生成AIと判断基準

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作るべき?作るのを遅らせるべき?

ChatGPTが急成長して、何かを作ろうとするときに、新しい判断軸が一つ加わりました。

それは、

「これを作るべきか?」そして「今すぐ作るべきか?」

という問いです。

これまでは、迷ったら「とりあえず作る」というスタンスでした。実際、作ってみると得られることの方が、作らないことより多かったからです。

でも、ChatGPTが登場して状況は少し変わりました。

生成AIのおかげで、作業そのもののコストはめちゃくちゃ下がりました。ただその結果、人間側の時間の価値が逆にすごく上がってしまったのです。

例えるなら、ランドセルの色の種類が突然爆発的に増えてしまい、「自由に選べる!」はずが、選択肢が多すぎて逆に選べなくなったような感じです。

また、AIが大体コードを書いてくれるので、作ることに対して、明らかに得られる経験値が減っています。

つまり、簡単に作れるようになったからこそ、「そもそも作る意味があるのか?」ということをまず考える必要が出てきました。

そして、そこにもう一つ、「それを今作る必要が本当にあるのか?」という新たな問題も出てきました。

生成AIの進歩はスピードが異常です。今日作るのに苦労するものが、半年後ならもっと簡単に、しかも高クオリティで作れる可能性が高い。1年後にはさらに楽に作れるでしょう。作る時期を遅らせれば遅らせるほど有利になるという、ちょっと変な状況です。

結局のところ、生成AIのおかげで「作るか?」「今すぐ作るか?」の判断を毎回求められるようになってしまいました。

まぁ正直、面倒くさいですね。

でもこの「面倒」は逆にチャンスかもしれません。新しい基準をちゃんと持って判断できる人は、それだけで大きなアドバンテージを持つことになるでしょう。

私自身も、「作る意味」と「タイミング」の両方を慎重に見極めながら、これからの創作活動を楽しんでいこうと思います。

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