませんが、GPT-4o miniの料金なら、インステ広告の表示で得られる収益の方が生成AIのコストを上回るはずなので、使われれば使われるだけ儲かるというシンプルな計算が成り立つのも優秀です。

ということで、GPT-4o miniの登場で、本格的に個人開発に生成AIを取り込む準備が整ったと感じた話でした。

終わり。

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