中村航さんの『これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。』を読んだ感想です。
自分でも小説が書けそうだと思った
書評と言っても、本の中身を読むのが一番早い!と、そう言いたいくらい無駄がなく、それでいて充実した内容の本です。
なので、このブログ記事は、自分の感じたことだけ書きます。
この本を読んだら「自分でもちゃんとした小説が書けそうだ」と思わせてくれます。
様々な小説の書き方の指南書を読みましたが、個人的には本書が一番分かり易かったです。
それは、本人が「小説を書くのが苦手」と述べており、そのため試行錯誤したためだそうです。
試行錯誤して強固な方法論を築き上げたから、それを人に教えることができるのです。
「小説とは?」から始まり、アイデアの出し方、面白い小説の書き方まで、小説を書きたい人がぶつかる壁の乗り越え方を丁寧に教えてくれます。
総まとめのような
小説の方法論の本をいくつか読みましたが、この本が一番簡潔でいて、網羅されていると感じました。
広く、それでいてちゃんとそれぞれ必要な深さまでしっかり深く抑えている、そんな洗練された感じがします。
本書を手元に置いて小説を執筆すれば、こんな自分でも、ちゃんと小説を完成させることができるかもしれないと思えました。
あまりに良かったので、Kindle本で買った後、紙の本も買っちゃいました。
その価値があると思ったからです。
良い本です。小説を書きたいなら、まずはこの本からスタートするのが良いのではないでしょうか。
本書を読んだら、あとは書くのみ!だ!