株はしちゃいけないを守ると成功する可能性が高い
株式投資を始めたばかりの人は、「どの銘柄に投資すれば良いか?」「どのタイミングで買えば良いか?」など「投資はどんな行動をするのがベストか?」を勉強すれば良いと思いがちですが、それよりも「避けたほうが良いアクション」を覚えた方が成功する可能性が高いと思います。
正直、プロじゃないなら、株式投資でそこまで厳密にパフォーマンスを追う必要はないと思っています。
例えば、あなたが毎日通勤でスターバックスのコーヒーを飲んでいて、「この会社はまだまだ伸びるなぁ」と思って、気に入ってるのなら買えば良いのです。スタバの熱心なユーザーである、あなたがそう思うなら、おそらくスタバの株は有望である可能性が高いです。
けど、もしあなたがスタバの株が買って、その後にすぐに上がったからと大した理由もなく、すぐに売ってしまえば、将来に取れたはずの利益を逃してしまう可能性があります。
こう言ったものが、避けた方が良いアクションです。
以下は(私の個人的な意見ですが)一般的な個人投資家として「避けた方が良いアクション」の一覧です。
- 短期売買をしない
- 割高な株は買わない
- 信用取引・レバレッジ取引・オプション取引はしない
- 相場が下がる方に賭けない
- 自分が全くわからない分野の株は買わない
- 下がってもすぐに売らない
- 上がってもすぐに売らない
- いくら自信があっても集中投資はしない
…どうでしょうか?
ネットで検索したら、すぐに出てくるようなものでしょう。
けど、このルールを守れない人は意外と多いと思います。実はこの鉄則は、人間の直感に反する項目が多くあり、守るのは意識しないと難しい内容です。
だから色んな人が繰り返し言ってるんですね。
以下で、各項目を詳しく説明します。
短期売買をしない
短期売買は、頻繁な売買を繰り返すため、手数料や税金がかさみ、投資のリターンが減少するリスクがあります。
また、短期的な価格変動に振り回されることが多く、感情的な判断によって損失を出す可能性が高まります。
割高な株は買わない
割高な株は、人間で言うと「超優等生」です。
超優等生は、世間の期待が高すぎるので、例えば大学受験で東大に落ちたら、株価は暴落します。赤信号を守らずに横断歩道を渡ったら、悪い噂が立って暴落します。さらに、もし東大に受かっても、皆当然だと思っているので驚かれません。
つまり、割高な株を買うと、成長が価格に織り込まれているため、将来的な上昇余地が限られてしまいます。また、割高な株は下落するリスクも高く、市場全体の調整が入ると急速に価値が下がる可能性があります。
一方、割安な株は「劣等生・不良」です。不良がおばあさんの手助けをしたら株は鰻登りですし、劣等生が都内の有名私立に入っただけで、大騒ぎです。
つまり、割安株を買う方が、リスクを抑えつつ高いリターンが期待できるのです。
信用取引・レバレッジ取引・オプション取引はしない
信用取引・レバレッジ取引・オプション取引は、多くの人間には扱いきれない代物です。
私の個人的なイメージで言えば、家で虎や熊を飼い慣らそうとしているようなものです。
相当に人間離れした人物じゃないと制御できないですよね?そんな感じです。
信用取引やレバレッジ取引は、借り入れた資金を利用して大きなポジションを取るため、成功すれば大きな利益が期待できますが、失敗すれば損失が膨大になります。
相場が下がる方に賭けない
相場が下がる方に賭けるのは、人類の全てを敵に回す行動だと認識してください。
一つ考えてください。この20年間で、私たちの生活はどれくらい進化したでしょうか?
スマホやゲーム、アニメ、食事、旅行など、めちゃくちゃレベル上がってるし、便利になっていませんか?
もしアインシュタインが現代に生き返って、今の私たちの生活を見たら、あの天才でも度肝を抜かれるでしょうし、現代人と知識勝負をしたらアインシュタインより賢い人が何人もいるはずです。
要するに、人類はとんでもないスピードで一致団結して価値を生み出しているのです。
これに真っ向から勝負するのが相場が下がる方に賭ける行為です。
相場が下がる方に賭ける(ショートポジションを取る)ことは、リスクが非常に高い行動です。
自分が全くわからない分野の株は買わない
自分が理解していない分野の株を購入すると、その業界や企業のリスクや成長性を正確に判断できないため、思わぬ損失を招く可能性があります。
十分な知識と理解を持つことで、適切な判断を下しやすくなり、長期的な成功につながります。
下がってもすぐに売らない・上がってもすぐに売らない
価格が一時的に下がったとしても、すぐに売却してしまうと、長期的なリターンを得る機会を失います。
また、価格が上がったからといって、すぐに売ってしまうと、さらなる成長の機会を逃す可能性があります。
いくら自信があっても集中投資はしない
予想は外れます。
いくら自分に自信があっても、一点に集中すると間違えて時に修正が効きません。
数銘柄に分散させれば、一つが失敗しても、他の一つが成功する可能性が高まります。