「誰でもできるが、誰もやらないことをやれ。」里崎智也さんのビジネスチャンスの見つけ方と勝ち方

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野球全試合チェック

先日、里崎智也さんの仕事論の記事を読んで「この人の考え方、凄いなぁ」と思いました。

引退後も「1億円プレーヤー」 元プロ野球選手・里崎智也さんの資産形成

里崎さんは元プロ野球選手で、現在は野球解説や人気のYoutube番組を持っています。

野球でも成功した里崎さんですが、引退後のキャリアも成功し、目標の年収1億円を数年で達成したそうです。

何が彼の成功の秘訣かというと「誰でもできるけど、誰もやらないことを見つけてやれ!」ということでした。

里崎さんの「誰でもできるけど、誰もやらないこと」は、12球団全試合を絶対に全てチェックするというものです。

(前略)里崎さんのユーチューブでは「12球団全試合総チェック」が看板コーナーです。シーズン中に毎週12球団の全36試合をフルで見た上で週2回、各1時間ほど解説するコンテンツです。大変な労力では。

◆こんなの誰でもできるんですよ。試合を見ればいいわけだから。でも、そんな面倒くさいことは誰もやらない。誰でもできるけど、誰もやらないことをどこまでやれるか。ここにビッグチャンスがあると思っています。(中略)僕の流儀は全試合見られなかったら、ちゃんと「見なかった」と言うこと。例えば「100個ブランド品を持っている」と言っていたのに、うち1個が偽物だったとばれたとしましょう。そうしたら、残り99個が本物だとしても「他も偽物なんじゃないか」と疑われる。それは心外じゃないですか。知ったかぶりすれば、いずれ視聴者にばれて評判が落ちます。だから「できない」「知らない」「見てない」を正直に言うことが僕のスタンスです。

引退後も「1億円プレーヤー」 元プロ野球選手・里崎智也さんの資産形成

野球って1試合終わるのに数時間かかります。これを全部、つまり6試合全てチェックするというのです。これは確かに誰もやらないですね。

里崎さんが毎日、一体どんなスケジュールでこの作業をやってるのかと思って調べたら、以下の動画が見つかりました。

朝7時から試合を見て、その後に野球の解説や番組の仕事をやり、最後にYoutubeの撮影をするという凄いスケジュールでした。

全試合を見るだけなら、やろうと思えば誰でもできるけど、あまりに面倒で誰もやらないことだな。と動画を見て思いました。

野球の試合を全て見る行為自体は一銭のお金も発生しませんが、全試合を見ているからどんな解説でもできるし、仕事を依頼する側も安心感が違います。全試合チェックによって様々な仕事が舞い込んでくるそうです。

成功の秘訣はこの全試合チェックにあると言っていました。

応用が効く凄い発想。個人開発でもなんでも

この「誰でもできるけど、誰もやらないこと」はかなり人生の成功の秘訣のような気がしました。

世界一有名な投資家「ウォーレン・バフェット」は、上場企業が出している年間報告書を誰よりも熟読しているそうです。

現在株式投資をしている一般投資家で、上場企業が出している年間報告書を全て読み込んでる人はどれだけいるでしょうか?

自分の場合

振り返って私自身、個人開発で「誰でもできるけど、誰もやらないこと」をしてたかもな。と思うのは、毎日ブログを更新し続けた経験です。プログラミングで学んだこと、個人開発で失敗したこと、現在自分が感じていることを100日以上、毎日連続で投稿していました。

個人開発を始めたばかりの人間で毎日連続でブログを書く人間はそうそういないので、その物珍しさの効果で連続投稿をやめる時には、毎月5〜10万PV(変動は大きかったですが)くらいブログ流入がありました。

その当時は別に宣伝するプロダクトもなかったし、アクセス数が凄いのかどうかよくわかっていなかったのですが、今になって考えるとちょっとしたモノだなと思います。

もし自分が何かプロダクトを作って宣伝が必要なものならば、この連続投稿はかなりの力になると思います。

このような「誰でもできるけど、誰もやらないこと」は、たくさん転がっています。

だって、誰もやってないですから。

ですが、自分の本業とマッチした領域で強い効果を発揮する場所を見つければ、唯一無二のポジションを築くことができ、ビッグチャンスにつながると思いました。

今後は、この「誰でもできるけど、誰もやらないこと」の視点を持って生活していこうと思います。

終わり。

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