「anxious」の使い方完全ガイド

はじめに
「anxious」の基本的な意味
「anxious」の使い方と例文
「anxious」と「worried」「eager」の違い
まとめ
基礎単語を身につけるなら「英単語ターゲット1900」

はじめに

英語の「anxious」は、「不安な」「心配な」「切望している」といった意味を持つ形容詞です。日常会話やビジネスシーンでもよく使われる単語ですが、文脈によってポジティブな意味とネガティブな意味の両方で使われる点に注意が必要です。本記事では、「anxious」の意味や使い方を例文とともに詳しく解説します。

「anxious」の基本的な意味

「anxious」は主に以下の2つの意味で使われます。

不安な、心配している（ネガティブな意味）
- She is anxious about her test results.（彼女は試験の結果を心配している。）
- I feel anxious when I have to speak in public.（人前で話すとき、不安を感じる。）
～を切望している、楽しみにしている（ポジティブな意味）
- He is anxious to start his new job.（彼は新しい仕事を始めるのを待ち望んでいる。）
- We are anxious for the concert to begin.（私たちはコンサートが始まるのを楽しみにしている。）

「anxious」の使い方と例文

1. 「anxious about + 名詞」（～について不安に思う）

「anxious about」は、「～について心配している、不安を感じている」という意味になります。

She is anxious about her health.（彼女は健康について不安を感じている。）
He was anxious about missing the flight.（彼は飛行機に乗り遅れることを心配していた。）

2. 「anxious to + 動詞」（～したくてたまらない）

「anxious to」は、「～を強く望んでいる、早く～したい」という意味で使われます。

I am anxious to see the results.（私は結果を早く見たくてたまらない。）
They are anxious to meet the new manager.（彼らは新しいマネージャーに会うのを楽しみにしている。）

3. 「anxious for + 名詞」（～を待ち望んでいる）

「anxious for」は、「～を楽しみにしている、切望している」という意味で使われます。

The students were anxious for summer vacation.（生徒たちは夏休みを楽しみにしていた。）
She is anxious for a reply.（彼女は返事を待ち望んでいる。）

4. 「anxious that + 主語 + 動詞」（～を心配している）

「anxious that」は、「～を懸念している、心配している」という意味になります。

I am anxious that he might be late.（彼が遅れるのではないかと心配している。）
She was anxious that the plan wouldn’t work.（彼女はその計画がうまくいかないのではと不安だった。）

「anxious」と「worried」「eager」の違い

「anxious」と似た意味を持つ単語に「worried」や「eager」がありますが、それぞれのニュアンスが異なります。

単語	意味	例文
anxious	不安な、切望している（ポジティブ・ネガティブ両方）	She is anxious about her future.（彼女は将来について不安を抱いている。）
worried	心配している（ネガティブな意味が強い）	He is worried about his job interview.（彼は仕事の面接を心配している。）
eager	熱望している（ポジティブな意味のみ）	She is eager to learn new skills.（彼女は新しいスキルを学ぶことを熱望している。）

まとめ

「anxious」は「不安な」「心配している」というネガティブな意味と、「～を切望している」「楽しみにしている」というポジティブな意味の両方を持つ形容詞です。「anxious about」「anxious to」「anxious for」などの表現を理解し、適切に使いこなしましょう。また、「worried」や「eager」との違いを理解することで、より正確な英語表現が可能になります。